延岡の山歩人K

季節ごとの高山植物や山野草、そして彩の美しい自然にはまってしまい
写真撮りながら登山・山歩きを続けています

阿蘇・根子岳に登る(3)~ 目前に圧倒的な迫力の岩峰群

2013-11-11 | 熊本県の山


    表題の写真は、真近で見る根子岳の象徴岩峰群
              左:Ⅰ峰(天狗岩)、中;Ⅱ~Ⅳ峰、右:Ⅴ峰
 
ここで蛇足ながら、高森町側から見た根子岳の 岩の説明
↓ 写真に記入してませんが一番右端の丘みたいなピークが「東峰」(ロッククライミング用の岩名称です)  

   


一昨日記事(根子岳・山上は見事な紅葉)からの続きになります。
西峰(地図上の)下部付近の登山道が崩落して
道がなくなっていました。(~の続編)

申し遅れましたが、本日は私以外、他に誰も登山者はいません
本来ならここで引き返すべきですが・・・

下の写真の赤線のようなルートで人の踏み跡が確認できました。
既に誰かが渡っていることに自信を持って
そのまま踏み跡をトレースしました。(背筋が寒くなる思いをしながら)

↓赤線のルートで無事、向こう側に渡る事が出来ました。

 


向こう側に渡って

手前の岩が、にせ西峰の岩、中央奥に「東峰」
ここが分岐で、そのまま下へ進めば本西峰に向かう
左手(東)に進めば天狗岩方向

 


先ずは東方向、岩峰群を目指します。

少し、進むと迫りくる岩峰を目の当たりに・・・
↓ 左奥:Ⅰ峰(天狗岩)、 中:Ⅱ~Ⅳ峰、 右:Ⅴ峰

 


さらに縦走路を登っていくと

↓ 振り返れば、奥に「東峰」

 


この縦走路は一般登山用ではありません
ロック・クライマーが天狗岩に向かうルートです。
途中で急激に切れ落ちています。

 


目前に圧倒的迫力の岩峰群

↓ 痩せ尾根の上で 左手は小さな木の枝をつかみ、右手のみで撮影





岩峰の下方は、ごらんのとうり
↓ Ⅴ峰下 方面


 


素晴らしい岩峰群を目の当たりにして、そして
美しい紅葉にも出会うことができて大いに満足しました。

天狗岩に別れを告げ
  この後は、先ほど通過した崩落個所のトラバースが待ってます。
  はっきり、帰りのほうが怖かった。



この後の予定は・・・

「本西峰」はものすごく危険で一般登山者は原則登山禁止です
(私は数年前、やはり単独登山で登頂したことはあります)
今日は登頂しません。(最初からそのつもりでした)

これから、地図上の西峰(にせ西峰)登リますが
続編はまた明日・・・・


 


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14 コメント

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人生劇場 ♪ 村田英雄 (あQ)
2013-11-11 09:02:08
日本とは思えないような岩山風景ですね。

そんな岩肌にもシッカリ紅葉が見られ、自然の力強さと植物の生命力を感じさせております。


今日は夕方から通夜の受付に立ちますので、お酒に縁があるので心配です。
明日は葬儀で立場上、火葬場に同行するかもしれません。
そうなると、予定している歌舞伎は遅刻して行く事になりそうです。

歌舞伎座は11~12月と、通し狂言「仮名手本忠臣蔵」を配役を代えての2ヶ月公演です。
両月とも夜の部(討ち入り)を予約し、役者による演技の違いを楽しむことにしておりました。

11月公演では好きな7段目「祇園一力茶屋の場」
大星由良之助  中村吉衛門(人間国宝)
遊女おかる    中村福助(来年、中村歌衛門襲名)
寺岡平右衛門  片岡仁左衛門(関西歌舞伎大名跡)

12月は
大星由良之助   松本幸四郎(吉衛門の兄)
遊女おかる     坂東玉三郎(人間国宝)
寺岡平右衛門   市川海老蔵(歌舞伎宗家跡取り)
当代の大看板、人気役者が揃います。

開演、5~6段目は16:30~18:20
7段目の上演は18:50~ですので、これには間に合いそうですね。
最後の討ち入り場面は17分間で、20:55には終演。
以前のよう21時を過ぎないように配慮されています。

「趣味を取るか、はたまた義理を取るかー
ここが思案の~ぉ、あ しどころさぁ~」(あきゅう屋!)
って、なんとオオバーな~。(爆)
返信する
険しい山 (いわどの里住人)
2013-11-11 09:09:07
険しい山は、美しいです、紅葉です、今を盛りとして映えております。
これからもお気を付けて登山してください。
返信する
勇気あるKさん へ (iina)
2013-11-11 09:09:34
やはり、根子岳の象徴である奇岩を歩きましたね。間近に見る岩峰群はヤッパリ尖ってます。それにしても、Kさんは
勇気があります。
そうでした。行縢山でのササユリを断念したことから推量ると、帰って奥さまに登頂の話を自慢したら、叱られたのでは
ありませんか?

ところで、ブログを公開するためにiinaの場合は、・・・眠い眼をこすりながら毎日深夜0時0分にオープンすることをせず
に ・・・ ブログ予約してますよ。

編集画面で記事を書き、投稿日時を修正してセットすれば、その日時に自動的に公開されます。便利な機能ですから
ご利用ください。

返信する
迫力の岩峰群 (Unknown)
2013-11-11 09:36:06
崩落ヶ所を行かれたのですね。通れば前には岩峰群、
身に迫ってくるような岩々で圧倒されます。そして景色と
紅葉いいですね。東峰からだと天狗の側面を見るような感じですが、西峰から見ればⅠ峰とⅡ~Ⅴ峰も同等の型
をしている岩峰を見せて頂き感激しました。
何時かは行きたい西峰、でも怖い西峰です。Kです。
返信する
こえ~~~~!! (Unknown)
2013-11-11 10:16:29
でも キレ~~~~!!


何かを克服して眺める景色って
最高でしょうね

ご無事でなによりです(^^
返信する
(あQ)さま (延岡の山歩人K)
2013-11-11 17:46:51
こんにちは
旅支度で多忙の折、ありがとうございます。
岩と紅葉もまた相性が良いものですね
本当に生命力の逞しさを実感します。

歌舞伎ですか
「仮名手本忠臣蔵」~これはもう誰でも知っている歌舞伎の代表的な
演目ですね

 >配役を代えての2ヶ月公演です。
歌舞伎を知らない私は、ええっ~と思ってしまいますが
よくあることなのでしょうか
さすがに
11月、12月公演ともすごいメンバーですね

詳しいお話し、ありがとうございました。
私も観劇はしてませんが、歌舞伎座を訪れた時のことを思い出します。

ラストの3行
あQさまも、なかなかの役者です~ヨ


返信する
(いわどの里住人)さま (延岡の山歩人K)
2013-11-11 17:53:03
こんにちは
ご感想、ありがとうございました。
険しい山は、やはり不思議な魅力を持っています
登山意欲をかられます。
これからも安全第一の登山を楽しみたいと思いますので
また、よろしくお願いします。

返信する
(iina )さま (延岡の山歩人K)
2013-11-11 17:55:57
根子岳の象徴の圧倒的な岩峰群
真近での岩峰はやはり迫力ありましたが
さすがにあの上には登りたいとは思いません。

昔は天狗岩も登れたそうですが
近年は崩壊が激しく、登頂が許されるのはクライマーだけです。

明日の記事で登場しますが・・本西峰には登頂していません。
今回の登山は、あくまで当初の計画の範囲でした。
(但し登山道の崩壊は想定外でしたが~これはカミさんには内緒です。)

予約投稿の件
など程・・・その手が
ご指導ありがとうございました。


ガラス彫刻展

「銅盤ガラス彫刻」~初めて伺う技法です
普通のガラス彫刻との違いがよく理解できませんが・・
 >年間3~4個の作品しか作れない
これはすごいですね
やはり、本物をご覧になったiina様は感動したことでしょう
ぜひ拝見してみたいものです。


返信する
(K)さま (延岡の山歩人K)
2013-11-11 17:57:23
以前は、西峰方面も登山者が結構多かったのですが
昨年の大雨による道路の寸断が原因なのか
今年は、他の登山者は誰一人出会うことがありませんでした。

登山者が少ない山は、何かあったとき、即生命にかかわる事態への発展が懸念されます。
もし、登られるときは
看板にも有りましたように「ベテランリーダーの同行」が必要と思います。

とは、言っても
ま近くで見る岩峰は「危険な誘惑」ですね

返信する
(Unknown?)さま (延岡の山歩人K)
2013-11-11 17:58:00
 >こえ~~~~!!
 >キレ~~~~!!
リアルなご感想ありがとうございました。

この景色にあこがれての登山でしたので気持ちよかったですヨ。

また、よろしくお願いします。

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