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メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

ここ数日

2020-06-19 16:45:50 | メンタルヘルス
血圧が異常に上下する。上が70以上高かったり30くらい低かったり 下も高い時は30くらい高い。あーこりゃ終わりが近いかな・・と本気で思う。倒れて大手術したのが16年の1月だから ほぼ4年半たった。一度三途の川ツアーしてしまうと死・・って怖くない。そういうものだな・・と受け入れられるのである。で 最近 佐々涼子のエンド・オブ・ライフを読んで 残された人はそう思うのだな・・とは思ったが死にかけた人の揺れる心情は半分くらいしか描けてないな・・と思う。それが不足だ・・というのではない。ただそういうものだからだ。あたしみたいな死にかけた人ですら8割わかってりゃいい方である。まあ理解する必要も無いのだが。間違いなくあたしは嫁はんより先に逝く。それは仕方ないのだが 後が色々面倒だな・・と思ったので去年公正証書の遺言を作った。公正証書を作るには戸籍謄本がいるので 何十年かぶりに本籍のある三重県津市に行った。京都に出るまであたしは津の伯母の家で多感な時期をおくっていたわけで そこで嫁はんとも知り合って京都に出たので 当然戸籍は三重県津市にある。結婚の時に移すこともできるのだが一番いい時期をおくった津・・という地方都市が好きだったからそうしただけ。父の仕事が航空自衛隊の教官だったので 奈良や福岡 浜松と連れまわされたが 一番長い時間 多感だった時期にいたのが伯母の家だったからそこにした。伯母は看護婦で保健所で婦長さんだったから今でいう働く女子で 生涯独身だったので妹の子供であるあたしや弟を可愛がってくれたから伯母の家ももう無く伯母ももう彼岸の人だがあたしの戸籍はそこにある。嫁はんも津である。だから必然的に婚姻届けに書いた本籍は三重県津市・・となった。父方も津 母方も津だから 先日謄本を取りに行ったついでに 姪の家なんかも行ってみたが あいにく留守で もう昔の家は建て替えられてるし 伯母の家があったところも駐車場になってて もう何もない。謄本を取りにいくのと もう一つは早く亡くなった嫁はんの父の墓参りもあったので行ってきたのだ。郵送でも謄本は取れるのだけど 行かなきゃいけなかったのである。嫁はんの父は本家の跡取りなので隣の鈴鹿に墓がある。まあ本家も絶えちゃって今残った不動産や家をどうするかで嫁はんが苦労してるが・・ さて何十年ぶりに行った津は 当時を思い出すような記憶にあるようなものは何も無い。ああ ここはもう過ぎ去った土地なんだな・・と思った。嫁はんの方は弟がいて子供もいるから家は残るが うちは弟も今はひとりで長野にいるし うちは子供がいないのでうちの家系は我々の代で絶える。あたしが死んだらどうするか?墓を買ってそこに入る手もあるが 無縁である。両親はどうするんだろう?父方の墓には入りたくないと母が言うし 伯母の遺骨もまだ母が持ってる。自分が死んだら一緒に焼いて・・と言われたが その後どうするか・・父の方は本家の墓? 夫婦が別々の墓・・てのもおかしな話だし それだけでも頭が痛い。で あたしはどうしたいか?というと 京都の土になりたいから樹木葬で墓はいらない。嫁はんもそうなるだろう。さて あたしが先か 親が先か 多分あたしが先になりそうだが 後は弟がなんとかしてくれるだろう。伯父が亡くなった時は 父が東京のスイス大使館勤務だったのであたしが名代で行ったわけだが こちらも世話になった伯父である。モータースをやってて あたしが免許を取って最初に乗ったバイクが下取りしてきたと思われる代物だった。隣が牛乳屋で行くと叔母がコーヒー牛乳買ってきてくれたのを思い出すが そこももう建て替えて無い。姪がいるのだけど行ったが不在で会えずで もう津にはあたしや嫁はんに繋がるものは戸籍しか残ってない。今はいつまで生きれるかわからんが 京都に移住して本籍を京都に移して最後は京都の土になるのが最後の願いだったりするわけだ。さてお骨だが 東の方は全骨拾うらしく 骨壺は一抱えもあるような ちょうど昭和の時代だとどこでも自宅でぬか床があって季節のお漬物はみんな自家製だったのだが そのホーロー引きの容器くらいある。そんなにあっても入れる場所が無い。というか墓自体 そんなでかい骨壺入れたら先祖代々の墓ってすぐに満員になるだろうと思う。西の方は喉ぼとけとあと少し拾うぐらいまで焼く。樹木葬ならそれくらいで十分。なので 葬式は直送でするとしてもやはり西で旅立ちたいのである。西の方がいくらか西方浄土に近い・・てわけではないがw 我々は無から生まれて無に帰る ほんの少しの時間を現世で生きてるだけである。方丈記にあるように 「ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず 淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えて結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし」である。
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