私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー を2冊

2024-11-18 23:18:24 | メンタルヘルス
ブレイディ みかこ (著) 新潮社刊 2019/6初版 256P 1300円+税だけど amazonでは新本で1152円 マケプレなら101円からある売れた本だ。2019年の本屋大賞を取ったらしい。2019年と言えば あたしは死にかけて運よく助かって3年目だ。本書の存在は出た時から知ってたが 他に欲しい本が山ほどあったんでとりあえず・・の棚に入ってたわけ。著者は保育士・ライター・コラムニスト。1965年福岡市生まれなので今年59か・・音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、1996年から英国ブライトン在住。
ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動 配偶者はアイルランド系の英国人でダンプの運転手という労働者階級だが まーぶっとんでるよなぁ・・と思う。遊んでるみたいな意味のぶっとんでる・・ではなくて 社会や子育てにちゃんと向き合ってるが 日本の親って成績や学歴みたいなもんが最重要だが 人として英国人としてどう向き合うべきか・・うまく言えないが そういう視野が広いのですごいなぁ・・と思う。学校教育にしても いい大学に行くためだけの教育ではなく 人として広い視野 他者を思いやれる・・みたいな教育をしてるところが大きく違うのだが。まあ この1は子育てエッセイだが ひたすらクール。後ろの方に著者が 人生なんか生きてみなきゃわかんない・・というのがまたクールである。これだけかと思ったら いつのまにか2が出てる。続編て大概つまんないのだがこれは違う。パワーアップしてる・・
こちらは2021/9に出て まだ普通に売ってるが新しいだけあって まだ古本は高い。206P 1430円だ。図書館で1と2を同時に借りたんだが 1を読んだ後に迷ったが図書館にあるからいいか・・と思ったんだが 2がやたら面白かったんで 2をポチって 結局1もポチってしまったw ワイルドサイドをほっつき歩け ――ハマータウンのおっさんたちは持ってるんだが・・・2の方は12歳になった息子が すさまじくおとなびた考えなのに驚くし 夫と呼ばない配偶者もイカしてる。おまけに著者の呼び方は 母ちゃんだ。福岡出身でこれまたワイルドな親に育てられたらしく これも面白い。伝統のある国であり多民族国家でもある英国の今を下の方から見るとこんなんよ?という本。個人的には英国は大好き。バイク乗りなのでトライアンフ・ノートン・BSAが憧れだし 車ならロータス・ヒーレー・ケータハム・MGだし 乗ってるのも英車のライトウェイトだしバイクは国産だがバーチカルツイン レコーダーにしぶとく残ってるのはエリザベス女王の国葬だし 今のロックミュージックは全て英国が起源だしねぇ・・ 髪が長いだけでいきなりショットガンぶっぱなす野蛮な米国とは違うぞ・・という感じか。アメリカって確かにイノベーションを起こしたが それは一部の限られた人達だけだし 多数は本国で食えなくなった農民だ。先住民を力で排除した国民性がベースなので トランプもマスクもさりありなんである。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 恋愛結婚の終焉 (光文社新書 ... | トップ | 逆転してる »

コメントを投稿

メンタルヘルス」カテゴリの最新記事