毎日が山のこと

最近の山歩きの記録はもちろん、作ってみた山行プラン、過去の山歩きの記録も順次掲載中です。

便の良いところで年末山行?吾野の天覚山へ(2023年12月28日)

2023-12-31 09:25:58 | 山日記

年の瀬には、年末山行として雲取山や丹沢へ山小屋泊まりで出かけたこともあったが、最近はなかなか。

それでもできるだけ自分で納得できる計画を練って日帰りで出かけていた。

今年はそうはいかなかった。

遅めの出発でできるだけ早く帰れるコースにしようと、28日、秩父線の沿線の大高山と天覚山に出かけた。

 

7時半過ぎに家を出て、吾野駅には9時16分の到着。

この駅の裏が登山口なので超便利。

 

この地下道で駅裏にでられるのだが、私は気づかず踏切にまわってしまった。

 

ここが登山口。斜面を開いてつくられた大きな墓地の片隅。

 

しばらく杉林の急登が続く。

 

道はいいが、角ばった小石が多い。周囲は手入れの行き届いた杉林。

 

登山口から40分ほどで稜線の前坂に到着。

この稜線は伊豆ヶ岳から子の権現を経て天覚山へと伸びている。

伊豆ヶ岳はなんども登っているが、この稜線は歩いたことがなかった。

 

まずは今回の最高地点である大高山へむかう。

しばらく歩くと左手下に舗装道路が見えてきた。

 

一度稜線を越えていくその道に出て、そのまま稜線をたどっていく。

このコースはずっと杉林の中なので、展望はほとんどない。

 

大高山が近づくと稜線上に岩場があらわれた。

このあたりから、西側は、照葉樹や針葉樹がまざった自然林になってきた。

 

岩場は上下二段あるが、どちらも特に問題はない。

 

大高山に到着したらしい。

 

山頂のすぐ手前に「若宮八幡大神」の石碑。

 

その先が大高山、493mの山頂。

 

山頂は木でおおわれているが、西の方に窓が開いていて大岳山が見えた。

駅を出て1時間半で到着。

 

まだ昼食には早いので天覚山へとむかう。

今回、はじめて紅葉らしい雰囲気になってきた♪

 

散り残りで茶色くなってしまったカエデ。

 

このあたりには、稜線上にかなり太いヤマザクラやモミ、カエデなどが見られた。

 

これは登山地図にも書いてある大岩。コース上のランドマークだ。

 

大岩から10分少々歩いた、尾根がクランク状に曲がっている地点。

「吾野ノ頭」と書いてある。

 

照葉樹林に落葉樹も混じっているのか、少し明るくなっていい気持ち。

でもこんな感じのところは少ない。

 

またもや杉林の中を歩き、なんどかピークを越えて、ようやく天覚山への登りとなってきた。

 

12時ちょうどに山頂に到着。

 

南には関東平野が遠く霞んでいる。

 

西の方には奥多摩の山が。

でも少しカシなどの灌木が伸びてきて視界を覆い始めている。

 

天覚山、445mの三角点。

丸太組のベンチが2つある。そこで昼食。

今回は久しぶりにカップラーメンにしようとコンロやガスカートリッジも持参。

ところが、ガーン!! コッヘル入れ忘れた(涙)

最近、こういうミスが増えたようだ。ボケてきたか(泣)

仕方がないので、アンパンとおかずの卵焼き、お菓子をたべてしのぐ。

 

食事の楽しみがなくなったのでさっさと下山だ。

山頂の北側に削平されたところがあった。

大きな石が並んでいる。地図に「両峯神社跡」と書いてあるが、現地には説明板も見当たらない。

 

基礎の石と赤瓦が落ちていた。

 

そして神社前の広場だったらしいところには大きなイチョウの木。

その広場全体にイチョウの葉の絨毯が敷き詰められていた。

 

これが神社の土段。後ろは天覚山の山頂だ。

 

そのイチョウの木の根方に東吾野駅へのコース案内。

沢コースと尾根コースがあるので、私は尾根コースで下ることにする。

 

尾根道は少し小石が増えるが歩きやすくていい道だ。

しかし、相変わらず展望がない。

送電線のところとその少し先で隣の尾根が見えるようになった。

 

尾根から右の斜面に下りだすと間もなく林道に出た。

 

東吾野の家並みの中を駅へとむかう。

 

午後1時15分、東吾野駅が見える踏切をわたり、駅へとむかう。

電車はすぐの22分にあったので、家にはなんと3時に帰ることができてしまった。

年末山行というより、手軽なトレーニング山行となってしまった感じだ。

ちなみに、カップラーメンは途中の乗り換えの時、コンビニでお湯をもらっていただいた。

 

 

 

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丹沢の袖平山と姫次を歩く(2021年1月3日)

2023-12-22 09:30:03 | 山日記

3年近く前の丹沢北部の山歩きの記録。

この年、新年の5日に予定していたハイキングの会の筑波山は、年末の予想を超えるコロナ感染拡大を受けて中止とした。

団体行動は難しいので個人で出かけることにし、丹沢でまだ歩いたことがない袖平山と姫次を結んで周回コースとした。

 

家を早めに出て、青根の黍殻山登山者用駐車場を7時23分に出発。

夜明けがもっとも遅くなる季節だし、山の北側なので当分日が差してこない。寒い。

 

今回は周回コースとするために、登りは登山地図には出ていないコースで直接袖平山をめざす。袖平山に向かうには、駐車スペースの少し下にある林道の分岐を右に進み、沢を渡った先の台地状のところに向う。

このあたりは神奈川県の水源の森林に指定されていて、山の整備がおこなわれている。林道がかなり上部まで伸びているのでそこをたどることになる。

 

まず平坦地の十字路で左に進む。ここには小さな標識がある。

少し行くと左斜めに分岐があり、ここにも標識がある。

林道ができるまではまっすぐ進むのが袖平山へのルートだったようだが、今どうなっているかは確認していない。

 

上の写真のように砂防堰堤のところから登山道が始まっているが、すでに使われていないようで潅木が伸び放題で歩けない。

 

左側の斜面にジグザグに続いている林道をさらに登るとようやく尾根をたどる登山道が始まる。

標識らしいものはなにもないが、感じでわかる。林道は少し先で行き止まりになる。

 

この尾根はかなりの急登だ。途中で黍殻山に日があたり出したが、私が登っている尾根にはなかなか日が当たらない。

 

とにかく尾根をはずさないように直登する。

 

8時50分、尾根を手も使いながら登りつめ944m地点に到着。西側と北側の展望が開けて目の前に大室山が見える。

山頂が少し雲に隠れているが、よく見ると霧氷がついているようだ。富士の方角は雲に隠れている。あとは迷うようなところはない。

 

そこからは尾根をたどって標高差500m弱を詰めれば袖平山だ。

尾根にそって鹿よけのネットがあらわれ、ところどころに作業用なのだろう、脚立が立っていた。そういえば先ほどの急登の尾根にもたくさんの鹿の足跡があった。

 

少し登るとアセビが増え、モミの木もあらわれた。

 

10時15分、袖平山に到着。ようやく雲の上に富士山が姿を見せてくれた。遠く南アルプスも白い稜線を見せていたが少し霞んでいる。

ここで食事休憩し、おにぎりをほうばった。姫次は近いので、カップラーメンとコーヒーはそちらでいただくことにする。

 

袖平山を少し下ると神ノ川から姫次をへて焼山へと続く東海自然歩道に合流する。そこには立派なベンチが3つもあった。

 

今度は富士の展望に加えて南側間近に一段高く蛭ヶ岳が見えている。逆光と雲の輝きで見えづらいが蛭ヶ岳も霧氷で飾られていた。

 

道は格段によくなって歩きやすい。

 

丹沢の尾根らしく木々もまばらで左右の展望が開けている。関東平野が見える地点もある。

 

20分ほどで姫次に到着。カラマツの林のそばに広場があり、さきほどと同じ立派なベンチが3つ備えてあった。

誰もいないし誰も来ない。カップラーメンにお湯を注ぎ、続いてコーヒーをいただく。風もほとんどなくて静かだ。でも南から薄雲が広がってきて寒くなった。

 

11時少しまわって下山を開始。今度は丹沢主脈を歩いて八丁坂の頭から青根へと下る。

もう少し先に黍殻山避難小屋があってそこからも下れるが、谷底の日陰の道をあるくことになる。

選んだコースは大部分が尾根道なので午後の日差しがあたるはずだ。

 

山道の脇にモノレールが現れた。森林整備用に設置されていると表示がしてあった。

 

葉を落として明るい疎林の中に木道が続く。静かだ。

 

道の右側には丹沢の主稜線が望まれ、ずっと下の方には宮ヶ瀬湖が見えてきた。

 

20分ほどで八丁坂ノ頭分岐に到着。ここから左に入る。先ほどのモノレールもいっしょだった。

 

ところどころ木の根や岩の段差があるもののとても歩きやすいコースだ。

かなり下るとモノレールの下をくぐる。モノレールは谷へとくだっているようだ。

登山道はやがて尾根の末端の高まりの手前で右手へと下りはじめる。

斜面もゆるやかになって12時48分、舗装の道へと飛び出した。そこから15分弱で車に戻ることができた。

最後に今回のコースを紹介しておく。

駐車場7:23発⇒林道から登山道へ8:00⇒944mピーク8:50⇒袖平山10:15⇒姫次10:50~11:07⇒八丁坂の頭分岐11:26⇒舗装の林道12:48⇒駐車場13:04

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アカヤシオの仙人ヶ岳から赤雪山へ(2021年3月31日)

2023-12-20 11:21:44 | 山日記

2021年春の投稿に手を入れて再度投稿する。

 

山の情報を調べていたら、足利市の仙人ヶ岳のアカヤシオがもう満開だという。今年はどこも花が早い。

まだ登ったことがない山なので、花が見られる一番良い季節に登ってみようとさっそく行ってみることにした。

仙人ヶ岳は、栃木県の足利市と群馬県の桐生市の境にある山で、標高は663m。

小俣川を遡った一番奥、岩切地区に駐車スペースがあるが、行ってみたらすでに満杯。

近くの旧道の路肩を使わせてもらった。

 

写真は登山口。「生不動」「仙人ヶ岳」の案内の方向、小俣川の谷を遡って、帰りは尾根伝いに猪子峠からくだるつもりだ。

 

歩き始めると民家はすぐに途絶え、細い舗装の道になった。

谷は新緑にあふれていた。そして暖かい。

 

舗装の道も終り、山道になると道は川の渡渉を繰り返しながらさかのぼっていく。

沢沿いなので迷うことはないのだが、いい道というわけではない。

 

ところどころ岩場が現れる。

滝になっているところは右岸にロープが設置されていた。ロープを使ったのはここだけだった。

 

傾斜はそれほどないのでのんびりと歩ける。

ふと見上げると穴が金網でふさいである。見たところ鉱山跡のようだ。

 

10時49分、建物が現れた。生不動らしい。丸太づくりの屋根だけの建物だ。

壊れかけているが、これは拝殿で、奥に小さな祠があった。

最初の写真のところからここまで約40分かかった。

 

さらに少し歩くともう一つ金網の坑口があり、さらにその上、20分ほど登ると斜面を金網で囲ったところがあって、「岩切鉱山」と書いてあった。

説明ではマンガンを採掘していたらしい。あとで調べてみたら、この付近にほかにもたくさん抗口があるようだ。

 

川の中や岸に特徴的な縞模様の岩がたくさんある。マンガン鉱脈と関係あるのだろうか。

 

そろそろ小俣川の沢も大詰めだ。そこからは尾根にむかって右手へと迂回気味に登る。

 

11時25分、熊の分岐に到着。ここで猪子峠からの尾根道に合流する。

 

尾根を歩き始めるとさっそくアカヤシオが目に飛び込んできた。情報通りもう立派に咲き誇っていた。

 

 

この日は黄砂がひどくて、下界はご覧のようなありさま。でも見下ろす山の斜面にヤマザクラの白がたくさん見える。

 

アカヤシオを楽しみながらいくつかピークを越え、11:48、ようやく仙人ヶ岳山頂に到着。

山頂は、東西に広がる幅広い馬ノ背状のところで、中央にやや高いところに山頂標識が設置されていた。

 

私は西のはずれで休憩。桐生市らしい街がはるかかなたに霞んで見えていた。暖かいので風が心地よい。

30分弱昼食休憩して、アカヤシオがたくさん見られるという猪子峠の尾根へと向かった。

 

しかし、ここで失敗。

はじめての山域で尾根の連なりの概念がきちんと頭にはいっていなかったので、いつの間にか北に向う尾根に踏み込んでしまっていた。

分岐点は少し先だとかってに思い込んでいたが、気がついて地図をみたら、山頂の東端が分岐点だった。

アカヤシオに気を取られての失敗なのか、標識を見落としたのか?こういうときはしばらくなぜ間違えたのか気になって仕方がないものだ。

 

でもこの尾根道もたくさんのアカヤシオに彩られていて、なかなかいいところだった。

 

このコースは東にある赤雪山への縦走路であり、まだ12時を少し回ったところなので、失敗をいいことに、計画を変更し、赤雪山へ縦走することにした。

ただし、下山口が松田ダムの松田湖になるので、下山後、駐車場まで約1時間歩かなくてはならない。

でも、こちらへは来る機会が少ないので決行することにした。

 

13:28、途中にある三角山に到着。ここもアカヤシオがきれいで、赤雪山から歩いてきたらしい4人のグループがいた。

振り返ると仙人ヶ岳。本来はこの山の左につらなる尾根をくだる予定だった。

 

三角山の少し先から東へと方向転換。そして尾根は小さなアップダウンを繰り返し、ピークごとに微妙に歩く方向が変化するコースだ。

 

赤雪山が少しづつ近づいてきたが、この写真の標識の先で、いつの間にか北向きの尾根に踏み込んでしまった。

 

どこで間違えたのかまったくわからない。仕方がないので前の標識までもどって再出発。

赤雪山は右奥の方向なのでそれを意識しながら進むと自然に次の標識のところに到達した。約20分ほどのロス。

どこで間違えたのか注意しながら歩いたのに、ここだ、という地点はわからなかった。2回目の間違いだし、どこでどう間違えたのかもはっきりしない。こういうのは気持ちが悪い。

 

たぶん写真のように広がりのある尾根で自然に北尾根に踏み込んでしまったのだろう。

 

到達した次の標識で今度は南東へと方向転換。もう赤雪山は近い。

アカヤシオのことを書いておくと、三角山を過ぎてからは少なくなり、後半はほとんど見られなくなった。

 

14:32。赤雪山に到着。

山頂には東屋があり、そとにもいくつかベンチが設置してある。東側の展望が開けている。

 

 

山頂からは東へ名草の巨石群への道が分かれているが、私はここからはダム湖畔へとくだる。

 

15:16、ダム湖畔に到着。湖畔は桜が満開だった。

 

ダムサイトの展望広場にはトイレがあったので使わせてもらった。

駐車地点までさらに歩かなくてはならない。

出発して最初のカーブがダムの展望広場になっていて、その端っこから階段でダムの下へとおりることができた。

下は野外バーベキュー場になっていて車も何台かとまっていた。

しばらくは下りなので調子良く歩けたが、猪子トンネルへと向かうと上りになるのでうんざり。

トンネルを抜けて車まで結局予想通り1時間近くかかってしまった。

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初冬の生藤山、上岩から和田へ(2023年12月13日)

2023-12-15 11:08:08 | 山日記

めずらしいことに、いつもの山仲間とスケジュールが一発で決まり、13日山にでかけた。

目的地は上野原から生藤山。

以前にこのメンバーで登り、笹尾根の浅間峠から下山したことがあるので、今回は登りのルートも変え、下りは東へ向かって山の神から和田に下ることにした。(前回の時の記録は生藤山から浅間峠へ)

 

上野原から8時36分のバスで上岩の石楯尾神社前まで。

バスは、山梨県から神奈川県にはいる。ちょうど県境の川にそって走るのだ。

前回は、終点の井戸から登ったので今回は一つ手前から歩いて佐野川峠をめざすことにした。

 

天気予報では暖かくなると言っていたが、冷え込んだ朝の空気が肌を刺し、息が白くなった。

枯葉が発酵しているのか湯気が立ち上っていた。

 

峠に向かう里の道のわきには広々とした土地が広がっていた。

畑地とも思われない。しかしきれいに草刈りがしてあった。

 

その反対側には、傾いた廃屋。農家の納屋だった建物のようだ。

全体が左に傾いているが、ちょっと踏ん張って耐えているようだ。

 

山にせまった民家の傍らには、それほど古くはない馬頭観世音の石碑が。

昭和39年と彫ってあるから、このあたりでは戦後まで馬を飼っていたのだろうか。

 

歩いている舗装の道を意外に車が通っていく。

地図を調べてみたら、その道の奥にラファエル会薫風学園という学校があるらしい。

登山道は、その施設より手前で左へと別れて行った。

 

その道の奥にあった山の神のほこら。

登山道は今度は右へ分かれて、いよいよ山道らしくなっていった。

 

しばらく山道を登っていくと、林道に出た。

 

うっかりその道を歩きそうになったが、登山道はすぐに反対側の斜面の道へとはいる。

ちょうど通りかかったトラックを運転していた人が教えてくれた。

 

このあたりには写真のような草が道に沿ってたくさんあった。

ネットで調べてみたらマツカゼソウらしい。ミカン科だそうで、小さな花をつけていた。

 

道は結構幅もあって歩きやすく、ときどき分岐しながら折り返して斜面を登っていく。

分岐があったら折り返しという感じだ。

 

ここまで西斜面の日陰だったが、ようやく日差しのあふれる佐野川峠に到着だ。

その尾根道を5人ほどの女性グループが歩いていた。

声をかけると鎌沢から登ってきたそうだ。

 

尾根道になっても道はゆるやかな登りで歩きやすい道が続いた。

 

ときどき日差しがとどく。

 

甘草水の標識のところに大きめのベンチがあったので小休止。

いわれには、日本武尊がここで杖を突きさしたらおいしい水がわきだしたと書いてあった。

どんな水か興味がわいたが、100mがおっくうで行きそびれた。

 

前に歩いた井戸からの登山道が合流して、いよいよ三国山だ。

さきほどの女性グループが休憩していた。

 

ここは灌木が伸びてもはや展望は望めないのでそのまま生藤山へとむかう。

 

ほんのしばらく急登を登り切ればそこが生藤山山頂だ。11時18分。

 

ここも周囲は灌木が多いが、ちょうど登山道の方向に富士山がある。

 

ベンチは4つ並んでいる。

さっきの女性グループは三国山でのんびりしているらしく、だれも登ってこない。

風がないので暖かい。

 

山頂標識の上に、誰かさんが・・・

食後にお湯を沸かしてコーヒーも楽しんだ。30分以上休んだと思う。

生藤山からは東へと稜線をたどる。

 

山頂から少し下がって、またすぐに登り返したピーク。

ここにも同じ人の仕事らしい石の標識が置いてあった。

 

ここからの下りはかなり急で、木の幹や岩角をつかんで下るところもあった。

 

でも急なところはそこだけで、そのあとは御覧のような極上の道が続いた。

 

少し歩くと茅丸の登り。ここがこのコースの最高地点なのだが、、

 

われわれはそんなことは気にせず、さっさと巻道へとすすむ。

 

尾根もしだいに幅を広げ、葉をおとした森の中を歩いているようだ。

 

また少しづつ高度をあげてきた。檜原村へと下る道との分岐点、連行峰だ。

ここは茅丸と同じくらいの高さで、ベンチもあるので休憩地点にと考えていたが、木が多くてあまり展望がない。

茅丸の方が展望がよかったはずなので、やはりピークに寄るべきだったかなとほんの少し反省。

 

でもそこから少し歩いた地点から富士山がよく見えた。

同行者は、そちらを振り向きもせず黙々と歩いていたが・・・

 

午後1時少しまわったころ和田への分岐点、山の神に到着。

 

ここから広い斜面をジグザグに下っていく。

 

この道も石ころが多いもののまずまず歩きやすい。ようやく視界が開けた。

 

その少し下に廃屋があった。

標高600m付近。陣馬山と生藤山のあいだにある沢井川の谷、最奥の民家だったのだろう。

そこからは、幅2~3mの道になった。

かつては、郵便配達のバイクくらいは上がってきたのだろう。

 

いくつかの堰堤の脇を抜け、和田峠にぬける車道に到着。

時計を見ると午後2時ちょうどのバスに間に合いそう。

50分近くまつのは嫌なので仲間をせかせて急いでバス停にむかった。

ちょうど発車2分前に到着。稜線から1時間弱で無事に乗車できた。

 

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乾燥に耐える雑草の赤ちゃんたち

2023-12-11 11:33:54 | 雑草

15日前の投稿後、暖かいけど雨の降らない乾燥した日が続いている。

数日前に例の並木の根方を覗いてみたら、顔を出した雑草の芽は、乾燥に耐えながらほんの少し成長している感じ。

まだ根もそれほど長く伸ばせていないだろうから、地表面付近の土はかなり乾燥しているだろうに。

今晩から明日にかけて待望の雨が降る予報なので一息つけるだろう。

でも、今顔を出している以外の草も顔を出してくるかもしれないな。

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