ダメだ。面白くないというか 暇つぶしに読むならいいのだが読んだら終わり。もう書架には戻したくない。殺したい蕎麦屋 椎名誠著 新潮社 2013年初版を必死で読んだのだが。まあ何度も挫折しかけたのだがかろうじて読み終えた。正直これも味がない。カヌーイストの野田知佑氏は 自分の生きる場所を探して亀山湖や徳島や鹿児島を放浪してる。まあいろんな意味で自然の中で生きてる。まあ自然の中で生きてる人はネイチャリストしか友人がいないか?というと そうではなくて椎名誠氏は友人だそうだ。あたしは中央線だから 椎名氏の出世作の さらば国分寺書店のおばばの環境は知ってる。吉祥寺のJazz喫茶で友達になった当時成蹊の学生だったM氏がお店をやってたからである。お店の近くにバイク乗りの夫婦がやってる喫茶店があって そこがたまり場。お店が無くなって バイクが下火になってからは友人の店に遊びに行ってた。当時の中央線沿線・・まあ吉祥寺から西だが東京だが 若者文化のある街が多くて 結果あたしも住んでたわけで 椎名氏の環境はわかる。が 東京って何もドラマチックじゃない。人と繋がらない限り 本当に孤独な街が多い。地方から東京にあこがれて出てきた人が夢破れて故郷に帰るのは東京って絶対的なサンプル数の多い中から どういうコネクションをつくっていくかで 東京の評価は変わる。子供の頃からの田舎の地縁てのは 何の苦労もせずに手に入るのだが 東京に出てくるとそうはいかない。自ら生きたい方向を決めてそこに辿り着く手段を考え 力を貸してくれる友人関係を作らないといけない。それができないと結局都会は冷たい・・と天を仰ぐわけだが。あたしはITの仕事を求めて出てきたので仕事はOK 音楽や飲む友達は吉祥寺のJazz喫茶繋がり バイクや車は国分寺の友人と会社の同僚でこさえた。なんで 東京は好きではないが今の自分があるのは東京に出てきたからだと思う。椎名氏は東京の人である。まあ仕事柄海外やら 国内もあちこち旅には出てるが まあ仕事である。取材つーか。野田氏は住む場所を求めて彷徨ってるので 基本的なスタンスが違う。あたしは山梨の山奥で山暮らししてたので 野田氏サイドである。当時は休みに東京にいたことなんか無かったので。その時にできた友人が まあ東京脱出組だったので 余計に軸足が東京の椎名氏の考え方は理解できるが 賛同できない・・ってところか。あたしがバイクでの旅や山暮らしをする前だったら 椎名氏の怪しい探検隊や雑魚釣隊って面白かったんだろうが 少なくとも海外の秘境には行ってないけど 山梨で充分な体験をしていろんな技術や交友関係を身につけちゃったのである。なので普通の人なら面白いんだろうが あたしや仲間から見たら それで?という感じなのだ。何を今更そんなこと言ってんの?と言うわけだ。なんで ああ秘境にも行ってる割には薄い体験してるな・・と思う。椎名氏はシティ派の自然旅であって 野田氏はネイチャリスト・・て意味のわからん微妙な表現しかできないんだが 軸足が都会か田舎か?という区分で考えてもらえばいいかと。あたしは後者なので なんか薄味って思うんだろう。まあ あたしは文章力も無いので くどくど書いちゃって読みにくいとは思うが毎日平均で200PV超えてるので単純に結構嬉しい。とりあえずamazonで買える野田氏の本で持ってないものはオーダーした。少なくとも当分は椎名氏の本が山ほどあるのでいい暇つぶしにはなるだろう。買えなかった分のリストを作ってるんで それは図書館のお世話になるとするか。今日は嫁はんが仕事納めで半日なので 午後は親友が株主優待の券をゲットしたので焼肉を食べに行く予定である。焼肉・・・1年ぶりくらいだ。 自転車で行くからビール・・・飲みたいよねw
goo blog お知らせ
goo blog おすすめ
カレンダー
最新記事
最新コメント
- ひなっち/4月1日
- Unknown/プログラミング教育はいらない GAFAで求められる力とは?
- 時代遅れ/プログラミング教育はいらない GAFAで求められる力とは?
- omachi/やっちまった
- かもめです。/たまには
- かもめ/もう疲れました
- 詩音/友人宅は
- たお/最近は
- むらさきまる/これで
- メンチャ/最近は