今朝の八ヶ岳は晴れて、稜線もよく見えます。甲斐駒ヶ岳も晴れています。
山麓の事務所(910m)では、今朝は-7℃と平年並みの気温でした。
河口湖7時の上空の風は、2km10m/s、3km欠測。現在は北西風がやや強いです。
●八ヶ岳山荘(1502m) 7時現在 -7℃ 晴れ
今朝の最低気温 -8℃ 昨日の最高気温 1℃
今朝の八ヶ岳は晴れて、稜線もよく見えます。甲斐駒ヶ岳も晴れています。
山麓の事務所(910m)では、今朝は-7℃と平年並みの気温でした。
河口湖7時の上空の風は、2km10m/s、3km欠測。現在は北西風がやや強いです。
●八ヶ岳山荘(1502m) 7時現在 -7℃ 晴れ
今朝の最低気温 -8℃ 昨日の最高気温 1℃
今日は先日見られた雲について解説します。この日は冬型の気圧配置となり、佐渡沖にある低気圧が弱まりながら南下している状況でした(下図参照)。
この低気圧は上層に寒気を伴っており、日中は地面付近で気温が上昇したため、大気が不安定になりました。
大気が不安定なときに現れる雲は、積雲、積乱雲です。
上の写真で緑色の囲みが雄大積雲です。冬の場合は、雄大積雲や積乱雲の高度が夏に比べて低いのが特徴です。高度が低くても、気温が低い冬場は雲の中に氷晶や過冷却水滴(0℃以下でも凍らない水滴)があり、これらが雪やあられの形成に大きく寄与します。この雲は発達すると、雲底が濃い灰色になっていきます(青い囲み)。
緑の囲みや青の囲みからは赤い囲みの中に見られるカーテンのような白っぽい部分が見られます。これは落ちている雪です。この程度の雲の高さでも雪を降らせることができます。
続きまして、下の写真では、灰色の雲が列になって並んでいるのが見られます。これはロール状対流といって、地面付近と上空の気温差が大きく、風が強いときにできる雲です。最初は単体の積雲だったものが、風に流されて列のようになっています。この雲は山岳地帯では地形の影響でできにくいのですが、ちょうどこの雲の下は諏訪湖があり、比較的平らなことから、ロール状の雲ができたと見られます。
※図、文章の無断転載、転用、複写は禁じる。
文責:猪熊隆之
今朝の八ヶ岳は稜線に雲がかかっています。甲斐駒ヶ岳はうっすらと見えています。
7時現在、河口湖の上空2kmでは17m/s、3kmでは30m/sと風が強まっています。
●八ヶ岳山荘(1502m) 7時現在 -2℃ 晴れ
今朝の最低気温 -3℃ 昨日の最高気温 3℃
今朝の八ヶ岳・甲斐駒ヶ岳はともに霧に覆われています。山麓もくもりとなっていて、この後天気は下り坂となる見込みです。
7時現在、河口湖の上空2kmでは10m/s、3kmでは19m/s、熊谷の上空2kmでは10m/sの風が吹いています。
●八ヶ岳山荘(1502m) 7時現在 3℃ くもり
今朝の最低気温 -1℃ 昨日の最高気温 4℃
今朝の八ヶ岳はくもり空となっていますが、稜線はよく見えます。甲斐駒ケ岳も見えます。
山麓はあまり冷え込んでおらず比較的あたたかい朝です。
7時現在、河口湖の上空2kmでは7m/s、熊谷の上空2kmでは6m/sの風が吹いています。
●八ヶ岳山荘(1502m) 7時現在 -3℃ くもり
今朝の最低気温 -5℃ 昨日の最高気温 7℃