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民主主義の死に方:二極化する政治が招く独裁への道

2025-02-02 10:23:26 | メンタルヘルス

スティーブン・レビツキー (著), ダニエル・ジブラット (著) 新潮社刊 2018/9初版 320P 2750円

司法を抱き込み、メディアを黙らせ、憲法を変える――。「合法的な独裁化」が、世界中で静かに進む。
米ハーバードの第一線の研究者が、民主主義の現在と未来を明らかにした全米ベストセラーだそうだ。これも日経の書評から拾った本。著者のスティーブン・レビツキー ダニエル・ジブラット はともに米ハーバード大学教授。
2016年11月、アメリカで、はっきりと独裁的傾向をもつ男が大統領に選ばれた・・というカバー裏書で始まるのだが 簡単に言えばそういう本。独裁主義的な行動を示す4つのポイント・て 1.ゲームの民主主義的ルールを拒否 あるいは無視 2.政治的な対立相手の正当性を否定する 3,暴力を許容・促進する 4.対立相手(含むメディア)の市民的自由を率先して奪おうとする。この4つのうちどれか一つでも当てはまるなら注意が必要・・と著者は言うけど トランプは4つ全てが当てはまるので もう独裁者決定だったりする。本書が出たのは2018年なのでトランプ1.0の時期だが 全米ベストセラーになっただけあって 滅茶苦茶面白い。価格は2500円なので 税を入れても2750円のはずだが なぜかamazonでは新本が2970円・・なぜだー・・まあポイントが303ポイントつくので2600円ちょい。久しぶりに本棚に入れたい本で買おうと思ったが年末年始で吞みすぎたwので もう出て6年もたってるからマケプレ見てみたらまだ2000円以上する。なぜだ?困った時のメルカリだが過去に700~1000円くらいで出てた時期もあったが 今は裁断済み(取り込むのに裁断したんだろう)が1100円ちょい メルカリSHOPで1138円の2冊しか出てない。仕方ないので1138円のをポチろうかと決済画面にいって気が付いた。送料690~1380円・・てなんだこれは? 程度は並らしいがどんなのが来るかわかんないので止めた。amazonのマケプレも少し下がってきて1880円であるが 新本との差は931円しかないのでまだ迷う。欲しいが6年前の本だ。図書館にあるからもう少し下がるまで待つつもりだが その前にこの著者で 去年の9月に出た 少数派の横暴:民主主義はいかにして奪われるか・・があるので 買うならそっちかと。これも2970円なので手が出ないが・・文学も悪くはないが こういう硬派の本て部数が出ないからだろうが 3000円近いのが多い。無職の主夫がほいほい買える金額ではないのは何とかしてほしい。しかし独立したのが1776年なので建国からまだ250年の若い国。トランプ2.0が発足したが 最初の大統領令は不法移民の強制送還だそうだが そもそもアメリカって英国からの移民でスタートした国だし クリーブランド・クリフスのCEOが13日に公の場で「中国は悪い。中国は邪悪だ。中国は恐ろしい」と述べつつ、「しかし日本はもっと悪い。日本は中国に対してダンピング(不当廉売)や過剰生産の手法を教えた」だの「世界が平和になるにはわれわれの血を吸うのをやめないといけない。1945年以来、われわれの実力を学んでいない。日本は自分が何者であるか理解していないことを自覚すべきだ」とか言いだすわけであきれて開いた口がふさがらない。この人合法的かも知れんがブラジルだしマスクは南アフリカなんで 君ら外国人に乗っ取られてるんだが・・と言いたくもなる。自由と民主主義の国かもしれんが 君ら先住民を虐殺して建国したじゃないか?それはどうなんと言いたくもなる。アメリカファーストでも結構だが それなら鎖国しなさいよ・・と言いたくもなる。まーそれにしても新政府の重要ポストが素人ばっかなんで恐ろしい国だなぁ・と感心することしきり。

 

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