Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2014-2015 山陰温泉紀行④【温泉津温泉 薬師湯】

2015年01月09日 21時49分00秒 | 鉄道旅

2014年12月31日

 

 

 

大晦日の今日は午前7時起床。
今日も朝風呂に入って、午前10時「出雲グリーンホテルモーリス」をチェックアウト。

 

 

 

JRビューに大浴場、お好み枕、朝刊サービスなど、素晴らしいホテルだった。リピート決定。

 

 

 

まずは10時16分発のキハ120 普通浜田行きに乗車。

 

この時間、向かいの3番線には到着した「サンライズ出雲」が停車しているはずだけど、今日は山陽本線内人身事故の影響で1時間遅れ。よってその姿は無し。残念。
列車は定刻に出雲市を発車。山陰本線を西へ向かう。

 

 

 

 

車窓には荒々しい冬の日本海。目が釘付け。山陰本線の景色はすごくいい。

 

 

 

11時ごろ、大田市に到着。対向列車待ち合わせの為、数分停車。ホームに降りる。

 

 

 

ホームからきれいな山が見えるけど、名前はわからず。

 

 

 

11時43分、温泉津到着。ここで下車。「温泉津」と書いて「ゆのつ」。もちろん温泉地。

 

 

 

キハ120を見送り、駅を出ると雨。テンション⤵
ここから雨の山道を歩くこと約20分、山奥に突如現れる温泉津温泉街に到着。いい雰囲気。

 

 

 

さっそく日帰り温泉の薬師湯に入館…と思ったら、あら?温泉ではなく食堂だった。
後から知ったけど、ここは「震湯カフェ内蔵丞(くらのじょう)」。
元々薬師湯旧館だったのを改装してカフェにしたそうで、現在の薬師湯は隣の新館。
ちょうどお腹も空いていたのでそのまま着席。「温泉津の奉行飯」を注文。1000円。

 

 

 

混ぜご飯に温泉卵・温泉水で炊き上げた蒸し野菜。
どれも何とも優しい味。蒸し野菜はほのかに温泉の風味がする。
ああ美味い。食べて無くなるのが惜しくなる。じっくり味わって完食。
このカフェは大正時代の建物だとか。店の雰囲気もレトロで何ともいい感じ。名店発見!有名らしいけど。

 

 

 

続いて、今度は本当に薬師湯へ。
入口を入るとすぐに番頭があり、女将さんが超親切。館内を案内して頂く。
浴室へ入ると、うおっ、温泉の匂いがプンプン。浴室の床は茶色い固形物でデコボコ。
温泉成分の濃さを物語る。体を洗って入浴すると、う~ん最高。
泉質は含土類食塩泉。茶色く濁ったお湯は鉄分濃厚。もちろん源泉掛け流し。
掛け流しの温泉で熱いのぬるいの言いたくないけど、これは適温。気持ちいい。
濃厚な成分が体にしみ込むよう。出るのが惜しくなる泉質。
内湯ながら1時間30分コースで堪能させて頂く。

<温泉津温泉 薬師湯>★★★★★
泉質:A 眺め:C 癒し:B コスパ:A
とにかく素晴らしい泉質。レトロな建物とあいまって昭和にタイムスリップした感覚。
簡素な内湯のみながら、泉質の良さで設備はどうでもよく思える。
小さい浴槽なのでゆずり合いながらマナー良く入りたいもの。
料金350円。シャンプー・ボディソープ備え付け無し。

 

 

 

浴室を出ると外は大雨&雷。
レトロな休憩室でうたた寝して雨がやむのを待つ。
1時間程で雨がやみ、温泉を出て温泉津駅へ。

 

 

 

キハ120単行の普通益田行きに乗車。

 

 

 

温泉を出てビールが飲みたくてしょうがなかったので、ここで一杯。ああ美味い。
外は再び雨&強風の嵐。しかしキハ120はお構いなしに力強く走る。

 

 

 

16時33分、浜田到着。ここで下車。
かつての寝台特急「出雲」はここ浜田まで来ていた。
このホームからブルトレが発着していたかと思うと、何か感慨深くなる。

 

 

 

今日から年越しの二泊お世話になるのは、グリーンリッチホテル浜田駅前。
デザイナーズホテルだけあって、おしゃれな内外装。人工温泉もあり。

 

 

ここで毎年恒例「ガキの使い」で笑い納めして、波乱万丈の2014年が終了。

 

 

 

 


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