毎日が山のこと

最近の山歩きの記録はもちろん、作ってみた山行プラン、過去の山歩きの記録も順次掲載中です。

西上州の岩山毛無岩(2003年12月4日)

2024-05-14 20:19:41 | 山日記

これは21年前の12月なので季節外れなのだが、前回のと同じ岩山つながりということで投稿する。

 

西上州には岩山が多いが、その中でもひときわ立派な岩峰が毛無岩だ。

その姿は、堂々としたバットレスをめぐらして、ヨセミテのエルキャピタンを思わせる。

といってもヨセミテ行ったことないけど・・・

もちろん実際のスケールでは比較にならいないだろうが、写真だけならどうだ。

ヨーロッパの古城のような風格があると思うのだがいかがだろうか。

 

毛無岩があるのは、荒船山の南東。荒船山の最高点、行塚山から黒滝山へと東へ伸びる稜線の上。

荒船山の北東端の岩場に行けば稜線上に飛び出した姿を見ることができる。

この毛無岩に、南の道場から沢ルートで登り、尾根ルートでくだった。21年前の12月だった。

 

自宅を5時ごろにでて、7時すぎ下仁田にむかう途中、鹿岳、四ッ又山などに朝日があたりはじめた。

 

星尾集落付近から朝日をあびた西上州の名峰、立岩を望む。

 

こちらは毛無岩の西にあるイデミ岩を従えた1245m峰と思われる。

登山口の道場へとむかうが、途中からは目的の毛無岩を眺めることはできない。

 

7時50分ころ登山口の少し手前の道が広がったところで路肩に駐車した。

少し歩くと赤い鳥居の山神社があった。ここから急な舗装の道を少し歩いていくと毛無岩登山口の標識があった。

 

道の脇は斜面を開いた畑が広がり、地面は霜で白くなっていた。

 

先ほどの岩峰を正面に眺めながら沢へと入っていく。

赤テープを目印に沢を右岸、左岸へと渡り返して進んでいく。

 

最初に目についたこの滝まで車をとめたところから25分くらい。

 

沢道なので日が差し込まない。木々の間から日の光をあびた岩峰が見える。

 

最近のガイドブックには途中にトタンづくりの造林小屋があると書いてある。

残念ながら私は写真を撮らなかったので記憶に残っていない。

もっぱら枝のシルエット越しにみえる輝く岩壁を眺めていた。

 

沢の詰めに近づくと道がはっきりしてきた。

この滝まで、先ほどの滝から30分弱だ。

 

滝から50分、急登を登りきるとそこが相沢越。相沢というのは道場とは反対の稜線の北にある集落だ。

昔はこの道もちゃんと使われていたのだろう。

峠に並べられていた丸太に腰をおろして小休止。

 

稜線を東へと歩きはじめるといよいよ目的の毛無岩が姿をあらわした。

 

急峻な南壁にたいして北側は急ではあるものの木々におおわれていて少し緊張をやわらげてくれる。

ルートは、樹林帯と岩場の境をなすリッジを木の根につかまりながらよじ登る。

 

振り返るとはるか西に荒船山のテーブルが見えた。

右端の断崖の上が艫岩あたりだろう。

 

夢中だったので登り始めの写真を撮り忘れた。

いよいよ毛無岩の頂上目前。右側の絶壁の高度感がすごくて背筋がぞわぞわしていたことを思い出す。

山頂には10時25分に到着。道場を出発しておよそ3時間だ。

 

 

見下ろした谷が私が登ってきた沢ルートだ。

はるか下に見えていて見下ろすのが怖かった。

 

これはどのあたりを撮ったものだろうか。たぶん南東方向だろう。

こちらはお隣にある立岩。こちらも周囲を垂直の岩で守られているが、割としっかりしたルートがあるので安全に登れる。

 

カメラを標識において記念撮影。

 

下りは反対の東へとくだる。

 

下をのぞき込むと・・・(冷や汗)

 

南側の岩の切れ目から立岩を望む。

 

こちらは北側の展望。谷間にダム湖の荒船湖が見えていた。

 

毛無岩の岩壁の下を迂回してくる登山道に合流。

ここから少し荒船山方向にもどったところから道場へくだる尾根道にはいった。

 

しばらく見通しの悪い樹林の中の尾根道を下る。

なんとか近くから毛無岩を見上げてみたいと見えそうな地点を探しながらくだって、11時50分、ようやく少し藪漕ぎをして見えるところに出ることができた。

でもまだ木が邪魔をしていてすっきりとは見えない。

 

すぐ目の前には毛無岩の岩壁の下につづく岩尾根がみえた。

 

さらに15分ほどくだると今度は全体が見渡せる地点があった。

ここがガイドブックに書いてある第2展望台らしい。

いやいやさすがに立派な岩だ。

 

難攻不落の城を思わせる。

 

その先の尾根道もかなり荒れていて倒木がたくさんころがっていた。

南へ南へと下っていた尾根が先端部で東へと曲がると急斜面をくだり、沢へと下りていく。

 

午後1時5分、沢にでた。目印に岩が積んであった。

 

荒れた沢筋を少しくだる。

 

ようやく山道に出ることができた。

 

沢に出て20分ほどで道場の集落に帰ることができた。

 

出発の時の山神社の前で無事帰還の記念撮影。

 

岩組の美しい道場の集落。

 

13時30分車に到着。

ルートファインディングあり、リッジ登りあり、一部藪漕ぎありの楽しい一日だった。

 

帰りは車を立岩の下までまわしてその姿を写真におさめて帰路についた。

割と名の知られた西上州の立岩は車で近くまでいって見られるから。

でも今日登った毛無岩は残念ながら車で近づいてもみることはできない。

ここに知名度での差があるのだろう。

道路からはなかなか見えないが、南にある大屋山の山頂西側の岩場からは見える。

それがこの写真。ちょっと角度が横になってしまう。

正面から見るなら立岩がいいのだろうけど、私が登った時の写真が見つからない。

藪で毛無岩の方は見えなかったかもしれない。時間があればまた立岩に登って確かめてみたいものだ。

20年以上たっているが、このコースはたぶん今もほとんど変わっていないと思う。

 

 

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今は使われていない信仰の道で両神山西岳へ(2020年5月29日)

2024-05-13 13:23:07 | 山日記

(4年前の記録に手を加えて再投稿)

山の経験豊富な友人から、秩父の両神山へ行こうと誘われた。一般ルートではなくて、尾ノ内沢をたどって西岳に登るという。

昔の人が夢のお告げに従うためにこの尾ノ内沢を伝って西岳の一角にある岩峰に祠をたてて神を祀ったそうで、その後年に一度は尾ノ内の人々が祭礼のために登っていたルートだそうだ。今はほとんど使われていない。

 

7:15 尾ノ内沢にはいる地点に龍頭神社があった。西岳にある祠はこの神社の奥社らしい。

背後にはこれから登る両神山から東に延びる天武将尾根の天理岳らしい山が見えていた。

 

秩父の神社の常だが、狛犬はオオカミだった。

 

7:30出発。尾ノ内からしばらくは林道があり、その終点付近の沢には冬場氷柱が観光目玉とされているらしい。

そこまでは遊歩道が整備されている。

この吊り橋付近で冬場、氷柱がつくられ、観光名所となる。

 

遊歩道はすぐに終わりになっていよいよ沢を詰めることになった。いきなり大きな岩場になった。

左手に高巻のルートがあったが、友人は果敢にチャレンジ。私はおとなしく高巻道へ。

 

その後もわかりにくいルートをところどころにある赤いリボンを頼りに登っていった。

 

鎖場もあった。

 

足元にクワガタソウ。

 

油滝の前を登っていく。このあたりで標高1000mくらいのはずだ。

 

急斜面の奥に大きな岩が見えてきた。その岩にむかって登っていく。

 

その岩の下が空洞になっていた。いざというときは雨宿りに使えそうだ。

ルートはさらにけわしくなってきて、手も動員しながら登る。すぐ目の前に初夏の花が姿を見せ始めた。

 

 

ギンリョウソウやイワカガミ。

 

かなりけわしい岩場を友人が先行して登っていき、私はそのルートを確認しながら追随していった。

手元足元ばかりに集中していたが、ふとふり返ると背後は雄大な展望が開けていた。

 

ふたたび前を見るととても山道とはいえないところを登っている。

 

小鹿野町の二子山とその背後に西上州の東西御荷鉾山が見えている。二子山の記録はこちら⇒

石灰岩の岩山小鹿野の二子山(1997年12月28日)

 

岩場ではあるが、木がたくさんはえているので手掛かりはたくさんあり怖いことはない。

 

ルートはさらにけわしくなったあと少し楽になったと思うといきなり行く手をロープでふさがれてしまった。

そのロープをくぐった先が龍頭神社の奥社の祠がある岩峰のてっぺんだった。

上の写真は山頂側から撮ったもの。

時計を見るとなんと13時12分。5時間以上かかっている。

 

お互いに記念写真をとって一休み。信仰のためには人間はすごいことをするものだと思った。

 

それから西岳山頂へ向かったが、まずは鎖で岩場を降るのだ。

 

振り返ると両神山の本峰剣ヶ峰から東岳へとぎざぎざの稜線が見渡せた。

 

そしてようやく西岳1613m山頂だ。

 

ふたたび鎖で急下降。その後はようやく落ち着いた山道をたどって八丁峠へとむかった。

 

私ははげしいアップダウンに疲れ、友人との距離が開いていった。八丁峠15時18分。

 

峠から下るとすぐに八丁トンネルへむかうルートと河原沢川にそって坂本に下るルートに別れる。

私たちは尾ノ内に戻るためにこの沢沿いの道をくだった。

 

途中に山の神をまつる祠があって、そこからはかなり道がよくなった。

 

17時50分。ようやく坂本に到着。あとは舗装の国道を歩いて尾ノ内へと戻った。

全行程10時間以上かかっているが、特に前半のルートファインディング、頂上付近の鎖場など変化に富んだ行程だったので、そんなに長時間歩いたという感じがしない楽しい一日だった。

 

 

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2024-05-13 10:47:11 | その他

●北アルプス

立山と奥大日岳(2018年8月13・14日)

コロナ禍の白馬岳、第1日白馬大池まで(2020年8月11日)

コロナ禍の白馬岳、雨になってしまった第2日(2020年8月12日)

白馬岳から八方尾根へ(1975年7月19日~20日)

表銀座から槍ヶ岳へ(1978年8月)

43年前の蝶ヶ岳と穂高岳の写真発見(1979年8月)

兄と登った奥穂高岳(2010年7月25日~27日)

 

●八ヶ岳・霧ケ峰その周辺

大失敗で目標変更、美ケ原近くの三峰山へ(2022年8月10日)

八ヶ岳(赤岳・横岳)縦走(2006年8月29日・30日)

北八ヶ岳のにゅうへ(2006年8月4日)

新雪の天狗岳から硫黄岳(1980年5月2日)

雷雨に遭遇、北八ヶ岳ニュウ(2023年7月28日)

 

●南アルプスとその周辺

鳳凰三山の前衛、千頭星山(2020年7月15日)

山梨の日向山へ(2022年11月9日)

若い人と甲斐駒ヶ岳へ(2016年8月14日・15日)

荒川三山赤石岳①(2016年8月8日)

荒川三山赤石岳②(2016年8月9日・10日)

野呂川から間ノ岳・北岳へ(2017年7月31日~8月2日)

 

●奥多摩・奥秩父

石灰岩の岩山小鹿野の二子山(1997年12月28日)

中学生も連れて三頭山へ(2024年4月14日)

甲武信岳 (1986年5月15日・16日)

今は使われていない信仰の道で両神山西岳へ(2020年5月29日)

早春の里山、五日市金毘羅山(2020年2月12日)

御岳駅から大塚山・御岳山・日ノ出山をひとまわり(2021年4月11日)

静かな小仏城山、景信山を歩く(2021年3月24日)

久しぶりの棒ノ嶺から奥多摩岩茸石山へ(2022年3月21日)

雪の奥多摩御前山(2022年2月16日)

暑さと痛みの川苔山(2023年7月7日)

三頭山(大茅尾根から・2017年5月4日)

久しぶりの高水三山(2023年4月29日)

新年に6人で日の出山へ(2023年1月4日)

飛龍山(2005年12月25日)

多彩な落葉樹の森をぬけ黒川鶏冠山へ(2021年10月8日)

雨上がりの鶴寝山、奈良倉山(2023年6月7日)

瑞牆山(2020年11月18日)

 

●奥武蔵

花が咲き乱れる山里ユガテ(2014年4月22日)

竹寺から子の権現そして飯能アルプスへ(2024年2月28日)

奥武蔵の大霧山へ(2,024年2月17日)

足慣らしに日和田山から物見山へ(2024年1月17日)

新春ハイキングは子の権現へ(2024年1月5日)

奥武蔵の展望台、弓立山(2023年12月6日)

 晩秋の城峰山、男衾登山口から南尾根へ(2023年11月29日)

妻を誘って多峯主山へ(2023年11月22日)

関八州見晴らし台へ黒山三滝から(2023年2月1日)

奥武蔵の笠山と堂平山(2022年11月16日)

旧正丸峠からツツジ山(2022年11月27日)

越生の大高取山へみんなで(2023年2月15日)

小川町仙元山から小倉城跡へ(2022年3月4日)

スミレたくさんの雨乞山から陣見山へ(2022年4月8日)

武川岳(2021年12月4日)

奥武蔵(新柵山~ブナ峠~飯盛峠~大築山)周回ハイキング

風布のみかん山周辺(2020年12月11日)

旧秩父往還と四寸道(高山街道)を歩く(2020年11月29日)

コアジサイロードには早かった堂平山(2023年5月27日)

コアジサイを探しに越生へ(2023年5月24日)

運動不足解消に大高取山へ(2023年5月10日)

秩父の名峰武甲山から大持山へ(2016年12月24日)

 

●中央線・富士急線沿線・富士山周辺の山

富士山展望の一等地、百蔵山へ(1995年12月23日)

妻姉妹3人を連れて秋の大菩薩へ(1995年9月30日)

妻と夏の大菩薩へ(1995年7月2日)

誕生日に草戸山へ(2024年3月13日)

2か月ぶりの山歩きで本社ヶ丸へ(2023年10月18日)

小金沢連嶺縦走(2018年4月28日)

寒かった山梨の小楢山―琴川ダムから(2020年12月16日)

大蔵高丸とハマイバ丸(2004年12月6日)

笹子雁が腹摺山(2015年5月22日)

中央線猿橋から権現山へ(2023年5月4日)

鳥沢駅から高畑山、倉岳山をめぐって梁川駅へ春の山旅(2018年4月4日)

初夏の陣馬山(2015年4月29日)

冬の陣馬山から景信山へ(2015年1月12日)

雪の小仏城山から高尾山(2016年2月3日)

上野原の不老山(2022年12月7日)

三つ峠でリハビリ(2022年10月19日)

寂尚尾根から登る滝子山(1992年11月25日)

四尾連湖から蛾ヶ岳(ひるがたけ)へ(2022年5月25日)

笹尾根(笛吹峠~浅間峠)2022年1月28日

生藤山から浅間峠へ(2021年12月)

額縁の富士山倉見山(2021年11月24日)

思ったよりきつい九鬼山(2021年11月12日)

静かな小仏城山、景信山を歩く(2021年3月24日)

大蔵高丸とハマイバ丸(2004年12月6日)

いにしえの信仰登山の道から三ッ峠山(2016年9月30日)

鍵掛峠から王岳へ(2022年7月25日)

愛鷹山最高峰越前岳(2022年5月4日)

富士山、吉田口を六合目から山下り(2011年8月12日)

宝永山(2021年8月28日)

新緑とヤマザクラの小渕丘陵鷹取山(2022年4月16日)

 

●丹沢・箱根とその周辺

道志の森キャンプ場から畦ヶ丸山へ(2006年5月31日)

大山、日向薬師から蓑毛まで(2023年6月21日)

ひっヒルが出た!飯山白山(2023年5月12日)

経ヶ岳から仏果山、高取山(2021年1月13日)

袖平山と姫次(2021年1月3日)

高取山と仏果山(2020年12月27日)

都市近接の山仏果山を高取山から経ヶ岳まで(2020年12月)

赤鞍ヶ岳から菜畑山(2014年12月30日)

途中までの明神ヶ岳年末山行(2021年12月29日)

 

●上越、赤城、榛名および周辺

紅葉と岩の前武尊山(2006年10月19日)

榛名神社から榛名湖へ紅葉の森を歩く(2020年10月30日)

花見ヶ原森林公園から赤城山(2020年10月13日)

赤城山で雪遊び(2012年3月27日)

紅葉真っ盛りの尼ヶ禿山とブナ平(2020年10月25日)

赤城山で雪遊び(2,022年2月25日)

雪の赤城山、黒檜山(2016年3月16日)

新緑の武尊山(2003年6月7日)

赤城山地蔵岳(2022年8月6日)

暑かった山の日の谷川岳(2023年8月11日)

暑さを避けて赤城山地蔵岳でリハビリ登山(2023年8月2日)

涼しかったけどガス、赤城鍋割山(2023年7月22日)

榛名神社から掃部ヶ岳、杏ヶ岳周回(2019年6月13日)

 

●日光・足利山地・尾瀬・那須・筑波

アカヤシオ満開、前日光薬師岳、夕日岳(2016年4月30日)

緊急事態解除後の那須茶臼岳(2021年10月2日)

秋の日光白根山(2014年10月1日)

ダケブキ大群落、28年前の日光白根山(1995年8月27日)

絶好天の男体山(2023年8月25日)

戦場ヶ原散策のち雷雨(2023年8月19日)

雨上がりの戦場ヶ原(2023年6月30日)

妻をつれて足利の両崖山へ(2022年12月29日)

足利の裏山天狗山と両崖山(2019年2月22日)

鶏頂山弁天沼スノーシュー(2018年2月14日)

紅葉すすむ前袈裟丸山(2022年10月26日)

栃木の晃石山(2018年6月13日)

沼原から南月山(那須)(2013年10月13日)

唐沢山で軽ハイキング(2022年1月14日)

雪の筑波山(2022年1月6日)

台風一過、強風の茶臼岳、紅葉の速報のみ

朝日岳と三本槍ヶ岳(2017年9月29日)

アカヤシオの仙人ヶ岳から赤雪山へ(2021年3月31日)

もう雪が無かった八方ヶ原大間々台(2021年3月9日)

秋の尾瀬笠ヶ岳へ(2015年10月19日)

日留賀岳(2019年11月1日)

会津駒ヶ岳登山(2018年10月2日・3日)

 

 

●信越・長野・西上州の山

西上州の岩山毛無岩(2003年12月4日)

ヤシオツツジ咲く岩峰、西上州三ッ岩岳(2008年5月1日)

湯の丸高原池の平スノーシュー(2017年3月16日)

妹ヶ谷不動から東御荷鉾山(2020年5月1日)

静けさ求めて父不見山へ(2021年2月5日)

籠ノ登山と池の平湿原(2014年3月29日)

戸隠高原古池スノーシュー(2014年2月12日)

西御荷鉾山(2019年12月27日)

鼻曲山(2017年12月29日)

秋深し南牧村星尾から荒船山(1996年10月27日)

もう一度行きたい火打山、2回目のときの記録(2011年8月3日~4日)

飯縄山(2022年4月28日)

ようやく御座山に登ってきた(2022年5月18日)

快晴の浅間山(前掛山)2022年8月19日

大失敗で目標変更、美ケ原近くの三峰山へ(2022年8月10日)

 荒船不動から荒船山へ(2021年5月2日)

霧久保沢コースで茂来山へ(2022年10月14日)

嬬恋野地平スノーシュー(2018年3月23日)

植生豊かな初夏の茂来山(2023年5月17日)

 

●東北・新潟の山

ガスと強風の蔵王熊野岳(2020年9月28日)

大震災の年,紅葉の秋田駒ケ岳(2011年10月9日)

新潟の大源太山(2015年9月21日)

残雪の守門岳(2001年5月4日)

磐梯山(2018年9月12日)

裏磐梯五色沼でスノーシュー(2012年2月15日)

鳥海山と月山(2019年8月11日~13日)前半

鳥海山と月山(2019年8月11日~13日)後半

6月の八幡平(2018年6月22日)

花盛り、6月の秋田駒ケ岳(2018年6月24日)

乳頭山の田代平へ(2018年6月25日)

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シーズン別インデックス

2024-05-13 09:27:30 | 山日記

●1月

1月 3日 袖平山と姫次(2021年1月3日)

1月 4日 新年に6人で日の出山へ(2023年1月4日)

1月 5日 新春ハイキングは子の権現へ(2024年1月5日)

1月 6日 雪の筑波山(2022年1月6日)

1月12日 冬の陣馬山から景信山へ(2015年1月12日)

1月13日 経ヶ岳から仏果山、高取山(2021年1月13日)

1月14日 唐沢山で軽ハイキング(2022年1月14日)

1月17日 足慣らしに日和田山から物見山へ(2024年1月17日)

1月28日 笹尾根(笛吹峠~浅間峠)2022年1月28日

●2月

2月 1日 関八州見晴らし台へ黒山三滝から(2023年2月1日)

2月 3日 雪の小仏城山から高尾山(2016年2月3日)

2月 5日 静けさ求めて父不見山へ(2021年2月5日)

2月12日 早春の里山、五日市金毘羅山(2020年2月12日)

2月12日 戸隠高原古池スノーシュー(2014年2月12日)

2月14日 鶏頂山弁天沼スノーシュー(2018年2月14日)

2月15日 越生の大高取山へみんなで(2023年2月15日)

2月15日 裏磐梯五色沼でスノーシュー(2012年2月15日)

2月16日 雪の奥多摩御前山(2022年2月16日)

2月17日 奥武蔵の大霧山へ(2024年2月17日)

2月22日 足利の裏山天狗山と両崖山(2019年2月22日)

2月25日 赤城山で雪遊び(2,022年2月25日)

●3月

3月 4日 小川町仙元山から小倉城跡へ(2022年3月4日)

3月 9日 もう雪が無かった八方ヶ原大間々台

3月16日 雪の赤城山、黒檜山(2016年3月16日)

3月16日 湯の丸高原池の平スノーシュー(2017年3月16日)

3月21日 久しぶりの棒ノ嶺から奥多摩岩茸石山へ(2022年3月21日)

3月21日 奥武蔵(新柵山~ブナ峠~飯盛峠~大築山)周回ハイキング(2021年3月21日)

3月23日 嬬恋野地平スノーシュー(2018年3月23日)

3月24日 静かな小仏城山、景信山を歩く(2021年3月24日)

3月29日 籠ノ登山と池の平湿原(2014年3月29日)

3月31日 アカヤシオの仙人ヶ岳から赤雪山へ(2021年3月31日)

●4月

4月 4日 鳥沢駅から高畑山、倉岳山をめぐって梁川駅へ春の山旅(2018年4月4日)

4月 8日 スミレたくさんの雨乞山から陣見山へ(2022年4月8日)

4月11日 御岳駅から大塚山・御岳山・日ノ出山をひとまわり(2021年4月11日)

4月14日 中学生も連れて三頭山へ(2024年4月14日)

4月16日 新緑とヤマザクラの小渕丘陵鷹取山(2022年4月16日)

4月22日 花が咲き乱れる山里ユガテ(2014年4月22日)

4月28日 小金沢連嶺縦走(2018年4月28日)

4月28日 飯縄山(2022年4月28日)

4月29日 久しぶりの高水三山(2023年4月29日)

4月29日 初夏の陣馬山(2015年4月29日)

4月30日 アカヤシオ満開、前日光薬師岳、夕日岳(2016年4月30日)

●5月

5月 1日 妹ヶ谷不動から東御荷鉾山(2020年5月1日)

5月 1日 ヤシオツツジ咲く岩峰、西上州三ッ岩岳(2008年5月1日)

5月 2日 新雪の天狗岳から硫黄岳(1980年5月2日)

5月 2日  荒船不動から荒船山へ(2021年5月2日)

5月 4日 三頭山(大茅尾根から・2017年5月4日)

5月 4日 中央線猿橋から権現山へ(2023年5月4日)

5月 4日 愛鷹山最高峰越前岳(2022年5月4日)

5月 4日 残雪の守門岳(2001年5月4日)

5月10日 運動不足解消に大高取山へ(2023年5月10日)

5月12日 ひっヒルが出た!飯山白山(2023年5月12日)

5月15日 甲武信岳 (1986年5月15日・16日)

5月17日 植生豊かな初夏の茂来山(2023年5月17日)

5月18日 ようやく御座山に登ってきた(2022年5月18日)

5月22日 笹子雁が腹摺山(2015年5月22日)

5月24日 コアジサイを探しに越生へ(2023年5月24日)

5月25日 四尾連湖から蛾ヶ岳(ひるがたけ)へ(2022年5月25日)

5月27日 コアジサイロードには早かった堂平山(2023年5月27日)

5月29日 今は使われていない信仰の道で両神山西岳へ(2020年5月29日)

5月31日 道志の森キャンプ場から畦ヶ丸山へ(2006年5月31日)

●6月

6月 7日 雨上がりの鶴寝山、奈良倉山(2023年6月7日)

6月 7日 新緑の武尊山(2003年6月7日)

6月13日 榛名神社から掃部ヶ岳、杏ヶ岳周回(2019年6月13日)

6月13日 栃木の晃石山(2018年6月13日)

6月21日 大山、日向薬師から蓑毛まで(2023年6月21日)

6月22日 6月の八幡平(2018年6月22日)

6月24日 花盛り、6月の秋田駒ケ岳(2018年6月24日)

6月25日 乳頭山の田代平へ(2018年6月25日)

6月30日 雨上がりの戦場ヶ原(2023年6月30日)

●7月

7月 2日 妻と夏の大菩薩へ(1995年7月2日)

7月 7日 暑さと痛みの川苔山(2023年7月7日)

7月15日 鳳凰三山の前衛、千頭星山(2020年7月15日)

7月19日 白馬岳から八方尾根へ(1975年7月19日~20日)

7月22日 涼しかったけどガス、赤城鍋割山(2023年7月22日)

7月25日 鍵掛峠から王岳へ(2022年7月25日)

7月25日 兄と登った奥穂高岳(2010年7月25日~27日)

7月28日 雷雨に遭遇、北八ヶ岳ニュウ(2023年7月28日)

7月31日 野呂川から間ノ岳・北岳へ(2017年7月31日~8月2日)

●8月

8月 2日 暑さを避けて赤城山地蔵岳でリハビリ登山(2023年8月2日)

8月 3日 もう一度行きたい火打山、2回目のときの記録(2011年8月3日~4日)

8月 4日 北八ヶ岳のにゅうへ(2006年8月4日)

8月 6日 赤城山地蔵岳(2022年8月6日)

8月 8日 荒川三山赤石岳①(2016年8月8日)

8月 9日 荒川三山赤石岳②(2016年8月9日・10日)

8月10日 大失敗で目標変更、美ケ原近くの三峰山へ(2022年8月10日)

8月11日 暑かった山の日の谷川岳(2023年8月11日)

8月11日 コロナ禍の白馬岳、第1日白馬大池まで(2020年8月11日)

8月12日 コロナ禍の白馬岳、雨になってしまった第2日(2020年8月12日)

8月12日 富士山、吉田口を六合目から山下り(2011年8月12日)

8月12日 鳥海山と月山(2019年8月11日~13日)前半

8月13日 鳥海山と月山(2019年8月11日~13日)後半

8月13日 立山と奥大日岳(2018年8月13・14日)

8月14日 若い人と甲斐駒ヶ岳へ(2016年8月14日・15日)

8月19日 戦場ヶ原散策のち雷雨(2023年8月19日)

8月19日 快晴の浅間山(前掛山)2022年8月19日

表銀座から槍ヶ岳へ(1978年8月)

43年前の蝶ヶ岳と穂高岳の写真発見(1979年8月)

8月25日 絶好天の男体山(2023年8月25日)

8月27日 ダケブキ大群落、28年前の日光白根山(1995年8月27日)

8月28日 宝永山(2021年8月28日)

8月29日 八ヶ岳(赤岳・横岳)縦走(2006年8月29日・30日)

●9月

9月12日 磐梯山(2018年9月12日)

9月21日 新潟の大源太山(2015年9月21日)

9月28日 ガスと強風の蔵王熊野岳(2020年9月28日)

9月29日 朝日岳と三本槍ヶ岳(2017年9月29日)

9月30日 いにしえの信仰登山の道から三ッ峠山(2016年9月30日)

9月30日 妻姉妹3人を連れて秋の大菩薩へ(1995年9月30日)

●10月

10月 1日 秋の日光白根山(2014年10月1日)

10月 2日 緊急事態解除後の那須茶臼岳(2021年10月2日)

10月 2日 会津駒ヶ岳登山(2018年10月2日・3日)

10月 8日 多彩な落葉樹の森をぬけ黒川鶏冠山へ(2021年10月8日)

10月13日 花見ヶ原森林公園から赤城山(2020年10月13日)

10月13日 沼原から南月山(那須)(2013年10月13日)

10月14日 霧久保沢コースで茂来山へ(2022年10月14日)

10月18日 2か月ぶりの山歩きで本社ヶ丸へ(2023年10月18日)

10月19日 三つ峠でリハビリ(2022年10月19日)

10月19日 紅葉と岩の前武尊山(2006年10月19日)

10月19日 秋の尾瀬笠ヶ岳へ(2015年10月19日)

10月25日 紅葉真っ盛りの尼ヶ禿山とブナ平(2020年10月25日)

10月26日 紅葉すすむ前袈裟丸山(2022年10月26日)

10月27日 秋深し南牧村星尾から荒船山(1996年10月27日)

10月30日 榛名神社から榛名湖へ紅葉の森を歩く(2020年10月30日)

●11月

11月 1日 日留賀岳(2019年11月1日)

11月 9日 山梨の日向山へ(2022年11月9日)

11月12日 思ったよりきつい九鬼山(2021年11月12日)

11月16日 奥武蔵の笠山と堂平山(2022年11月16日)

11月18日 瑞牆山(2020年11月18日)

11月22日 妻を誘って多峯主山へ(2023年11月22日)

11月24日 額縁の富士山倉見山(2021年11月24日)

11月25日 寂尚尾根から登る滝子山(1992年11月25日)

11月27日 旧正丸峠からツツジ山(2022年11月27日)

11月29日 晩秋の城峰山、男衾登山口から南尾根へ(2023年11月29日)

11月29日 旧秩父往還と四寸道(高山街道)を歩く(2020年11月29日)

●12月

12月 4日 西上州の岩山毛無岩(2003年12月4日)

12月 4日 武川岳(2021年12月4日)

12月 6日 奥武蔵の展望台、弓立山(2023年12月6日)

12月 6日 大蔵高丸とハマイバ丸(2004年12月6日)

12月 7日 上野原の不老山(2022年12月7日)

12月11日 風布のみかん山周辺(2020年12月11日)

12月16日 寒かった山梨の小楢山―琴川ダムから(2020年12月16日)

12月23日 富士山展望の一等地、百蔵山へ(1995年12月23日)

12月24日 秩父の名峰武甲山から大持山へ(2016年12月24日)

12月25日 飛龍山(2005年12月25日)

12月27日 高取山と仏果山(2020年12月27日)

12月27日 西御荷鉾山(2019年12月27日)

12月28日 石灰岩の岩山小鹿野の二子山(1997年12月28日)

12月29日 途中までの明神ヶ岳年末山行(2021年12月29日)

12月29日 妻をつれて足利の両崖山へ(2022年12月29日)

12月29日 鼻曲山(2017年12月29日)

12月30日 赤鞍ヶ岳から菜畑山(2014年12月30日)

 

 

 

 

 

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道志の森キャンプ場から畦ヶ丸山へ(2006年5月31日)

2024-05-10 20:24:47 | 山日記

一時期、道志川の谷から西丹沢にせっせと通って、檜洞丸、大室山、加入道山などに登った。

神之川林道の奥の長者舎から出発することが多かった。

何回か通ううちにもう少し奥の山を歩いてみたくなって、2006年5月に道志の森キャンプ場から入って畔ヶ丸山を往復した。

 

神奈川県から山梨県道志村に入ってしばらく走り、キャンプ場の案内に導かれて国道からわかれて三ヶ瀬川にの谷に入る。

車は、キャンプ場の手前にある広い駐車スペースを利用した。

 

キャンプ場の奥で谷は二股にわかれ、右の谷は、菰釣山に源流がある。

私は左の谷にはいって城ヶ尾峠をめざす。

水の流れも細くなるが、きれいに澄んでいる。

 

林道を2kmほど歩くと、林道が大きくまわりこんでいくところに城ヶ尾峠登り口の標柱がたっていた。

 

少し登ると展望が開け、すぐ下に歩いてきた林道の続きの部分がみえた。

しばらく尾根をたどったあと標高1100m付近から左へと斜面をトラバースしていく。

道が細い上に一部岩場をへつるところがあり、ロープが固定されている。

 

加入道山から菰釣山へと続く稜線上に城ヶ尾峠がある。

あたりはブナなどの広葉樹の新緑に包まれていてとてもいい雰囲気だ。

 

峠から東へと稜線をたどる。木漏れ日がもれるブナの林。とても気分がいい。

大界木山へと登っていく。

 

その後も1100mから1200mくらいの標高をゆるやかにアップダウンを繰り返していく。

かなり樹齢を重ねているらしい大木もあった。

 

ふとみると足元の笹に花がついている。

笹の花は60年以上の間に一度くらいしか咲かないという。そしてあたりの笹はいっせいに枯れてしまうらしい。

 

ミツバツツジには季節が遅いのだが、まだ咲き残っていた。

明るい緑の道がさらに華やかになった。

 

青空に映える。

 

テンナンショウ。後ピン失礼。

 

こちらは白いツツジ。シロヤシオだろうか。

もう少し時期が早ければたくさん見られただろう。

 

加入道山、大室山へと続く主稜線をはずれ、畔ヶ丸へと進む。

最後に100mほどの標高差を登りつめると避難小屋があり、その少し先が山頂だった。

標高1292mだ。

 

山頂は少し広くなっていて、立派なベンチもあるが、うっそうとした樹木に包まれていて展望はない。

 

樹高の高い立派な木が多い。

 

山頂から避難小屋に戻って休憩にした。ご覧のようになかなか立派なつくりだ。

 

小屋の中はきれいに片付いていて、真ん中にフードのついたストーブが設置されていた。

 

小屋のかたわらにベンチがあったのでそこで昼食。

 

初夏の日差しを浴びながらのんびりと休む。いい天気にめぐまれた。

 

今回のコースはほとんどが樹林の中の道だが、ほんの一部神奈川方面の展望が得られた。

丹沢湖の方向だと思う。右の山が丹沢湖の右岸にある権現山かもしれない。

 

この日あるいた稜線は上の写真のような道が続く。

初夏に歩くにはぴったりのコースだったと思う。

 

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