吊るし雲と雲海062916 富士山の風下側に形成された吊るし雲。刻々と変わる形が面白い。雲は生き物だなぁ。顕著な安定層の下に形成された雲海。一部、安定層が破壊されつつあるが、その上部が乾燥しているので雲は蒸発していく。
押し戻される雲062916 谷風によって上昇してきた雲が上空の西風に押し戻されながら、消えていく様子が良く分かります。まさに、「雲は空気の気持ちを表す」です。
平素より、山の天気予報をご利用いただき、誠にありがとうございます。
落雷の可能性に関する予報のご利用方法につきまして、ご案内いたします。
山の天気予報では、落雷のリスクについて以下のように分類させていただいております。
1.リスクが非常に高いとき・・・「雨一時雷」のように、6時間ごとの天気予報に雷の文字やマークが入っている。
2.リスクが高いとき・・・警戒事項の中に、「落雷」が入っている。または、併せて以下3の表記が記載されていることもある。
3.リスクがある程度高いとき・・・気象予報士のコメント欄に、「雷を伴って非常に激しい雨の恐れ」などと、落雷の恐れがある旨、記載されている。
4.リスクが高くはないが、ある程度あるとき・・・気象予報士のコメント欄に「念のために積乱雲の発達に注意」と記載されている。
また、発雷の可能性につきましては、専門・高層天気図の雷確率予想図にも記載されています(ガイダンス 雷確率)。84時間先まで3時間ごとの確率予想が色別で表示されていますので、確率が高いときは、落雷や沢の増水、土砂崩落のリスクが高い登山道、時間帯を避けるなど、リスクの軽減にお役立ていただければ幸いです。
(株)ヤマテン
山の天気予報係
平素より、山の天気予報をご利用いただき、誠にありがとうございます。
海の日を想定した5日間予報を発表します。
発表時間は、7月13日(水)17時頃です。
発表期間は、通常の翌日、翌々日の予報に加えまして、7月16日(土)~7月18日(月)の予報を発表いたします。
発表山域は利尻、大雪・十勝、飯豊・朝日、尾瀬、谷川、北アルプス北部、北アルプス南部、八ヶ岳、奥秩父、富士山、中央アルプス、南アルプスの12山域です。
なお、通常は7日前に発表しますが、この時期は例年、梅雨末期から梅雨明けの時期に相当し、年間でもっとも予報精度が低下する時期ですので、5日前の発表とさせていただきます。
発表は、各山域の天気予報ページのコメント欄(7月13日17時頃から翌14日16時頃までの約24時間の掲載)、及び13日に配信する天気予報メール(1回のみ)内での発表とさせていただきます。予報配信メールの設定をおこなっていない方は「各種変更・退会」画面から設定していただくことをおすすめします。
次回は、8月8日(月)発表のお盆期間の週間予報を予定しております。
皆様の登山計画の設定や、気象リスク軽減のお役に立てれば幸いです。
(株)ヤマテン
山の天気予報係