北沢ニジマスの里の沢には、クルミの木が見つかりませんが、
この木は、湿ったところが好きなようで、たいてい川とか、用水路とか、沢沿いに生えているのが見つかります。
クルミはまず、丸い玉のようなものが房状になります。そのなかに硬い胡桃があって、それを割って中に入っているのが、食べているクルミです。
この辺りに生えているのは、『おにクルミ』と言って、ちょっと扁平な硬い胡桃です。とても硬くて、かなづちで一回二回ぶっ飛ばしても、割れません。
手をぶっちめそうになって、ようやく割れると、なかにはほんの少しの実しか入ってません。それも先のとがったもので、ほじくりださないと、食べられません。
口に入ったほんの少しのクルミは、売っているクルミとはすごーく違った味でした。
クルミとはこんなもので、美味しくないものと思っていましたら、
売っているクルミは、種類が違って、『菓子クルミ』というのだそうです。
この木を植えて今頃収穫できたはずでしたが、どうやら、イチジクと同じく『てっぽう虫」が木の髄にはいって枯れてしまいました。
さて、ここまでが序論で本論はここから。
先日この『菓子クルミ』をもらいました。20個ほど。それが例の菓子クルミでした。このクルミは、少しひねるだけで割れてしまいます。
かなづちなんかでやったら、粉々に砕けてしまいました。
そっと、二つに割ると、薄い皮の中には実がぎっしりつまっていました。
なんで、くるみ割り人形なんかの華奢なもので割れるのかと、ちいさい時から不思議でした。
私の知っているクルミは、硬くて美味しくなくてそんなもんだと思っていましたから。
くるみ割り人形の割るクルミは『菓子クルミ』だったのです。
『おにクルミ』ではなかったのでした。
このもらったクルミを二つ手にとって、耳のそばでこすると、『カシャカシャ』と、懐かしい音がします。
クルミの実の乾いたにおいがして。
何か、大事なものが戻ってくるような音がします。
小さいときの思い出?それとも、誰かが帰って来るような気がして?
このくるみ、3個食べて後は、芽が出るようにと、畑に落としました。
種と言うには、大きすぎるようです。
でも、いつか芽が出るかもしれません。
種をまかなければ芽が出ません。木を植えなければ花は咲かないかも。
では、また明日も元気できをつけて{/kaeru_night
この木は、湿ったところが好きなようで、たいてい川とか、用水路とか、沢沿いに生えているのが見つかります。
クルミはまず、丸い玉のようなものが房状になります。そのなかに硬い胡桃があって、それを割って中に入っているのが、食べているクルミです。
この辺りに生えているのは、『おにクルミ』と言って、ちょっと扁平な硬い胡桃です。とても硬くて、かなづちで一回二回ぶっ飛ばしても、割れません。
手をぶっちめそうになって、ようやく割れると、なかにはほんの少しの実しか入ってません。それも先のとがったもので、ほじくりださないと、食べられません。
口に入ったほんの少しのクルミは、売っているクルミとはすごーく違った味でした。
クルミとはこんなもので、美味しくないものと思っていましたら、
売っているクルミは、種類が違って、『菓子クルミ』というのだそうです。
この木を植えて今頃収穫できたはずでしたが、どうやら、イチジクと同じく『てっぽう虫」が木の髄にはいって枯れてしまいました。
さて、ここまでが序論で本論はここから。
先日この『菓子クルミ』をもらいました。20個ほど。それが例の菓子クルミでした。このクルミは、少しひねるだけで割れてしまいます。
かなづちなんかでやったら、粉々に砕けてしまいました。
そっと、二つに割ると、薄い皮の中には実がぎっしりつまっていました。
なんで、くるみ割り人形なんかの華奢なもので割れるのかと、ちいさい時から不思議でした。
私の知っているクルミは、硬くて美味しくなくてそんなもんだと思っていましたから。
くるみ割り人形の割るクルミは『菓子クルミ』だったのです。
『おにクルミ』ではなかったのでした。
このもらったクルミを二つ手にとって、耳のそばでこすると、『カシャカシャ』と、懐かしい音がします。
クルミの実の乾いたにおいがして。
何か、大事なものが戻ってくるような音がします。
小さいときの思い出?それとも、誰かが帰って来るような気がして?
このくるみ、3個食べて後は、芽が出るようにと、畑に落としました。
種と言うには、大きすぎるようです。
でも、いつか芽が出るかもしれません。
種をまかなければ芽が出ません。木を植えなければ花は咲かないかも。
では、また明日も元気できをつけて{/kaeru_night