2015年2月20日
薄晴れの釧路。
今日は厚岸に行って牡蠣を食べるので、朝食は程々でセーブ。
午前10時30分、釧路ロイヤルインをチェックアウト。
設備の古さを感じるところもあったけど、以前と変わらぬ快適な宿泊だった。
料金もリーズナブルだし、特に朝食が美味しい。
11時13分発、快速「ノサップ」に乗車。隣のホームは今日もSLで大盛況。
花咲線も別保を過ぎるとエゾシカ多数。運転士さん大変。
厚岸で下車。向かうのは、丘の上に建つあの建物。
厚岸味覚ターミナル コンキリエ。
レストラン「エスカル」で数量限定の「えもん丼」を食べに来た。
牡蠣大好き人間の自分にはたまらない。あ~楽しみ。さっそく店内へ。
しかし、入口に記されていたのは・・・
本日分 完食?!
マジか?まだ開店して1時間じゃん。あ~テンションだだ下がり。
しかしエスカルには牡蠣メニューが多数あるので、その中から「牡蠣弁天島丼」を注文。牡蠣天の上にいくら。
美味しかった…けど、えもん丼に未練。
今度は開店と同時に来る…って、次来れるの何年後だ?
その後、駅前の「浜のれん」さんで焼き牡蠣を食して牡蠣を堪能。
13時29分発の列車に乗り釧路に戻る。
約90分の長~い乗り継ぎ時間が経過し、16時5分発の釧網本線網走行に乗車。
釧路を後にして、標茶へ。
夕暮れの釧路湿原を進む。すると、やはり細岡付近はエゾシカがわんさか。
運転士さん止むを得ず減速し頻繁に警笛を鳴らす。
運転士さん大変だけど、シカかわいいな(*´Д`)
エゾシカエリアを抜けて、夕暮れの湿原をひた走る。夕日が沈む雪の湿原。メッチャきれい。
16時50分、茅沼に到着。すると、いた!急遽下車。
華麗な姿のタンチョウ。今日は数が多い。
突然鳴き声が上がった。大きくて力強い。初めて聞いた。
そして辺りが暗くなると、羽を広げて飛び立っていった。
寒さを忘れて見入ってしまった。我に返ると、手が冷たいと言うより痛い。
見上げれば、空には宵の明星(?)と月。美しい湿原の夕暮れ。
6分程遅れてきた18時20分発 摩周行きに乗車。体がヒエヒエ。
18時42分、標茶で下車。
ここから徒歩約15分、今日から2泊お世話になる「ホテルテレーノ気仙」に到着。
ルルラン温泉と言われるモール泉があるホテル。もちろん黒湯。
さっそく温泉へ。21時まで外来入浴をやっているので、結構混んでる。
体を洗い露天風呂へ。広い岩風呂の露天。もちろん源泉掛け流し。コーヒーのような色の湯。
独特のいい匂いがする。泉質はナトリウム-塩化物泉。ヌルヌル感あり。飲泉も可能。
これはいい湯だ。冬の道東らしい冷たい空気と相まって最高に気持ちいい。
満天の星空を眺めながら2時間コースで堪能させて頂きました。タンチョウ観賞で冷えた体もポカポカ。
<テレーノ気仙>★★★★★
泉質:A 眺め:B 癒し:A コスパ:A
やはり泉質が最高。そのせいか地元の方がじゃんじゃん入りにいらっしゃる。
近所にこんないい温泉がある標茶町民が羨ましい。
入浴料500円。ボディソープ備え付けあり。ただしシャンプーは無し。
朝風呂は5時30分から営業。すごい。
いい温泉のあとは風呂上りのビールがグビグビ進む。
標茶の夜は更けてとても静か。明日は塘路湖へ。