毎日が山のこと

最近の山歩きの記録はもちろん、作ってみた山行プラン、過去の山歩きの記録も順次掲載中です。

アカヤシオ満開、前日光薬師岳、夕日岳(2016年4月30日)

2024-04-02 14:11:25 | 日光・足利山地・那須・筑波とその周辺の山

今年は暖冬で、桜の開花も早まると予想されていたのに、ここのところの冷え込みで東京でもまだ開花宣言されていない。

でも、明日くらいには開花しそうだ。

それよりも短い花の季節、どの山にいくか悩ましい。

 

4月には奥多摩の三頭山と奥武蔵の大霧山にグループで行くことが決まっている。

さてそのあとどうするかと過去の記録を調べていたら、2016年4月30日に前日光の夕日岳に行っていた。

 

ここはアカヤシオがたくさんあってきれいだったし、道もよくて山頂からの展望もよかった。

その記録を投稿することにする。

 

この時は義兄と二人で出かけた。車で日光から日足トンネルの上の細尾峠にあがり、路肩に駐車した。

8時15分出発。

 

ようやく芽吹き始めた木々の下、笹におおわれた斜面を登っていく。

 

さっそくアカヤシオだ。ちょうど満開、大当たりだ。

 

独特のやわらかなピンク色。ほかのツツジにくらべて花そのものもやわらかな感じ。

 

まだ芽吹き始めなので見通しもいい。

 

細尾峠から最初のピーク薬師岳(1420m)へ。少々急な登りだが、標高差は230mほど。

 

もう山頂が見えてきた。見晴らしがよさそうな雰囲気だぞ。

 

9時ちょうど、薬師岳山頂に到着。男体山をバックに記念撮影。

 

男体山から女峰山まで見えている。なかなかいいところだ。

 

山頂にもアカヤシオがたくさん咲いていた。

 

薬師岳から快適な稜線の道を次の目標、夕日岳へとすすむ。

もう8年も前のことなので思い出すために地形図を確認したが、夕日岳までの尾根は、1350mから1400mの間を小さくアップダウンしながら続いている。

 

笹におおわれた地面とまだ葉が茂らない木々。ところどころにアカヤシオ。

この尾根道は禅頂行者道と呼ばれているらしい。

日光を開山した勝道上人が、拠点としていた古峰ヶ原から日光に通った道だそうだ。

 

灌木はすでに緑色。

 

ところどころに登りはあるもののそれほど続かない。

 

男体山をバックにアカヤシオ。

 

これは日光白根山。さすがにここはまだ真っ白。

 

アカハラ?

 

薬師岳を出発して1時間50分ほどで最高地点、夕日岳(1420m)に到着。

ここは稜線からわきへ飛び出したようなところなので日光の山々の眺めがとてもいい。

 

日光白根と男体山。

 

男体山から大真子、女峰の山々。

 

さてお次は、元の稜線に戻ってこのコースの最南端にある地蔵岳(1483m)へ。

地蔵岳は天狗で有名な古峯神社の真北にそびえる山。

そちらからだと標高差が700mくらいになるが、夕日岳からだとわずかな高低差。

 

その途中にもアカヤシオ。

 

これが地蔵岳からのながめ。まあ、夕日岳とあまりかわらないけどね。

 

帰りの道も快適。

 

行きに見落とした薬師岳の石祠。脇には不動明王。

 

あとは細尾峠にむかってくだるだけ。午後3時には細尾峠に戻れたと思う。

写真をみながら思い出してみてもいいコースだ。

それにアカヤシオがバッチリ咲いていたし。

今年のGWもここに行ってみようかな。道路は混むけどね。

 

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花盛りの古賀志山(2020年4月15日)

2024-01-04 14:45:41 | 日光・足利山地・那須・筑波とその周辺の山

年末年始、時間が取れたのでどの山行を投稿しようか迷ったが、少し季節外れの古賀志山を記録しておこうと思う。

季節は4月中旬、低山は花の季節だ。

 

一人暮らしの息子を誘って車で出かけた。

車を留めたのは宇都宮市森林公園の駐車場。

9時30分出発。しばらく公園内を歩く。

 

赤川ダムによってつくられた池のぐるりはサクラ並木になっているようだ。

 

山沿いだからか、まだ満開には早いくらいだった。

 

公園を抜けて北コースを山へと入っていく。

しばらく林道を歩いた。

 

エイザンスミレ。

 

林道の終点から登り始めると大きな岩壁の間の岩がゴロゴロした斜面を登っていく。

 

足元にはカタクリが咲いていた。

 

ここにもエイザンスミレ。

 

稜線に出た。富士見峠という。ここか稜線を南へとむかう。

 

岩と木の根の急な尾根を100mほど登る。

 

10時50分、古賀志山山頂。

季節も天気もいいので山頂には大勢の登山者が休憩していた。

 

鹿沼方面のながめ。

 

アカヤシオも咲き始めていた。

のんびりと40分くらい食事休憩していた。

その後、稜線を西にたどって御嶽山へとむかった。

 

途中に赤鳥居と神社跡らしいコンクリートの土台。

 

さらにもう少し西へと進むと北側の展望が開け、残雪の男体山など日光の山々が見えた。

 

ここが御嶽山。弘化3年(1846年)に木曽の御嶽山を勧請したと書いてある。

 

古賀志山山頂は樹木でおおわれていたので、こちらでゆっくりすればよかったかも。

 

このあとはいったん古賀志山山頂にもどり、北へむかって、北コースの北にある尾根をたどって下ることにした。

 

ヤマツツジはまだつぼみ。

 

ちょっとだけクライミング気分。

 

古賀志山はゴツゴツした岩稜の山だが、まわりも岩がめだつ。

 

JR日光線が通っている文挟あたり。

 

こちらのヤマツツジは満開に近い。

 

アカヤシオと新緑。

 

559mの班根石山付近で、すれ違った人が「ヒカゲツツジ」が咲いていると教えてくれたので、ちょこっと寄り道してみた。

コースからほんの少し下がった斜面の日陰にそれこそひっそりと咲いていた。

 

こちらはトウゴクミツバツツジかな。

班根石山の北斜面から東斜面へとまわりこむように進んで北コースの北側の尾根に出る。

 

スミレもあちこちで見かける。

 

尾根を被害へとすすむ。

山全体がさまざまな色合いの浅緑におおわれている。

 

これは名前がわからないので帰ってから調べてみた。ニシキゴロモというらしい。

 

そしていよいよカタクリの群生地へ。尾根の北斜面にある。

 

透明感のある美しいムラサキ色。

 

たくさん咲いていて、写真もたくさん撮った。

群生地からはすぐに下りとなって、北コースの入り口近くに戻った。

古賀志山ははじめてだったけど面白い山だ。

また季節を変え、季節を変えて訪れてみたい。

 

 

 

 

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アカヤシオの仙人ヶ岳から赤雪山へ(2021年3月31日)

2023-12-20 11:21:44 | 日光・足利山地・那須・筑波とその周辺の山

2021年春の投稿に手を入れて再度投稿する。

 

山の情報を調べていたら、足利市の仙人ヶ岳のアカヤシオがもう満開だという。今年はどこも花が早い。

まだ登ったことがない山なので、花が見られる一番良い季節に登ってみようとさっそく行ってみることにした。

仙人ヶ岳は、栃木県の足利市と群馬県の桐生市の境にある山で、標高は663m。

小俣川を遡った一番奥、岩切地区に駐車スペースがあるが、行ってみたらすでに満杯。

近くの旧道の路肩を使わせてもらった。

 

写真は登山口。「生不動」「仙人ヶ岳」の案内の方向、小俣川の谷を遡って、帰りは尾根伝いに猪子峠からくだるつもりだ。

 

歩き始めると民家はすぐに途絶え、細い舗装の道になった。

谷は新緑にあふれていた。そして暖かい。

 

舗装の道も終り、山道になると道は川の渡渉を繰り返しながらさかのぼっていく。

沢沿いなので迷うことはないのだが、いい道というわけではない。

 

ところどころ岩場が現れる。

滝になっているところは右岸にロープが設置されていた。ロープを使ったのはここだけだった。

 

傾斜はそれほどないのでのんびりと歩ける。

ふと見上げると穴が金網でふさいである。見たところ鉱山跡のようだ。

 

10時49分、建物が現れた。生不動らしい。丸太づくりの屋根だけの建物だ。

壊れかけているが、これは拝殿で、奥に小さな祠があった。

最初の写真のところからここまで約40分かかった。

 

さらに少し歩くともう一つ金網の坑口があり、さらにその上、20分ほど登ると斜面を金網で囲ったところがあって、「岩切鉱山」と書いてあった。

説明ではマンガンを採掘していたらしい。あとで調べてみたら、この付近にほかにもたくさん抗口があるようだ。

 

川の中や岸に特徴的な縞模様の岩がたくさんある。マンガン鉱脈と関係あるのだろうか。

 

そろそろ小俣川の沢も大詰めだ。そこからは尾根にむかって右手へと迂回気味に登る。

 

11時25分、熊の分岐に到着。ここで猪子峠からの尾根道に合流する。

 

尾根を歩き始めるとさっそくアカヤシオが目に飛び込んできた。情報通りもう立派に咲き誇っていた。

 

 

この日は黄砂がひどくて、下界はご覧のようなありさま。でも見下ろす山の斜面にヤマザクラの白がたくさん見える。

 

アカヤシオを楽しみながらいくつかピークを越え、11:48、ようやく仙人ヶ岳山頂に到着。

山頂は、東西に広がる幅広い馬ノ背状のところで、中央にやや高いところに山頂標識が設置されていた。

 

私は西のはずれで休憩。桐生市らしい街がはるかかなたに霞んで見えていた。暖かいので風が心地よい。

30分弱昼食休憩して、アカヤシオがたくさん見られるという猪子峠の尾根へと向かった。

 

しかし、ここで失敗。

はじめての山域で尾根の連なりの概念がきちんと頭にはいっていなかったので、いつの間にか北に向う尾根に踏み込んでしまっていた。

分岐点は少し先だとかってに思い込んでいたが、気がついて地図をみたら、山頂の東端が分岐点だった。

アカヤシオに気を取られての失敗なのか、標識を見落としたのか?こういうときはしばらくなぜ間違えたのか気になって仕方がないものだ。

 

でもこの尾根道もたくさんのアカヤシオに彩られていて、なかなかいいところだった。

 

このコースは東にある赤雪山への縦走路であり、まだ12時を少し回ったところなので、失敗をいいことに、計画を変更し、赤雪山へ縦走することにした。

ただし、下山口が松田ダムの松田湖になるので、下山後、駐車場まで約1時間歩かなくてはならない。

でも、こちらへは来る機会が少ないので決行することにした。

 

13:28、途中にある三角山に到着。ここもアカヤシオがきれいで、赤雪山から歩いてきたらしい4人のグループがいた。

振り返ると仙人ヶ岳。本来はこの山の左につらなる尾根をくだる予定だった。

 

三角山の少し先から東へと方向転換。そして尾根は小さなアップダウンを繰り返し、ピークごとに微妙に歩く方向が変化するコースだ。

 

赤雪山が少しづつ近づいてきたが、この写真の標識の先で、いつの間にか北向きの尾根に踏み込んでしまった。

 

どこで間違えたのかまったくわからない。仕方がないので前の標識までもどって再出発。

赤雪山は右奥の方向なのでそれを意識しながら進むと自然に次の標識のところに到達した。約20分ほどのロス。

どこで間違えたのか注意しながら歩いたのに、ここだ、という地点はわからなかった。2回目の間違いだし、どこでどう間違えたのかもはっきりしない。こういうのは気持ちが悪い。

 

たぶん写真のように広がりのある尾根で自然に北尾根に踏み込んでしまったのだろう。

 

到達した次の標識で今度は南東へと方向転換。もう赤雪山は近い。

アカヤシオのことを書いておくと、三角山を過ぎてからは少なくなり、後半はほとんど見られなくなった。

 

14:32。赤雪山に到着。

山頂には東屋があり、そとにもいくつかベンチが設置してある。東側の展望が開けている。

 

 

山頂からは東へ名草の巨石群への道が分かれているが、私はここからはダム湖畔へとくだる。

 

15:16、ダム湖畔に到着。湖畔は桜が満開だった。

 

ダムサイトの展望広場にはトイレがあったので使わせてもらった。

駐車地点までさらに歩かなくてはならない。

出発して最初のカーブがダムの展望広場になっていて、その端っこから階段でダムの下へとおりることができた。

下は野外バーベキュー場になっていて車も何台かとまっていた。

しばらくは下りなので調子良く歩けたが、猪子トンネルへと向かうと上りになるのでうんざり。

トンネルを抜けて車まで結局予想通り1時間近くかかってしまった。

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緊急事態解除後の那須茶臼岳(2021年10月2日)

2023-09-05 19:47:43 | 日光・足利山地・那須・筑波とその周辺の山

※ これは作成途中のまま仮投稿してそのまま忘れていたものに手を入れて完成させ再投稿するものです。

那須連山のなかで登り残していた茶臼岳にのぼってきた。

娘が山に行きたいというので、楽に登れるけどまだ登っていないということで選んだのだが、当日が緊急事態宣言解除後の最初の土曜日だということをうっかりしていた。

ロープウェーの山麓駅につくと駐車場は満車。その先の峰の茶屋の駐車場も満車。娘と合流するために出発を遅めにしたことも裏目に出てしまった。

しかたなく下の大丸園地の大きな駐車場に留めてロープウェー駅まで歩いて行った。

ロープウェー駅までの遊歩道にはアザミや秋の花が咲いていてさっそく山の気分にさせてくれた。

ロープウェーは10分ごとの運行なので密にならず、行列もできていなかった。

下界はいい天気なのだが、那須岳の上空は雲がおおっている。

このときはまだ山頂は雲の下に見えていた。土曜日なので子ども連れの登山者も多く見られた。

先の投稿した速報でも紅葉にふれているが、私が見たかった紅葉は、一般的な樹木の紅葉ではなく、ナナカマドなどの小灌木と笹の緑とのコントラストだった。

一般的な紅葉は10月中旬過ぎからが見ごろのはず。南月山の斜面もまだ紅葉には早いようだ。

山頂に近づく頃から周囲がガスってきた。

茶臼岳の火口の周囲を時計回りに進むと最高地点手前に鳥居があった。

このあたりから強風が押し寄せてきた。

強風にあおられると体がもっていかれそうになる。

足元が溶岩の角張った大きな岩なので気を付けながら歩く。

山頂から火口の縁を時計回りにすすむ。峰の茶屋跡の峠を見下ろす地点があった。

あいかわらず強風。どしんと体にぶちあたってくる。

火口の縁を回り込んで東側になると急に風あたりが弱まった。

那須野が原をみわたす。

岩に秋色の飾り。

赤い胞子の袋?をつけた地衣類。

このあたりの岩陰で風をよけながらお昼の休憩にした。

コケモモ。

朝日岳の尾根の紅葉。笹の緑に対して灌木はもう茶色になってしまっていた。

朝日岳と峰の茶屋あとの避難小屋。

峠に近づくとふたたび強風が体を持っていこうとする。

峰の茶屋跡から茶臼岳を振り返った。ちょっと東側に寄るだけで風が弱くなる。

こちらは朝日岳の紅葉した斜面。

出発が遅くなったので旭岳は割愛して茶臼岳の北面にそって歩きやすい道をくだっていった。

ヤマアジサイの咲き残り。

下に降りて樹林帯にはいるとナナカマドが実をいっぱいつけていた。

満杯で車をとめそこねた峠の茶屋の駐車場に近づいた。

山の神の獅子。

ようやく駐車場の上についたが、私たちはこのあとさらに200mほどしたにある大丸園地まで歩かなくてはならなかった。

山頂や峰の茶屋付近では強風にあおられておちおち休憩もできなかったが、初秋の景色を楽しむことができた。

今回は朝日岳を割愛してしまったが、また来ることができたらぜひそこまで足を延ばして娘にすばらしい紅葉を見せてやりたい。

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秋の日光白根山(2014年10月1日)

2023-09-02 13:37:25 | 日光・足利山地・那須・筑波とその周辺の山

前回は28年前の日光白根山を投稿したので、今回は9年前、10月1日に登った時のことを投稿する。

この時は、娘と義兄を誘って3人で、ロープウェーを使って登った。

ロープウェーを使うと駅からは2時間半の行程だ。

 

 

この日は曇りだが、雨が降る心配はなさそうな日和。

 

スキー場の中を登っていく。

 

8時半に歩き始めた。さっそく赤い鳥居と紅葉のお出迎え。

深田久弥の百名山では、昔は群馬側が表の登山口だったが、地名に残るだけで道は跡形もないと書いてあるが、ロープウェーができたことでその表の登山道が復活したわけだ。

この鳥居もロープウェーにあわせてつくられたものだろうと思う。

 

静かな林間の道を歩いて行く。ここはロープウェーからの散策コースとして整備されていて、標識も完備している。

まわりの人は完全装備の雨支度だ。

 

針葉樹林のむこうに色づいた落葉樹も。

 

散策コースの奥の避難小屋をすぎるといよいよ白根山上部本体を登る登山道に入っていく。

白根山の西斜面をトラバース気味に登っていく。

 

折り返して今度は山頂へと北上する。森林限界をこえたこのあたりからガスが濃くなってきた。

 

斜面に張り付くように生えている背の低い石楠花と火山岩。

 

いやあ、ますますガスが・・・。足元しか見えんじゃないか。

 

ようやく山頂近くに立つ祠に到着。でも山頂が見えない。

すぐそばにあるはずなのに。標識で方向を定めて、探しながら歩く。

日光白根の山頂は複雑な地形をしていてあちこちに火口跡のくぼみがある。

 

ようやく探し当てて、10時40分に山頂到着。鳥居のところから2時間10分でついた。

ガスがなければ大展望を楽しめるのに・・・。でもこの日は待っても無駄という感じだった。

 

濃いガスと風で体が冷えてきたので風下の岩陰にはいって休憩。11時10分に五色沼へと出発。

山頂から東南東へと急斜面をくだる。

 

300mほど下るとやや平坦なところに出て、枯れた草が秋を告げていた。

谷間にある五色沼の分岐に避難小屋が建っていた。

 

その谷をさらに50mほど下っていく。

紅葉と黄葉が重なりあっていて美しい。

 

山頂から1時間ほどで五色沼に到着。

周りの斜面は秋らしい彩になっているが、ガスが流れて静かで神秘的。

 

カラマツも色づき始めていた。ここで少し休憩。

次に、弥陀がヶ池へと80mほど登り返す。

 

みごとなナナカマドの紅葉があった。

 

弥陀ヶ池もガスにつつまれていた。上空は明るいらしく水面は光を受けていた。

 

座禅山と奥白根山との鞍部へと登り、今度は反対側へとくだる。

28年前の夏の時は、この左の斜面がマルバダケブキの大群落だった。

 

オレンジ色にそまったナナカマド。こんな色合いも好きだ。

 

下りきるとそこはロープウェーから続く周回遊歩道の一番奥のあたり。

ここからは歩きやすい道がつづく。

 

ロープウェーの山上駅に戻ると日差しがもれだしたが、白根の山頂はあいかわらずガスの中だった。

日光白根山の登山コースとしては一番楽で変化にも富んでいていいコースだと思う。

また誰かと歩いてみたいコースだ。

 

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