武田邦彦・・って昼のワイドショーに出てくる つまんないことしか言わないちょっとスケベそうなおっさんかよー 持ち上げて損した気分w
エッセイというのは簡単に言えば自慢話なのだろう。まあ自分の感じたことを文字にしてそれをお金に替える・・というのはいい商売だと思うが。あたしだって こんなブログを書く必要なんかない・・と言ってしまえばその通りである。まあブログはアフィリエイトでもしない限りお金にはならないから 単なる自己満足でしかない。さて 井形慶子にしても永江朗にしても まだブログを読んだだけだが麻生圭子にしても 結局はどう?私ってすごいでしょう?感性が素晴らしいでしょ?と自慢してるだけ。まあ それはこのブログににも言えることではあるがw 京都本に限って話をすると エッセイのような観光本の北区の歯医者さんの柏井壽氏なんかメジャーだけど あたしに言わせれば お金持ちが上から目線であーだこーだ言ってるだけ・・って感じ。他のエッセイストも同じような上から目線だ。まあ それでも読みたい人は買えばいい・・と思うのだが。ベストセラーになった井上章一の京都ぎらいだが これは怨の本 まあ売れただけに古書店に100円でごろごろあったけどほぼ酔っ払いの愚痴 最初と最後で明後日の方向を向いてるような酷い代物だ。関西人の正体・・を読んだけど 井上章一って関西に恨みでもあるのか?というような内容である。エッセイストで本棚に残ってるのは京都本なら 西陣の生まれで今は英国w在住の入江敦彦氏 知らなかったのだが父親が韓国人の町山智弘氏 カヌーイストの野田友佑氏 ジェーン・スー氏w 関西のおばちゃん 市田ひろみ氏 哲学者の鷲田清一氏あたりがお薦めできる。京都中華思想が気にならないなら 杉本秀太郎氏(井上章一の京都ぎらいの発端となった人w)の洛中生息なんかもいいだろう。本ていい。普通人生経験するなら長い時間と多大なお金が必要となるところを 新本でも2千円も出せばお手軽に追体験した気分になれるからだ。もっともあたしは その新本買うお金も無いので図書館だの古書店で100円とかamazonで古書を買ってるわけだがw 広いお洒落な部屋では無いので買った本が本棚に収まりきれずあちこちに平積みになってるし 時々それが雪崩れて足の踏み場も無くなるわけでw 車やバイクは確かに英国が好き。ただしそれは古いスタイルをキープしてるモノに限って言えるのであって 決して快適でも高性能でもない。ほぼ自虐的とも言える代物だ。日本の70年代の車やバイクは大好きだが 日本では使い捨ての意味なのか 古いパーツの入手が困難なので 50年前のパーツでも再生産して供給してくれる英車が好きなだけ。決して井形氏みたいに英国礼賛ではない。何よりあたしは日本が好きなのだ。まあ田舎暮らしもして随分無駄なお金も使ったけどそれもまた人生 学んだところは多々あったわけで良しとしよう。京都は好きだが 学生時代にいてたまたま肌に合うだけで 古都としてや観光京都には興味は無い。あくまでも学生の街京都が好きなだけ。あたし自身 いろんな経験して自分に美味しいとこだけつまみ食いしてるわけで まあそれはそれでいいかと。極めた方がいいには違いないが それには人生が短すぎる。何百年も衰えもせずに生きられるならいろんな人生を生きてみたいが 生物としてそれは無理。霊界の住人にでもなればいいのだろうが 霊界なんて無いのは数年前に経験して知ってるしw 本 結局美味しいところをつまみ食いするためのガイドブックみたいなもんだ。旅行案内書でも使い勝手のいいのと悪いのがあるように 本なのだから玉石混合である。その玉が自分にとって玉なのか石なのか決めるのは自分であって みんなそれぞれにうまく使えばいいのだな・・と思う。他の人の話って週刊誌のゴシップみたいなもんでお好きな人はどうぞ・・くらいでいいと思う。最近マクドナルドではチキンクリスプしか食べたことが無い。ハンバーガー屋だと思うのだがw
図書館の除籍本てどういう基準で決まるのかわからないのだけど 大概 古くて誰も借りないような本ばかりが リサイクル図書 ご自由にお持ちください 一人5冊まで・・という棚に並んでる。たまに掘り出し物があるので注意してみてるのだけど 最近当たりだったのが イギリスの夫婦はなぜ手をつなぐのか 井形慶子著 新潮社刊 2007年初版である。まあ井形慶子氏って 癖は無いけどこくも無い・・というか薄いスープみたいなエッセイが多いので読み飛ばすにはいい。氏も英国好きなので共通点はあるので尚更だ。さて本書 なぜ除籍になったのかわからない。内容的には夫婦の在り方について 英国は・・というような本だけど 離婚が多い昨今 こういう本質的というか 単純なことにみんな気が付かないの?というような内容で驚かされる。あたしは 人の最小単位はどちらかと言うと個ではなくて夫婦と思ってるので本書納得するところが多いし 今更こんなこと言わないでも夫婦ならみんなやってることでしょ?と思うのだが うちは別として他所の夫婦はそうでもないらしい。まあ子供がいれば彼氏・彼女という基本を外れるのは日本ではごく当たり前のことなのだが 英国ではそうではないらしい。ただうちは夫婦はいつまでたっても恋人だ・・と思うのであって 決して親ではないな・・と思うだけ。子供がいないからそうなんでしょ?と言われりゃそうだがw 裏を返せば進歩が無いとか成長が無いわけだが まあそれでもいいか・・と思う。こういう良書が除籍になる・・ってホントに除籍の基準てわからないのだ。まあもろ手をあげての英国礼賛の井形氏だが まあこれはこれでありだな・・と思う。氏の住宅本は何冊か買ったけど書棚に留めておこう・・という本では無かったのを付け加えておく。
麻生圭子氏の事で少し書いたけど まあ読んだことは無いので図書館を検索したらあんまり無い。京都がらみのエッセイって2冊しかなくてどうしようかなぁ・・と迷ったのだけど とりあえずamazonを検索。京都で町家に出会った。―古民家ひっこし顛末記・・ってのが面白そうだったが 図書館には無いので文庫を買うか・・とマケプレを見ようとしたら 2015年に買ってるw こういう時amazonは便利だ。で本棚を探してみたんだが無い。2015年と言えば倒れる前で 仕事の忙しさにかまけて読まないうちに どこかに紛れ込んだらしい。単行本は主張するのですぐ見つかるのだが 文庫は本としての自己主張が弱いのでなかなか出てこない。しばらく探して諦めた。で amazonの麻生圭子の著書一覧を見ると ほとんどが評価が3以下。値段も一桁か二桁。マケプレの評価って結構あてになるので うーんこの程度の人か・・とは思うものの町家がらみなら読んでみたい。単行本の東京育ちの京町家暮らしは1円からあったが 送料の安い30円のをポチ。送料込みで287円だ。エッセイストが京町家に住むのがちょっとしたブームぽく 永江朗も中京の下御霊神社のすぐ裏に1億近い町家を買ってその顛末を そうだ京都に住もう・・なんて本にしてるわけで。まあこれは1円だったので興味半分で買ったのだが まあ酷い。洛中に町家持ってるもん・・という自慢たらたらが鼻につく酷い代物だったので麻生圭子もそんな感じだろうなぁ・・と思いつつもビッグマックより安いので買った。まあ永江朗の中京の別荘はスケルトンにしてほぼ新築した・・洛中ではよくある話で 全部壊して新築すると現在の建蔽率の制約を受けて小さいものしか建たないので 構造体を残した大規模リフォームをするわけだが まあこれが酷い。外観は多少京都ぽいのだが 中は北欧風でウィリアム・モリスの壁紙とか・・あー面白いのだが京都好き・・ってなぜか英国好きが多い。伝統と文化・・って点で共通項があるからなのだろうけど。そういうあたしも英車のライトウェイトに乗る英国好きだw 米は好きだが米国は嫌い やっぱり英国。まあ そんなことはどうでもいいけど 何気に他の評価を見てたら 花と紅茶とアンティークと・・と言う98年に出した本の書評で 私おしゃれでしょう?という自負や自意識が滲み出ていて、半分でやめてしまいました。ちょっと性格悪いかも。・・というのがあったから 買ったやつも多分そんな感じなんだろうな・・と思う。なんだかんだ言っても結局 ファッションとしての京町家であり 京都暮らしなのだろう。数日のうちには届くと思うので 読後の感想はまた後日だ。