無知の知

ほたるぶくろの日記

「文様のちから」展

2022-02-06 09:41:38 | 日記
昨日は曇天で寒い東京でした。
今週は少し癒しの必要を感じましたので、根津美術館を予約しました。

今やたいていの美術館が予約制。
当日券もあるけれど、やっぱり予約します。
館内は適度な密度になって、展示を拝見するにはちょうど良い。

今回の展示は


このポスターになっている文様は小ぶりの能衣装。
 『茶地立涌雪持松模様縫箔』
現物は小さく、こうして拡大してもらうと、
模様の様子がよくわかります。

能衣装の文様が実に精緻で美しい。
あのような織物でテーブルセンターなどあったらいいですね。
日常でも観ていたい、と思います。

私の根津美術館のお目当てはもう一つあって、
お庭を散策すること。



前から気になっていたのですが、これは「(稲)藁ぼっち」だそう。
藁帽子、雪囲いなどが本来の目的。
これはまあ、飾りでしょうか。



東京だと、雪囲いは必要ないですから。
でもこれは冬を感じさせますし、お正月らしさの演出なのでしょう。
可愛いです。
2個組みだけかと思っていたら、3個配置されているものもありました。
3個目がどういう形だったか、写真を撮るのを忘れていました。

お庭には庭師の方が何人もいらして、寒風の中、作業されていました。
木の剪定、池近くに溜まった落ち葉を掘り起こして除く方、
地面のあたりで鎌を使いながら作業される方は何をしているのか
想像がつきません。
総勢10人近くが作業されていました。


そして白梅が咲き始めていました。

もう2月ですから。
だいぶん陽射しも力強くなってきましたし、春が近いことを感じます。
速いな、と思います。

新年度まであと2ヶ月。
無事に過ぎることを祈るばかり。

慌ただしいのです

2022-02-05 17:49:15 | 日記
先週からこっち、いろいろあって忙しくしています。
人事的に大きな動きがあって対応に追われているのです。
もちろん事前に知ってはいたのですが、
蓋を開けたら、的なものもあって、おおわらわ。

説明が少ないので仕方ないのですけど、誤解や野望、勘違いが錯綜。
こういう時、人々(特に日本人はというべきか?)は肩書きにこだわる。
役職が何某だからどうこう。何をするべき、せざるべき。



私の部署は肩書き関係なし。
実力主義で役割が決まっていきます。
組織的な連絡事項などは役職が関係していますが、
仕事の内容的には実力主義的に行かないと回らないのです。

しかし、それが理解できない方が大勢いて、困っています。
できないことをできるふりをして仕切ってもらっても困るのです。
だからそこはバッサリです。
ま、斬新なんでしょうかね。でも、当たり前のことですね。

そして、それが普通のことにならないと、日本国は潰れますな。