昨日は曇天で寒い東京でした。
今週は少し癒しの必要を感じましたので、根津美術館を予約しました。
今やたいていの美術館が予約制。
当日券もあるけれど、やっぱり予約します。
館内は適度な密度になって、展示を拝見するにはちょうど良い。
今回の展示は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/54/f8f73c907b20652ae42d76174ff2e484.jpg)
このポスターになっている文様は小ぶりの能衣装。
『茶地立涌雪持松模様縫箔』
現物は小さく、こうして拡大してもらうと、
模様の様子がよくわかります。
能衣装の文様が実に精緻で美しい。
あのような織物でテーブルセンターなどあったらいいですね。
日常でも観ていたい、と思います。
私の根津美術館のお目当てはもう一つあって、
お庭を散策すること。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/cb/a844231ec34ce47b4a7943abc70fa3b0.jpg)
前から気になっていたのですが、これは「(稲)藁ぼっち」だそう。
藁帽子、雪囲いなどが本来の目的。
これはまあ、飾りでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/0f/011a2091f07018c457858f35ac30a0c3.jpg)
東京だと、雪囲いは必要ないですから。
でもこれは冬を感じさせますし、お正月らしさの演出なのでしょう。
可愛いです。
2個組みだけかと思っていたら、3個配置されているものもありました。
3個目がどういう形だったか、写真を撮るのを忘れていました。
お庭には庭師の方が何人もいらして、寒風の中、作業されていました。
木の剪定、池近くに溜まった落ち葉を掘り起こして除く方、
地面のあたりで鎌を使いながら作業される方は何をしているのか
想像がつきません。
総勢10人近くが作業されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/cc/59d92284248da31bc3d2e3eee1112b5e.jpg)
そして白梅が咲き始めていました。
もう2月ですから。
だいぶん陽射しも力強くなってきましたし、春が近いことを感じます。
速いな、と思います。
新年度まであと2ヶ月。
無事に過ぎることを祈るばかり。