Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2012-2013 道北温泉紀行⑤【豊富温泉 ふれあいセンター】

2013年01月16日 00時45分00秒 | 鉄道旅

2013年1月2日

今日も朝起きると7時30分。良く寝た。カーテンを開けると外は穏やかな天気。

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さっそく朝の温泉へ。気温-6℃。雪は降っておらず露天風呂からは日本海が見渡せます。素晴らしい眺め。

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風呂を上がって朝食。今日はセイコーマートの「小海老天そば」。
正月は安売りされていて、何と78円!今回も買いだめ。

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そして今日は箱根駅伝。やっぱり正月はこれを見ないと。東洋大独走かと思いきや、5区で日体大が逆転。

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残念ながら往路ゴールまで見れず13時15分に外出。今日も豊富温泉へ。
Uターンラッシュが始まっているのか、「サロベツ」乗車に長蛇の列。

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幸い席は確保でき、13時45分定刻に稚内を発車。

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天気がいいので利尻富士が見えるかも…と期待したけど、残念ながら今日も見えません。

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抜海を過ぎた所で、列車が警笛を鳴らしながら緊急停車。
宗谷本線でこのパターンは野生動物に違いありません。果たして正体は?
窓の外に現れたのは何やらあたふたしている大きな体。これは定番(?)の鹿です。
雪にズボズボ埋まりながら慌てている姿が実に愛らしい。まあ「本人」は大変なんだろうけど。

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穏やかな天気につられて出て来たのか、列車の運行には大敵の野生動物も、
やはり見れると嬉しくなってしまいます。

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そして定刻に豊富到着。天気がいいので、今日は先のバス停まで歩いてみます。
正月の豊富市街は静寂に包まれています。自分はこういう静けさが大好き。それにしても雪が多い。

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大通り4丁目まで歩いたところでバス到着。寒かった。

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そして15分程で「ふれあいセンター」到着。ここに来るのは10年振り。懐かしい。

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中は「湯治用」と「一般用」に別れており、自分は「一般用」へ。浴室に入ると今日も石油臭。う~ん、たまらん。
体を洗っていざ入湯。「湯治用」より成分は薄いそうだけど、それでもかなり濃厚。
源泉の良さは充分活かされている。実にいい湯です。
長く浸かっていたかったけど、内湯では1時間が限界。ややのぼせ気味であがりました。

<豊富温泉ふれあいセンター>★★★★★
泉質:A 眺め:B 癒し:A コスパ:A
湯面に油が浮く独特の泉質。成分も濃厚。「一般用」でも充分堪能できます。やみつきになりそうです。
露天風呂がほしいところ。入浴料500円。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。

風呂上りには食堂で生ビールをグイッ。これがたまりません。豊富温泉は本当にいい所です。明日も来よう。
17時に退館し、バスで豊富駅へ。今日の下り「サロベツ」は3分遅れで到着。

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発車後しばらくすると列車はまたしても警笛を鳴らしながら緊急停車。
野生動物出現らしいけど、残念ながら暗くて見えません。
その為遅れは拡大し、約10分遅れで稚内到着。

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今日も夜鳴きそばを頂いて就寝。あ~1日があっという間に終わってしまいます。

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2012-2013 道北温泉紀行④【豊富温泉 ニュー温泉閣】

2013年01月11日 23時10分00秒 | 鉄道旅

2013年1月1日

明けましておめでとうございます。
移動の疲れもあってか、目覚めると時刻は既に7時30分。良く寝た。そしてカーテンを開けると外は吹雪。
やはり道北で初日の出はありませんでした。

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まずは朝風呂へ。気温-9℃!
極寒の露天風呂はやはり最高。この温泉の泉質は「ナトリウム-塩化物強塩泉」。
海沿いの温泉らしくしょっぱい泉質。しかし実際はそれ程の塩味は感じません。
残念ながら循環濾過により成分は薄まってしまっている印象。
とは言え、元々の成分が濃いので温泉らしさは充分。10階にあるので最北の景色を一望できます。
1時間であがり、今日もゴールデンコンビの朝食。

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食べ終わると再び就寝。あ~気持ちいい。やはり正月はグータラ過ごしたい。
昼過ぎに再起床して13時30分、2013年初の外出。稚内駅へ。
すでに特急「サロベツ」札幌行きの改札が始まっています。

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13時45分発の「サロベツ」に乗り込む。

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列車は定刻に稚内を発車。この日は増結されて5両編成。元旦という事もあり車内はそれほど混んでいません。
外は雪が降ったり止んだり。
宗谷本線のきれいな景色を眺めること約40分。列車は豊富に到着。自分はここで下車。

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豊富駅は以前と変わらない旅情あふれるいい雰囲気。ここから14時50分発の沿岸バス留萌行きに乗り換え。

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整理券をとって後払いする普通の路線バスだけど、留萌までは約4時間(2700円)、距離は約160km。
北海道らしい壮大なスケールの路線バスです。自分は約20分で着く豊富温泉で下車(320円)。

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今回の最大の目的地である豊富温泉に到着。
今日は日帰り温泉「ふれあいセンター」は休館日なので、「ニュー温泉閣ホテル」さんの温泉に入らせてもらいます。

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豊富温泉の泉質は「ナトリウム-塩化物泉」。最大の特徴はお湯に混じる石油成分。
この石油成分がアトピー性などの皮膚炎に効くという事で、全国から湯治客が訪れるといいます。
自分もこの独特の石油臭がする豊富温泉が大好きで、いつからかリピーターになってしまいました。
さっそく着替えて浴室に入ると石油臭が…。う~たまらん。
体を洗って湯船に浸かると、黄濁したお湯の表面には油が浮いています。久々の豊富温泉。いいわ~。
循環濾過しているらしいけど、消毒用塩素臭はまったくせず源泉の良さが充分味わえます。
内湯で約1時間、豊富温泉を堪能してあがります。いい湯でした。日帰り入浴料500円。

ホテルを出て17時02分発の豊富駅行バスを待つものの、一向に来る気配がありません。
気温は相変わらず氷点下。せっかく温泉で暖まったのに、このままでは凍死しそうです。

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待つこと約20分、ついにバスが来ました。ホッとする。
何とか凍死は免れたけど、17時30分発の稚内行き「サロベツ」には間に合わなさそうです。
豊富駅には17時32分頃到着。「サロベツ」は行ってしまったかと思いきや、遅れでまだ来ていないようです。
「サロベツ」と待ち合わせる上り「スーパー宗谷4号」も足止め状態。

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今度は待つこと約15分、雪原に4灯ヘッドライトが灯り「サロベツ」が到着。

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着席してホッと一息。外で待つには危険な寒さです。この後は順調に進み、18時30分頃に稚内到着。

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「サロベツ」で行って「サロベツ」で帰ってくるこのコースはなかなかです。周遊きっぷならでは。
この日は正月恒例「お笑いドリームマッチ」を鑑賞し、ドーミーイン名物「夜鳴きそば」を頂いて12時頃就寝。
やっぱり正月はいいな~。

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夜鳴きそば。無料です。

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2012-2013 道北温泉紀行③【「スーパー宗谷1号」で稚内へ】

2013年01月09日 23時44分00秒 | 鉄道旅

2012年12月31日

今年も早くも大晦日。稚内移動の今日は5時30分起床。仕度をして6時30分にホテルを出発。
ホームへ上がる前に「石狩鮭めし」を3個購入。自分にとっては年越し+おせち料理。

「スーパー宗谷1号」が発車する7時48分までは約1時間。
すでに行列かと思いきや、並んでいるのは1名だけ。ちょっと拍子抜け。

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入線時刻になっても列はそれほど長くならず、自由席乗車率は70%位。ピークは過ぎているようです。

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定刻7時48分、「スーパー宗谷1号」は札幌を発車。早起きしたせいもあり、旭川までは寝て過ごします。
旭川を出ても乗車率は変わらず。ゆったり行けそうです。
宗谷本線に入ると雄大な景色の連続。まずは塩狩峠超え。雪に覆われた針葉樹がとてもきれい。

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和寒・士別と過ぎ名寄に到着。多くの人が下車。
次の美深を過ぎると音威子府に到着。初めて来た時はとても「おといねっぷ」とは読めませんでした。

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ここから浜頓別方面に行く人も多いようで、ここでも多くの人が下車。車内はだいぶ空いてきました。
音威子府からは天塩川に沿って走ります。

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自分はこの景色が大好きで、宗谷線では必ず天塩川向きの席に座ります。

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天塩中川を過ぎると雄大な雪原が広がります。

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天塩川は凍結してます。
列車はやがて幌延に到着。「ほろのべ」と聞くと道北に来た実感が湧きます。何ともいい響き。

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きれいな景色に釘付けになっていると豊富に到着。今回の一番の目的は豊富温泉入湯。
今日は素通りだけど、明日から正月三が日は毎日来る予定。
豊富を過ぎると雄大なサロベツ原野が広がります。

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抜海を通過してしばらく進むと、突然左手に日本海が広がります。
「利尻富士」の立札が立っており、天気が良ければここから利尻島が見えます。
残念ながら今日は見えなかったけど、荒々しい日本海だけでも壮観。

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列車はやがて久々に市街地に入り南稚内に到着。今回も宗谷本線の雄大な景色を堪能。
やはり個人的に宗谷本線は景色の良さNo1。旭川を出てからここまで約3時間30分あっと言う間でした。
南稚内を出ると列車はゆっくり進み、約10分遅れの12時57分頃、終点稚内に到着。

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29日に東京を出てから約2日。ようやく辿り着けました。スーパー宗谷の車体側面には吹雪の跡がびっしり。
4年振りに訪れたけど、駅が新装されてホームも片面になっています。

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個人的には以前の旅情あふれる駅舎が好きだったけど、これは時代の流れで仕方ないか。
一時は立ち食いそば屋さんも無くなってしまったらしいけど、今は復活しています。
しかし場所がみやげ物屋さんに面しており、こちらもあまり旅情は無し…。

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ホテルのチェックインまでは時間があるので、そのまま北防波堤ドームへ。

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以前はここに樺太航路に続く「稚内桟橋駅」があったものの、戦争終結後に無くなってしまったとのこと。
じっくり最北端を味わいたかったけど、氷点下に爆風で耳・顔・手の凍え具合がやばくなってきました。
早々にギブアップして、少し早いけどホテルにチェックイン。

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今日から4泊お世話になるのはドーミーイン稚内。9階の部屋からは何とオーシャンビュー!

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こんないい景色で年越しできるとは感激。さっそく10階の温泉に行き、凍えそうだった体を温める。
爆風の中入る露天風呂がまた格別。しょっぱなから2時間コースでした。
温泉を出ると毎年恒例「ガキの使い年越しスペシャル」を見ながら夕食。
「石狩鮭めし」+「サッポロクラシック」のゴールデンコンビにようやくありつけました。やっぱり美味い。

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23時30分頃に年越しそばを食べ、やがてカウントダウンが始まり「3・2・1」で2013年が到来。
自分はそのまま0時30分までテレビを見て、午前1時就寝。
東京を出てから寝不足だったので眠気MAX。やっとゆっくり眠れる。zzz…。

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2012-2013 道北温泉紀行②【「あけぼの81号」→「スーパー白鳥11号」→「北斗11号」】

2013年01月07日 19時14分00秒 | 鉄道旅

2012年12月30日

 

 

 


昨晩乗車した583系「あけぼの81号」。
夜中にふと目が覚める。長岡に運転停車中。そしてここにも大勢のカメラマン。眠かったのですぐに再就寝。


眠りについていると突然大きな揺れ、地震発生!かなり大きな揺れで「これはやばい」
…と思ったら、夢だった。

2月に続き、またも寝台列車で地震の夢を見てしまった。確かに揺れているとはいえ。


列車はかなりのスピードで走行中。そしてすぐに鶴岡に到着。久々にドアが開く。
と同時に、ホームを全力ダッシュする人々の姿が。どうも停車時間に写真を撮るらしい。時刻は午前3時。

再び横になっていると4時前に酒田に到着。確かここでの停車時間は25分位ある。
また多くの人がホームをダッシュ。自分も気になって降りてみる。

 

 

 

 

 

 


ここも列車名は無し。残念。
しかし深夜にも関わらず、先頭車付近はカメラマンがズラリ。
「乗り鉄」さんと地元の「撮り鉄」さんが入り混じって、寒い深夜のホームはかなりの賑わい。

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高崎よりも空いていたので、自分も写真撮影に参加。

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かなりじっくり撮れて満足。
そして4時17分 深夜の撮影会は終了し酒田を発車。寒いホームにいたせいか眠気がMAXですぐに就寝。
象潟到着前に「おはよう放送」が流れていたけど内容は覚えてません。
秋田到着時もホームをちら見して引き続き爆睡。
次に目が覚めると東能代でした。時刻は7時過ぎ。ここでも「ホームダッシュ」と「カメラマンずらり」の光景。
ここから起床して外を眺めて過ごします。

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大館でも「カメラマンずらり」でした。ここから有名撮影ポイントの矢立峠へ。

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峠の長いトンネルを出るとあの「陣場お立ち台」。「テレビ中継か?」と思う程のカメラマンの隊列。
ここはよく写真で見かける一級ポイント。驚きました。不意打ちで残念ながら写真は撮れず。
ここからは駅に限らず沿線の至る所にカメラマンが出現。

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りんご畑にずらりです(石川付近)。
ところでこの列車、見ている限り途中駅で下車する人があまり見られませんでした。
ほとんどの人が終点弘前まで行くようです。「鉄人」専用列車になってしまっているらしい(自分もだけど)。
弘前の市街地に入り列車はゆっくり進みます。上野からあっという間の12時間でした。
定時運行されて良かったけど、まだ降りたくない気も。

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そして定刻8時37分、大勢のカメラマンが待ち構える終点弘前に到着。

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また583系に乗れる事を願いつつ下車。ホームでは相変わらずの大撮影会。

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しばらくすると列車は回送されていって、「583系狂騒曲」はここで終了。
また1月3日にも同じ光景が繰り広げられそうです。

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次は8時55分発の青森行きに乗車。しかし583系のあとに711系のロングシートは興ざめです。

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そして9時34分 新青森到着。ここで下車して「スーパー白鳥」に乗り換え。

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さすがに始発「はやて」到着前とあってホームはガラガラ。余裕で自由席乗車列の2番目を確保。
数分後「はやて」が到着したと思われ、ホームは一気に長蛇の列。

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さらにその数分後「あけぼの」が到着。24系もいいな~。これは帰りのお楽しみ。
10時10分頃、ようやく「スーパー白鳥11号」が入線してきて、車内に人がなだれ込み即満員に。
「スーパー白鳥」はかなりの混雑で新青森を発車。

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青函トンネルをくぐり抜けると建設中の北海道新幹線が目に入ります。
2015年に仮称「新函館」まで開業する予定とのこと。それに伴い江差線の木古内-江差間は廃止されるようです。
個人的No1温泉の湯ノ岱温泉に行けなくなってしまうのか。その他在来線の処遇も心配になります。
トンネルだらけの新幹線に興味は無し。

津軽海峡のきれいな景色の中を列車は進み、数分遅れで終点函館に到着。

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この瞬間はやっぱり嬉しい。さっそく立ち食いそば屋さんで「いか天そば」を食べます。やっぱり函館ではこれ。

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さらに「鰊みがき弁当」と「ふっくりんこ蔵部」を購入して14時発の「北斗11号」に乗車。

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この列車は順調に進み17時36分頃、終点札幌到着。ようやく着きました。しかし、何という暖かさ。気温6℃!
今日だけだろうけど、ちょっと気持ち悪いな。

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札幌では恒例の3・4番ホーム立ち食いそば屋さんで天ぷらそばを食します。
ちょっと天ぷらが変わってしまったようです。海老が丸ごと入っているのが良かったのに。

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本日の宿は札幌駅から徒歩1分「ホテルノースゲート札幌」。確か以前は「クレスト」という名前でした。

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東京を出てから約24時間、ようやく着いて一安心。
温泉に入りたい所だけど、今日はがまんして夜12時就寝。明日は稚内へ向かいます。

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函館名物で夕食。

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2012-2013 道北温泉紀行①【「あけぼの81号」狂騒曲】

2013年01月06日 15時18分00秒 | 鉄道旅

2012年12月29日

 

 

 

 


今日から冬休み。今夜から毎年恒例の冬休み北海道温泉旅行へ出発。
旅立ちを飾るのは、初日にして今回のハイライト、583系「あけぼの81号」。
苦難の末にゲットしたプラチナチケットを携えて16時に出発。

まずはJTBに出向き「札幌・道北ゾーン」の周遊きっぷを購入。
このきっぷを発券することはあまり無いようで、かなり手間取ってた。


その後銭湯に寄り道しさっぱりしたところで、18時50分に上野駅到着。まずは駅弁の「膳まい」さんへ。
個人的定番の「鶏そぼろ二段弁当」をゲット。今日は売り切れてなかった。


そしていよいよ「あけぼの81号」が発車する14番線へ行くと、予想通りの異様な光景が。

 

 

 

 

 

お隣り13番線に停車中の「北斗星」を尻目に、何も停まっていない14番線にカメラマンが大挙。
発車までまだ1時間30分位あるというのに、早くもこの状況か。

 

 

 

 

 

 

時間と共にこの「鉄人」は増え続け、まさに「583系狂騒曲」の様相を呈してきた。

 

 

 

 

 

混乱を避ける為か、表示機の問題か、ホームの発車案内表示は空欄のまま。何とも味気ない。

 

 

 

 

 

20時06分、構内放送が流れ「間もなく14番線に特急あけぼの81号弘前行きがまいります」。


臨時なのにこの放送があるとは意外。しかしこの放送があるんなら発車案内表示もしてほしいところ。
何はともあれ、この放送のおかげで気分が高まってきた。


そして時刻は20時07分、ついに583系「あけぼの81号」が入線!

 

 

 

 

 

しかし583系の雄姿がちらっと見えただけで、人でほとんど見えず。
同時に先頭車付近はあっと言う間に人だかり。これは写真も無理か。

 

 

 

 

 

今回583系はシールながら「あけぼの」のヘッドマークを掲げてくれていて一安心だけど、行き先方向幕は「臨時」。

 

 

 

 

 

「あけぼの 弘前」の幕は無いのか、混乱を避ける為なのか?いずれにしても残念。
しかも先頭6号車右側だけなぜか「団体」になっている。

 

混乱が続く中、早くも発車5分前。この状況でまともな写真を撮るのは無理だった。

 

 

 

 

 

これが精一杯…。
自分はビールとつまみを購入して、本日の宿 5号車下段に乗り込む。
結局写真は撮れずじまい。途中駅にかける。

 

 

 

 

 

そして20時35分、低いモーター音を響かせて「あけぼの81号」上野を定刻発車。


とにかく無事に運行されて良かった。駅ほどではないけど車内もドタバタ気味。
さっそくビールを開けて車窓を眺めながら乾杯。583系で東北へ出発できるのはもう何度も無いだろう。
そして国鉄時代車特有の低いモーター音が何とも心地いい。乗れるだけでも嬉しいけど、モハネの5号車で良かった。

それにしても、途中のどの通過駅にもカメラマンがいる。やはり583系の人気はすごい。
感慨に浸っていると大宮に到着。やはりここも「鉄人」の皆さんが大挙押し寄せている。

 

 

 

 

 

しかしトラブルは無く、無事に大宮を発車。高崎線に入るとさすがに通過駅のカメラマンは減少。
22時頃、列車は高崎に到着。確かここでは数分停車するので、今度こそとばかりに583系撮影に出撃。

 

 

 

 

 

上野・大宮程ではないけど、やはりここにも大勢のカメラマン。

 

 

 

 

 

115系湘南色と583系が並んでいて、まさに国鉄時代の古き良き風景。
そして悪戦苦闘の末、やっと撮れた~。きっぷをとるのも大変だったけど、写真を撮るのも大変だ。

 

 

 

 

 

ようやくまもとに583系の姿が見れたけど、やっぱりかっこいい~。
一安心して車内に戻ると高崎を発車。翌朝の鶴岡までドアは開かないので車内に静寂が訪れる。

 

 

 

 

 

しかし、通路の両側に壁のようにそびえ立つ583系の寝台は何度見ても壮観。

ようやく気分が落ち着き、浴衣に替えて弁当タイム。

 

 

 

 

 

下段は大きな窓を占有できて景色が良く見える。沼田を過ぎると雪が出現。

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23時頃、列車は水上に運転停車。いつものことだけど、ここは完全に雪の中。
そんな雪のホームに、ここにもカメラマンの姿。この寒い中すごいな。

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水上を発車するといよいよ上越国境超え。583系に乗って初めて新清水トンネルに突入!
すると、何とトンネル内にある湯檜曽駅ホームにもカメラマンの姿!
トンネル内の方がかえって寒くないのかもしれないけど。これはどこまで行ってもカメラマンはいそうだな。
新清水トンネルを抜けると…やはり雪国。雪の夜景は息を呑む美しさ。

列車は越後湯沢に運転停車。確か以前は「あけぼの」も運転停車していたような気がする。
今は通過してしまうけど。ちょっと新鮮な気分。


雪深い上越線のきれいな夜景を眺めていると睡魔が襲ってきた。
小出を通過したあたりで窓のカーテンを閉めてこの日は就寝。zzz…。

 

 

 

 

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