毎日が山のこと

最近の山歩きの記録はもちろん、作ってみた山行プラン、過去の山歩きの記録も順次掲載中です。

この夏歩いてみたいコース

2021-07-17 10:28:28 | 山の計画

梅雨があけた。さあ夏山だ。

でも諸般の事情、家族の事情などで今のことろ予定がたたない。

それでも計画だけならたてられる(笑)

まず行ってみたいコースは、まだ登っていない常念岳と昔々のぼった燕岳を結ぶ常念山脈縦走プラン。

これを考えていたら、偶然にもNHKの山番組が常念乗越から燕岳のコースをとりあげた。

ここに登場した女性のガイドさんのきびきびとした歩き方が印象的だった。

それはさておき、番組の場合は常念岳が割愛されていた。そのおかげで大天荘泊1泊でのプランとなっていた。それでは困るのだ。

常念には登らにゃならぬ。

 

第1案

夜行の登山バスで一ノ沢に入り、常念乗越から常念岳に登る。常念乗越のもどって小屋に1泊。

次の日、小屋から出発し常念山脈を縦走して大天荘から大天井岳へ。いったん戻って大天荘から燕岳へと表銀座を縦走し、燕山荘泊。

第3日目は、燕岳を往復して中房温泉にくだる。

この計画のいい点は、初日、夜行バスで一気に登山口にはいれることだ。蝶ヶ岳にむかう三股へはどうしてもタクシーを利用しなくてはならない。

数人のグループなら割り勘でGOだが、一人の場合は高くつく。その点、一ノ沢ルートは助かる。

下山後も中房温泉からならバスの便がいい。余裕をもてるので温泉入浴も可能だ。

欠点は、初日が便利すぎて、常念岳をのぼって小屋に入るのがお昼ごろと早すぎるのだ。これが蝶ヶ岳なら、広い尾根を散策したりしてすごせるのだが、常念乗越ではそうはいかない。槍ヶ岳をながめて過ごすしかないのだ。

そこで第2案は、がんばって常念岳往復後に大天荘まで足をのばすプラン。

でもこの計画では、大天荘1泊でこなせるが、初日の歩行時間が10時間を超えてしまう。老人には無謀かもしれない。

おとなしく常念小屋にとまってゆったりとした山を味わえということでしょうね.

 

次のプランは、御嶽山。昨年秋に考えていたのだが、実行できていない。

夜行日帰りもあるのだが、3000m級の山小屋からの夜明けを楽しむために、山小屋を利用したい。コロナ禍でいろいろ制約もおおいのだが。

小屋泊まりを前提とするなら、車の出発も前夜ではなくて早朝で可能だ。

中の湯の駐車場を10時ころ出発し、九合目の石室山荘あたりに泊まれば、正面に朝日をのぞむことができる。

翌日はまず剣が峰をめざし、その後二の池から摩利支天に足をのばしたい。

 

三つ目のプランは、桂木場から西駒山荘泊で木曽駒が岳を往復するもの。

マイカーで行くのにも距離的に負担にならない。まだくわしく調べていないが、変化のある楽しそうなコースだ。

桂木場は、ロープウェーがメインルートとなった今はあまり使われないので交通は不便だ。だからここから登るにはマイカーをつかって往復することになる。

桂木場から西駒小屋までは5時間弱。一日目に歩く距離としては適当だ。10時ころまでに出発すればよいので自宅を出るのもあまり無理をしないで済む。

桂木場からの登りもちりめん坂と呼ばれるジグザグの道を登る。その上の尾根には馬返しと地名があるので昔はこの道を馬が通い、荷物を運んでいたのかもしれない。きっと歩きやすい道だ。

2000mを越えるとまもなく大樽避難小屋がある。さらに進むと胸突き八丁の登りとなる。標高差500mの急登が続く。

将棋頭山から北西にのびる尾根の一角、茶臼山分岐に到達すると視界が開けてくる。もう西駒山荘も近い。

翌日のコースは森林限界の上なのでたっぷりと展望を楽しみながら歩ける。急な上り下りも少ない。ゆっくり楽しんでも午後2時までには桂木場に下山できるだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする