Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2015 冬の道東ぶらり紀行③【苦行「スーパーおおぞら5号」で道東へ】

2015年03月01日 22時00分00秒 | 鉄道旅

2015年2月18日

 

 

 

 

 

今日も札幌は穏やかな天気。
大浴場で朝風呂の後、朝食会場へ。うわっ満員。しかも何故か中国と思われる外国の方が多いな。
この時はあまり気にせず、プチいくら丼を堪能。こちらのホテルは朝食が美味しいことで有名。

 

 

 

 

 

身支度を整えて午前10時50分、「ホテル京阪札幌」をチェックアウト。
大浴場付きでJRビュー。朝食が美味しく部屋も静かでとてもいいホテルだった。
札幌はいいホテルが多いので、どこにするか迷う。


札幌駅に行き11時51分発「スーパーおおぞら5号」自由席の列へ。
道東フリーパスなので指定席に乗れるけど、あいにく満席。自由席の列もどんどん伸びる。列車が入線しドアが開くと自由席は一気に満席。

 

 

 

 

 

 

何やらまたしても中国人が異様に多いな。そうか、ニュースでやってた旧正月(春節)!
指定席がやたら満席になっているのはこの影響?ようやく気付いた。我ながら鈍すぎ。
しまった、閑散期を狙ってリフレッシュ休暇を2月下旬にしたけど、大きな間違いをしていたかも。


列車は数分遅れで札幌を発車。すでに立ち客発生。そこへ車内放送。

「安全上の問題があり本日はグリーン車が連結されていません、その為車内販売はありません」

なにーっ!マジで?車内販売あてにして何にも買ってない。ペットボトルのお茶のみ。釧路まで4時間もあるのに。
安全上の問題ってことは車両故障か?


南千歳からはさらに大勢の乗車があり、自由席は通路までギッシリ。半分は中国の方。


列車は石勝線へ。一連の事故の影響で、道内の特急は軒並み最高速度を落として運転されている。
「スーパーおおぞら」もその一つ。


減速ダイヤになって初めての乗車だけど、「こんなに違うの?」という感じ。以前の爆走振りは影を潜め、スーパー特急の面影は無し。
安全第一なのでこれはしょうがないけど、「スーパーおおぞら」らしい安全かつ爆走をいつか取り戻してほしい。
トマムに到着すると多くの乗客が下車して、通路は何とか通れるほどに。

 

 

 

 

 

新得を経て、車窓にビルが見えてきた。そして帯広に到着。多くの乗客が下車。
ようやく乗車率が90%位になっただろうか。

 

 

 

 

 

利別川を渡る。景色はきれいだけど、お腹空いたしビールも飲みたい。

 

 

 

 

 

14時42分、池田。丘の上にワイン城が見える。

 

 

 

 

 

雪原が広がってきた。道東らしい景色。

 

 

 

 

 

15時40分、白糠。トイレに行きたくなってきたけど、隣の人テーブルでパソコン広げてるし。
あと20分だからガマン。そして定刻16時、ついに釧路に着いた~。

 

 

 

 

 

まずはトイレに直行。ようやく落ち着いた。ふ~っと一息。なかなかの苦行だった。
とにかく何か食べたい。エキナカのおにぎり屋さんでおにぎりとザンギを買い込みホテルへ。

 

 

 

 

 

今日から2泊お世話になるのは、釧路駅の目の前「釧路ロイヤルイン」。
こちらに泊まるのも10年振りくらいか。懐かしい。
さっそく部屋で、おにぎり&ザンギをあてにビール。あ~苦行の後の一杯は最高。
だいぶ落ち着いたところで再び駅へ。

 

 

 

 

 

釧網本線は暴風雪の影響で摩周-網走間が数日間運転見合わせとなっていたけど、今日の17時頃には運転再開見込みとなっている。
17時30分発摩周行に乗車。この便は定刻運行されるっぽい。キハ40単行の気動車は真っ暗な釧路湿原を走り抜ける。

 

 

 

 

 

18時20分、茅沼で下車。

 

 

 

 

 

タンチョウツルが来る駅として有名。

 

 

 

 

 

ここから真っ暗な道を歩くこと約15分。

 

 

 

 

 

暗闇に灯りが見えてきた。

 

 

 

 

 

ここは「憩の家かや沼」。温泉宿泊施設ですが日帰り入浴が可能。ここも10年振り。
受付で450円を支払って入館。ちゃんとリターン式コインロッカーがあるのでセキュリティも安心。


浴室に入ると温泉のいい匂いがプンプン。あ~たまらん。
体を洗い自分は露天風呂へ。もちろん源泉掛け流し。飲泉も可能。
ナトリウム-塩化物泉で無色透明のお湯は硫黄の匂いがして、飲むと独特のカン味がします。
素晴らしい湯。露天風呂の湯温は42℃くらい。ちなみに内湯も源泉掛け流しで40℃くらい。
夜だとわかりにくいですが、木々の向こうには結氷したシラルトロ湖の眺め。
平日の今日は人も少なく、湯船に注がれるお湯の音だけが響く。あ~最高。
たっぷり2時間30分コースで堪能させて頂きました。

<憩の家かや沼>★★★★★
泉質:S 眺め:A 癒し:A コスパ:A
泉質が素晴らしい上にロケーションが最高。人が少なければ自然に溶け込むような感覚になれる。
入浴料450円。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。
大自然の真っ只中で23時まで営業(受け付けは22時30分まで)。
10年振りに来たけど、改めて良さに感激。個人的No1温泉の湯ノ岱温泉と甲乙つけがたい素晴らしさ。

 

 

 

 

 

温泉を出て再び真っ暗な道を駅に戻る。結構怖い。

 

 

 

 

 

駅に着き21時30分発の釧路行を待つ。この列車は摩周-網走間運転再開後の一番列車。

 

 

 

 

 

シーンとした雪原に突然ジョイント音が響き、キハ54単行の釧路行が無事到着。
いつも空いてる夜便だけど、運休明けだから多少混んでるか?と思いきや、多少どころではない満員御礼!
しかもそのほとんどが中国人観光客。やっぱりこれか…。

 

 

 

 

 

22時16分、終点釧路到着。

ホテルに戻りビール飲んで就寝。明日はSL。

 

 

 

 


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