やまびこ農場ブログ~北沢ニジマスセンター・食べ物工房旬~

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青年は荒野をめざす。

2007-12-16 23:00:35 | Weblog
北沢ニジマスの里はきょうはこがらしがぴゅ-ぴゅ-吹いています.
それに水音が加わって、とても寂しい感じがします。

庭の芝生は、黄金色になって、花はみな葉を落とし、地上に出ているものは、木枯らしに身を震わせています。

少し視線を遠くにすると、木々が木枯らしに揺れて、最後の葉を落としています。

そんな景色が窓から見えます。

家の中は、冬の日の光に満ちて、暖かい。こんなときは、特に家のなかにいられることが、ありがたい。

窓辺には、庭に咲いていた最後のバラの花が、冬の光にうつむいています。

人間、馬のように働いて、究極に欲しいものは、暖かい家と自分のいる場所だったりして。

人間、なぜ、ひとところにいて、満足しないのかね。
人間、なぜ、あれも欲しいこれも欲しいと、際限がないのかね。

ささやかな幸せはすぐそこにあるかもしれないのに。

まっ、何を見つけようとするのか、わざわざ、荒野をめざすのかね。

特に若い人はね。

自分の見つけた『青い鳥』は黒い鳥になってしまい、本当の『青い鳥』は
自分の家の木の枝にいたりして。

まっ、人生そんなものかね。

では、明日もがんばって。

喜びは、作り出すもの。では、悲しみは、『時』の木枯らしが吹き去っていくもの?