2021年1月17日
社会復帰して半月。ようやくサラリーマンの生活感覚が戻ってきたような今日この頃。そんな中、週末近場温泉探訪で白馬へ。
今のところ長野県は緊急事態宣言対象地域ではないけど、感染拡大防止策は不可欠。
長野道安曇野ICを降りてオリンピック道路を走ること約30分、大町に到着。この辺りから急激に雪国と化す。路面にもシャーベットが残る。
高瀬川の橋から見える景色がきれいだったのでちょっと休憩。やっぱり冬の長野は雪景色が似合う。昨年は異様な暖冬で雪は無くスキー場もお手上げだったそうなので、今年は雪があってなにより。
こちらは北アルプス側。晴れていれば雪を頂いた山々が連なる絶景が見れそうながら、今日はあいにく曇り空。
時刻は13時。ここで昼食タイム。もちろん蕎麦を頂く。
県道45号の西原交差点近くにポツンとある野の花さん。過去に何度か来ていてこちらのリピーター。
まずはサービスの漬け物。くう〜ビール飲みたい〜。せめてノンアル置いてほしい(~_~)
そしてオーダーしたのは十割そば大盛り。鼻に抜ける蕎麦の香りがたまらない。美味〜い。蕎麦つゆまで全部頂き、信州そばを満喫して店を出る。しかし美味い蕎麦は大盛りでも食べ足りない。
再びクルマを走らせ雪降る白馬までやって来た。名前はわからないけど貯水池が見える。ここも晴れていればいい景色だったかも。
時刻は14時30分。そろそろ温泉へ、と思うところ、あと40分くらいで南小谷発の「あずさ46号」が来る時間。しばらく待って下手な撮り鉄でもしてみようか。
いい場所はないかとウロウロするも、この天気ではどこで撮っても変わらなさそう。適当な場所を見繕って待機。気温1℃。風も吹いて鬼のように寒い。
シンシンと雪が降る中スマホを構えていると、ついにジョイント音が聞こえてきた。そしてE353系が姿を現す。
中央線では爆走の「あずさ」も大糸線内ではスピード控えめ。写真下手な自分にも撮れるよう優しく接近(*´Д`)
そしてシャッター連写!
うーん、あれだけゆっくり来てくれたのに、いつものようにテンパって地面比率が高くなってしまった。バランスが悪い。やっぱり下手だった(*_*)
まあでも雪を巻き上げて力走する列車は下手な写真でも絵になる(~_~)
今度は晴れの日に北アルプスをバックにして撮ってみたい。
撮り鉄を終えて今度は温泉へ。雪の中に佇んでたから冷えがヤバい。
やって来たのは白馬塩の道温泉 倉下の湯。
かつて白馬を南北に通る道が、日本海から内陸へ塩を含む海産物を運ぶルートだったということから塩の道と呼ばれるようになったとか。そしてその内陸側終端が塩の道のどん尻、略して塩尻。
今はトンネルや峠道があるけど、当時は塩尻峠を超える道が無かったのかも。
こちらも過去に何度か来てリピーターになった。白馬エリアでは個人的に随一のいい湯が味わえる温泉。
入浴券600円を購入し入館。浴槽は半露天の一つのみながら、それなりに広さはある。湯は見た目にも温泉らしい鉄分濃厚な茶褐色の湯。
浸かってみると温泉のいい匂いがプンプン。最高。この近辺は単純泉が多い中、やはりこの湯は特筆もの。しかし完全掛け流しかと思いきや、加温されてるようで浸かっていると時々不自然に熱くなる。前からこうだったか?個人的には多少ぬるくても完全掛け流し希望。
そしてこの日は雪が降っていた為か、外との仕切りシートを閉められてしまいせっかくのいい景色が見えず。半露天でロケーションも絶好なのに、これはもったいない。
シート開放で加温なしなら言うことないけど、それでも鉄分濃厚な湯を90分コースで堪能させて頂いた。
〈倉下の湯 個人的独断評価〉★★★★☆
泉質の良さと緑に囲まれたロケーションで温泉気分を十二分に味わえる。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。蒸発残留物約14000mg/kgという濃厚さ。炭酸水素のはたらきで肌がスベスベに。入浴料600円。鍵付きロッカーは有料(100円)なのが残念。
温泉を出るとキーンと冷えた空気が気持ちいい。しかし結構な雪。途中の大町までは雪の中を走り、約1時間30分で塩尻に帰還。
長野に移住して1.5ヶ月、冬の週末温泉やめられない(●´ϖ`●)