今年は暖冬で、桜の開花も早まると予想されていたのに、ここのところの冷え込みで東京でもまだ開花宣言されていない。
でも、明日くらいには開花しそうだ。
それよりも短い花の季節、どの山にいくか悩ましい。
4月には奥多摩の三頭山と奥武蔵の大霧山にグループで行くことが決まっている。
さてそのあとどうするかと過去の記録を調べていたら、2016年4月30日に前日光の夕日岳に行っていた。
ここはアカヤシオがたくさんあってきれいだったし、道もよくて山頂からの展望もよかった。
その記録を投稿することにする。
この時は義兄と二人で出かけた。車で日光から日足トンネルの上の細尾峠にあがり、路肩に駐車した。
8時15分出発。
ようやく芽吹き始めた木々の下、笹におおわれた斜面を登っていく。
さっそくアカヤシオだ。ちょうど満開、大当たりだ。
独特のやわらかなピンク色。ほかのツツジにくらべて花そのものもやわらかな感じ。
まだ芽吹き始めなので見通しもいい。
細尾峠から最初のピーク薬師岳(1420m)へ。少々急な登りだが、標高差は230mほど。
もう山頂が見えてきた。見晴らしがよさそうな雰囲気だぞ。
9時ちょうど、薬師岳山頂に到着。男体山をバックに記念撮影。
男体山から女峰山まで見えている。なかなかいいところだ。
山頂にもアカヤシオがたくさん咲いていた。
薬師岳から快適な稜線の道を次の目標、夕日岳へとすすむ。
もう8年も前のことなので思い出すために地形図を確認したが、夕日岳までの尾根は、1350mから1400mの間を小さくアップダウンしながら続いている。
笹におおわれた地面とまだ葉が茂らない木々。ところどころにアカヤシオ。
この尾根道は禅頂行者道と呼ばれているらしい。
日光を開山した勝道上人が、拠点としていた古峰ヶ原から日光に通った道だそうだ。
灌木はすでに緑色。
ところどころに登りはあるもののそれほど続かない。
男体山をバックにアカヤシオ。
これは日光白根山。さすがにここはまだ真っ白。
アカハラ?
薬師岳を出発して1時間50分ほどで最高地点、夕日岳(1420m)に到着。
ここは稜線からわきへ飛び出したようなところなので日光の山々の眺めがとてもいい。
日光白根と男体山。
男体山から大真子、女峰の山々。
さてお次は、元の稜線に戻ってこのコースの最南端にある地蔵岳(1483m)へ。
地蔵岳は天狗で有名な古峯神社の真北にそびえる山。
そちらからだと標高差が700mくらいになるが、夕日岳からだとわずかな高低差。
その途中にもアカヤシオ。
これが地蔵岳からのながめ。まあ、夕日岳とあまりかわらないけどね。
帰りの道も快適。
行きに見落とした薬師岳の石祠。脇には不動明王。
あとは細尾峠にむかってくだるだけ。午後3時には細尾峠に戻れたと思う。
写真をみながら思い出してみてもいいコースだ。
それにアカヤシオがバッチリ咲いていたし。
今年のGWもここに行ってみようかな。道路は混むけどね。