Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

「あけぼの」ラストラン乗車紀行①

2014年03月15日 23時08分00秒 | ラストラン旅

2014年3月14日(1)

 

 

 



ここは秋田県大館市のホテル。ついに来てしまった「あけぼの」ラストランに向けて昨晩到着。

窓の外を眺めていると、8時32分、あの列車がやってきた。

 

 

 

 

 

2021レ。本日ラストランを迎える「あけぼの」。
2000番台の定期列車として運行されるのはこの13日発が最後。今日発は9000番台の臨時列車として運行される模様。

 

 

 

 

 

午前10時、「ロイヤルホテル大館」をチェックアウト。
自分にとっては「あけぼの」で何度も大館に来ていた時の定宿。ということで、ラストラン乗車前夜はこちらのホテルに宿泊。

 

しかしもう大館に来ることもなくなってしまうのか。

 

 

 

 

 

10時53分発の普通列車で青森に向かう。発車時の「きりたんぽ物語」を聴くだけで涙腺が緩む。


列車は「陣場お立ち台」を通過。今日も多数のカメラマン。
そういえば、昨夜の大館駅には関東ナンバーのクルマが数台停まっていた。
ラストランを撮影しようと、すでに多数の撮り鉄さん達が大館に乗り込んでいそう。

 

 

 

 

 

12時30分頃、列車は青森に到着。すでにカメラ片手の人が見受けられる。
自分は夜行列車乗車前のお清め儀式へ。

 

 

 

 

 

やって来たのは青森まちなかおんせん。

青森から夜行列車に乗る前はやはりこちら。

 

 

 

 

 

八甲田牛のハンバーグ定食で昼食。しかし真昼間からビール飲み過ぎた。
そして温泉へ。露天風呂では数人が鉄道の話をしていた。ラストラン関連の方だろう。


お清めも終わり16時30分、温泉を出て駅に向かう。

 

 

 

 

 

青森駅周辺はカメラを持っている人が異様に多い。やはり今日は特別な日。
改札を入ってホームに向かう。

 

 

 

 

 

跨線橋では「寝台特急『あけぼの』は本日で廃止となります、永らくのご利用ありがとうございました」
と放送が流れている。本当にこの時が来てしまったのか。また涙腺が…。

 

 

 

 

 

「あけぼの」が発車する3番線。ホーム先端付近はテレビ局が陣取っていてすごいことになっている。

 

 

 

 

 

これは3番線からは何も見えなさそうだ。2番線に回ることにする。

 

 

 

 

 

そして17時57分、多くの人が見守る中、ついに「あけぼの」がDE10に牽引されて入線。

 

 

 

 

 

最後の入線。来てほしくない時が来てしまった。
3番線では出発セレモニーが始まる。

 

 

 

 

 

いつもひっそり出発してたのに、こんな大勢に囲まれてしまって…。

 

 

 

 

 

EF81の前に白で正装した駅長さんの姿。

この光景見たら即泣き。「いい年こいたおっさんが」なのは百も承知だけど。

 

 

 

 

 

ラストランはEF81 136。
発車時刻が迫ってきたので3番線に戻る。

 

 

 

 

 

ヘッドマークも見えず。

 

 

 

 

 

この発車案内も最後。

 

 

 

 

 

 

いよいよ乗車。ラストランは6号車ソロ。

 

 

 

 

 

乗車してビックリ。6号車の通路は大行列となっている。車内販売待ちの列?すごいなこれは。
ただでさえ狭いソロの通路が、さらに激セマに。個室に入るのも一苦労。
「すみません、通ります」と言いながら、何とかルームイン。

 

 

 

 

 

最後のソロは山側下段。ベッドに腰掛けて少し落ち着く。
しかしあの大行列では部屋から出れない。セレモニーのねぶた囃子を見たかったのに。残念ながら断念。やがて発車時刻になったものの、行き合い列車が遅れている為、数分発車が遅れるとのこと。


そして時刻は18時29分、「ピーッ」というEF81の汽笛が聞こえてきて、ついに青森を発車。

 

 

 

 

 

多くの人が見守る青森を後にする。

 

 

 

 

 

ラストランの夜が始まった。

 

 

 

 


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