2021年10月9日(土)
今年の釣り残しターゲットである、日本海シーバスと犀川トラウトを釣るべく、この土日は日本海(糸魚川)&犀川へオールナイトも辞さずのプチ旅へ。
釣れる確率を上げる為、日本海シーバスはナイター、犀川トラウトは朝まずめ狙い。そうなると土曜夜に日本海→そのまま犀川に移動し日曜早朝から釣り、の形になり、釣れなければそれだけ睡眠時間カットとなるサバイバル戦。
まず土曜日の今日は日本海シーバス。シーバス1匹釣れたらそこで終了し寿司屋へ直行。釣れなければ釣れるまで続行。しかし犀川への移動時間を考えると午前3時がリミット。
なんとか早く釣って海の幸を頂きたいですが、何も起こらずタイムアップか、途中でギブアップとなりそうな予感。
午前は会社イベントがあった為、午後出発して新潟県の糸魚川を目指す。
国道148号 青木湖付近で小休止。野原にポツンと咲く花。これはヨメナでしょうか。一輪咲いても花は花。
そろそろ大糸線の上り「あずさ」が来る頃かと待ち構えていると、すぐに来たのでパシャッと1枚。
やや色付いた薄緑のジュウタン上を走る列車。秋らしい1枚を狙うも、程遠かった…。
続いて道の駅 小谷でざるそばタイム。こちらの道の駅はそばが美味い。さらに漬物おかわり自由でビールが欲しくなる。
寄り道を繰り返しながら16時50分、糸魚川到着。久々の日本海にテンションUP。
ちょうど日没タイムで、水平線がいい色じゃないですか。ゆっくり眺めたい景色だけど、夕まずめ絶好の時間帯でもあり、急いでウェーダーを履いて17時10分、釣れるかギブアップかのサバイバルフィッシングスタート。
まずはゴロタ浜をアルカリジグヘッドでサーチ。今日は中潮で今はほぼ満潮。これから夕まずめ+下げの時間帯で期待大。
珍しく無風ながら波は荒い。不用意に立ち込むと時々来る大波をくらってしまう。まあ日本海ではこれくらい当たり前なんでしょうけど。
しばらくすると雲と水平線の間から夕日が出現。おお〜きれい。思わずルアーを投げる手を止めて見入ってしまう。
よく見ると夕日が二つに割れている。こういう夕日に何か呼び名があるのか気になるところ。
形的にはだるまだけど、だるま夕日というのは水平線付近で太陽が歪んでだるまのように見える現象。この二つ割れとは違う。
スプリット夕日?なんか風情が無いな。カリメロ夕日?ちょっと違う。しかも古い。
徐々に上下の比率が変わってきて、今度はひょうたん夕日とでも?
そしてサンセット。日本海ならではのきれいな夕日ショー鑑賞。サバイバルだというのに早くも現実逃避してしまった。
ここで釣り再開。ポッと来て釣れるほど甘くない日本海シーバスだけど、それでも何か手がかりが欲しい。なので今日はランガンスタイル。こまめにポイントを変えてひたすらルアーを投げる。
辺りが暗くなってきたゴロタ浜、ここで中層を引いていたアルカリが引ったくられるような感触!
おっ、何だ?
そしてプルプルとロッドに伝わる生命感!
これはバイト!キターッ!
何の魚かわからないけど、大きくはなさそう。でも大きくなくていいのでシーバス希望。プルプルしたまま強引に引き寄せ、そのままブッコ抜き!
ようやく日本海で魚が釣れた(゚∀゚)
シーバスではないけど、これは高級魚のキジハタ!
25cm程と大きくないものの、嬉しい日本海初フィッシュ。
食べるともちろん美味しいキジハタだけど、例により自分はリリース。サイズもサイズだし。
大きくなるとメス→オスに性転換するという魚。このサイズならまだメスだと思われ、もっと大きくなって無事に性転換して下さい。
ひとまず丸ボーズを回避したものの、本命はシーバス。シーバスキャッチ目指して再びランガン開始。
ゴロタ浜・テトラ・河口・砂浜と歩きまくり、ルアーもとっかえひっかえ。しかしバイトは全く無し。寿司屋が遠のく。
さらに今日は月明かりが無く周りが見えにくい。
早くも疲れた。日本海厳しー( ̄□ ̄)
しかも真っ暗な中いくどとなく根がかりを繰り返し、その度にライトを照らしてライン結び直し。
なんだかライン結ぶか海の写真撮ってるだけになってきた。しかも眠い。
時刻は23時。ベイトっ気も無いし、呼応するようにシーバスの気配は全く無く思考停止が加速。
あ〜もう無理(*_*) 一応日付が変わるまで粘って、それでもダメならギブアップ。
そして何も起こらないまま、日付が変わって時刻は0時10分。
ここでギブアップ。予想通りだった(+o+)
キジハタが釣れてくれて丸ボーズは免れたけど、シーバスの手がかりは全く無し。これは何度も通う必要ありだけど、下道で片道120kmあるからアクセスが結構ハード。
しかし性懲りもなくまた来るでしょう(・・;)
0時30分、糸魚川を後にして、そのまま次のフィールド犀川へ。
とにかく早く着いて、少しでいいから寝たい(=_=;)