未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

卒業式

2014-03-18 23:48:56 | 子どもは未来の担い手
 長坂小学校の卒業式に参列させていただきました。3年ぶりで2回目でしたが、きょうも心に沁みる感動的な卒業式でした。

 「卒業生、入場!」で式場に入ってくる時は、照れくさそうにはにかんで。
 「呼びかけ」の力いっぱいのセリフと数々の歌のきれいなハーモニー。
 その途中からあちらこちらですすり泣く声が聞こえてきて、思わずもらい泣き。
 退場のときは、目とほっぺを真っ赤にして泣いている顔が、有意義だったに違いない小学校生活を物語っていました。

 来賓席でカメラを構えるのははばかれたので、帰りに下足室で写してきました。

 素敵な卒業式をありがとうございました。卒業生のみなさんが、真実を見抜く力を持つ人に成長されることを祈っています。

中央小学校の運動会

2013-09-29 18:10:05 | 子どもは未来の担い手
 午後、地元の中央小学校の運動会を見に行きました。

 

 こちらはかわいい1年生の玉入れ。2対1で白組の勝ち。

 

 こちらもまだまだかわいい2年生の900メートル走。直線コースでなく、コーナーを走るところがミソです(・o・)

 相談の約束があったので、後ろ髪をひかれる想いで学校を後にしました。いつも午前中に見に行って低学年の競技中心に見せてもらっていたので、今年は午後に伺って、高学年の迫力ある競技・演技を見せてもらいたかったのですが…。組体操とか見たかったなあ。
来年のお楽しみにしておきます。
 

こどもの日

2013-05-05 08:35:11 | 子どもは未来の担い手
 きょう5月5日はこどもの日。あちらこちらで鯉のぼりが泳いでいます。「屋根より高い」のも「屋根より低い」のも。うちにも息子はいますが、鯉のぼりはなく、鎧兜ももう何年飾ってないかな~。

 「こどもの日」の「こ」はひらがな表記が正しいのですね。それと同じく、「こども園」の「こ」とか「こども部」の「こ」もひらがなです。
 泉佐野市が強行にすすめている「こども園」構想。先日、こども部子育て支援課による「公立こども園についての説明会の予定」が発表されました。今月下旬から来月半ばにかけて各幼稚園・保育所ほかで15回の説明会が予定されています。(詳しくは市のHPをご参照ください。)
 担当者には、一方的な説明の場に終わらせず、利用者からの意見・要望を聞き取る貴重な場として位置づけてくださることを期待します。

全国いっせい学力テスト、やめさせましょう

2013-04-24 13:27:10 | 子どもは未来の担い手
 今日4月24日、4年ぶりの全員参加方式で全国学力・学習状況調査が行われています。全国の小学6年生と中学3年生が受けさせられており、大阪府内でも「どこそこの小学校で6年生児童○人がテストに取り組んでいます。」というニュースを、朝からラジオで繰り返しやっています。

 昨年の大阪府の学力テストでは、学校別成績の公表をめぐって、泉佐野市で行われたことが世間を騒がせました。今回の全国学力テストに関しては、「学校別の結果は公表しない。」という約束の下、泉佐野市も参加しています。教育委員会と市長、さらには文部科学省まで巻き込んで、「公表する・してはいけない」でもめた挙句の「公表しない」ですが、その後がいけません。千代松市長の言い分に、文部科学大臣までが一定の理解を示し、来年度からの実施要領を見直すことになっています。子どもたちを競わせ、さらに学校間で競争をあおり、先生たちを「いい結果を出すための指導」に駆り立てる…、何とも貧しい教育観です。

 呆れてばかりではいられません。最大の犠牲者は「未来を担う子どもたち」です。アメリカやイギリスでも失敗が証明された、このような競争と選別の教育によって、ほんとうの学力を保障されない子どもたちが大人になった時、そんな国民が大多数の世の中が豊かで幸せなはずがありません。

 親として我が子の成績がどの程度のランクであるのか、気にかかるのもわかりますが、受験戦争がなければ、学費がもっと安ければ(あるいは無償であれば)、・・・、もっとのびのびと学ばせてあげられるのでは?
 全国学力テストそのものが問題をつくりだしている、だからそんなテストはもう廃止しよう。そういう機運を高めていって、今の息苦しい学校教育現場を子どもたち本位の心身の健全な成長の場として取り戻さなければ!と考えます。


入学式

2013-04-05 09:47:49 | 子どもは未来の担い手
 きのうは市内小学校の、そして今日は中学校の入学式です。いい天気でよかったです。桜もなんとかもちましたしね。
 きのうは目的があって、新婦人の絵手紙小組のみなさんが泉の森ホール前でスケッチをされるのに参加させていただきました。よく晴れてポカポカと暖かく、桜も満開で絶好の花見日和でした。高齢者の施設からもたくさんの人たちが花見に訪れていました。
 入学式帰りのかわいい新1年生と和服姿の若いお母さんも通りがかられました。入学式には来賓としてご案内いただきながら、今年は出席を控えさせていただきましたので、代表としてその親子さんに「おめでとうございます!」とご挨拶させていただきました(^o^)

 このいいお天気も明日には大きく崩れ、午後からはかなりの風雨になるという予報です。大阪市内で行われる、日本共産党大阪府委員会主催の「子どもと教育を語り合うこんだん会」に参加する予定ですが、かなりの悪天候の中を帰ってくることになるかもしれません。
 「いじめ自殺」や「体罰」に関してまだ市内では重大な問題はないようですが、市長の「学力テストの学校別結果の公表」をはじめとする教育行政へ介入が行われ、競争させて成績を上げようとするやり方で、子どもたちが追い込まれていかないかとても心配です。これからの泉佐野市の学校教育のあるべき姿を探る意味でも、明日のつどいに期待しています。

 

きのうは中学校の卒業式

2013-03-15 09:08:31 | 子どもは未来の担い手
 早起きした割には出足が遅れて、さっき市役所内と近所の一部のしんぶん赤旗日曜版を配達して帰ってきました。お弁当を作ったら、予算委員会3日目の傍聴に出かけます。
 今日は、教育費からです。

 きのうは市内中学校の卒業式でした。議員になってから2年連続、うちの子どもたちの母校でもある新池中学校の卒業式に来賓として参列させていただき、今年もご案内をいただいていました。卒業生の中に知り合いの子どもさんを見つけ、「ああ、もうこんなに大きくなってはってんなぁ。」と感慨にふけることもしばしばでした。今年も式場で式の様子を拝見したかったのですが、「国旗国歌条例」ができてますます息苦しい「国歌斉唱」の場面でどう対応するかいろいろ考えた挙句、式場には入らないことを決めました。

 過去には、1年目は起立しないという態度表明を選択し、2年目の昨年は起立はするけど歌わないという中途半端な対応をしました。その他の様々な行事で「国歌斉唱、ご起立ください。」というのが次々と取り入れられてきて、この間「起立」はしてきましたが、ずっと悩んできました。「これはおかしい。」と思っているのに、その自分の気持ちに従わない態度を取るのはなんとも気分の悪いものです。
 
 「不起立」を貫けば、何らかの制裁が加えられかねないこの市の現状において、行事の本来の目的を混乱させるくらいなら、その場にいない方がいいと考えました。自分に対するものは自分の責任で対処できますが、せっかくの行事の主人公たちに迷惑をかけてはいけませんからね。

 入場していく卒業生たちを拍手で見送りながら、「こんないろいろややこしい世の中の出来事に、自分で判断して行動できる人になってや!」と心の中でエールを送り、学校を後にしました。

教師の体罰について思う

2013-01-24 22:13:58 | 子どもは未来の担い手
 大阪市立桜宮高校の体罰に関する問題は、生徒の自殺という最悪の悲しいできごとから、入試の「中止」という事態にまで発展しています。常態化していた教師による体罰、特に運動部の顧問による体罰は、「試合に勝つため、強いチームをつくるため」という目的にばかり目が向いた結果ではないでしょうか。生徒の心身を傷つけ人権を踏みにじり、教育のあるべき姿からは程遠い野蛮な行為です。感情をむき出しにして弱い立場の者を攻撃する…、あるいは体罰が効果を発揮すると本気で信じてその行為に及ぶ…、どちらにせよ教育者として恥ずべきことではないでしょうか。
 私自身はそういったこととは無縁で育ってきました。自分の子どもたちの小中学校時代には、一時期少し気になる先生がおられましたが、結局言えずに終わりました。何もなかったからよかったものの、もしそれで深く傷ついた子どもがいれば、後悔していたかも。

 今回の事件の後、様々な体罰のことが新聞記事などで紹介されていますが、なかには涙なしには読めないような凄惨な経験をした子どももいて、体罰の実態をほんとうには知らなかったのだと思い知らされています。

 今回の悲しい事件を契機に、大人が一丸となって「体罰一掃」に取り組まなければなりません。橋下市長の乱暴なやり方は、子どもたちをさらに傷つけていて、許せません。

学力テストの学校別成績公表をめぐって

2013-01-11 10:15:38 | 子どもは未来の担い手
 泉佐野市で昨年10月2日、市長によって市のホームページ上に「大阪府学力・学習状況調査」の学校別成績が公表されました。
 その後、学校現場では特に困った事態は起こっていないとのことですが、校長先生をはじめ教職員の先生方は、「学力向上」の目標とそのための取り組みに翻弄されているように思えてなりません。共通学力テストの結果で取り組みの成果を判断されれば、その数字ばかりが強調されてしまいませんか?教育の成果はもっと長期的・多面的に表れるものなのでは?第一、こんな目標があるなしにかかわらず、学校の先生方はどの子にもわかるようにと、日々子どもたちの学習の成果があがるように努力されているはずですよね。その成果を第三者が一面的な数字で測り、その数字に教える側も教えられる側も振り回されることはあってはならないと思います。

 来年度は、全国学力テストが悉皆調査として行われます。市長がまたその学校別成績を公表するという方針を明らかにしていた下で、教育委員会がこのテストへの参加をどうするのか、参加する場合の条件はどうなるのか、注目していました。そして、8日の教育委員会議で「受ける権利を保障し、取組みの成果を検証するために参加する。」「市長が学校別成績公表という前提であるなら、文科省の要領を遵守する立場から、市長に学校別正答率を提供しない。」と決められました。大変勇気ある、そして良識に基づいた当然の決定であると歓迎しています。さすがに市長も、これに対して正面切っての反論はできないでしょう。

 保護者をはじめとする市民のみなさんは、昨年の公表についてどう考えておられるのか、また今回の教育委員会の決定をどう見ておられるのか、たくさんのご意見を伺いたいと思います。(よろしければ、ここにコメントをお寄せください。)新聞各社も注目している「泉佐野の突出したやり方」は、子供の成長を保障するうえでどんな問題があるのか、もっと多くの大人が学んで声を上げていかなくては、と考えています。

先生方にエールを!

2012-10-06 11:00:43 | 子どもは未来の担い手
 さる2日の「学力テスト結果の学校別成績公表」は、全国的にもマスコミを通じて注目されています。市長の「政治判断」ということばで、こんな暴挙が許されていいのでしょうか。

 早速「抗議の申し入れ」を行うと決定してくれた地元の新婦人。たくさんの公正で冷静な考え方を持つ保護者のみなさんとつながって、市民が市政に対して声を上げるきっかけを作ってほしいと期待します。
 また別の立場から、個人で校区の小学校の校長先生に「意見」を届けてくれた方もおられます。
 市民の行動が始まっていると感じます。公表直後の市への直接の反応が少なかったからと言って、「問題視」していないわけではないと思います。すぐにことばにできないほどこの問題をずっしりと重く受け止めて、「子どもたちのために」どうすればいいのかと考えている大人はたくさんいると信じたいです。

 私は私の立場で、できることに取り組みます。

 しかし、今日も午後は泉南市議選の支援に行かなくては!それも大事!
 時間が欲しい。

市長の勝手な「学テの学校別成績公表」は  レッドカード!

2012-10-04 23:38:02 | 子どもは未来の担い手
 一昨日(10月2日)、泉佐野市の千代松市長は宣言どおり「大阪府の学力テスト」の市内小中学校別の成績を市のホームページに公表しました。常識を踏みにじる許しがたい暴挙です。

 学校別の成績公表は、文部科学省も「学校の序列化」につながる恐れがあるとしており、大阪府の教育委員会も「学力テスト」の実施要領で「学校別の結果公表はしない。」としていたものです。千代松市長が8月の末に公表の方針をマスコミに発表したことを受けて、府の教育委員会から市の教育委員会に「非公開」を要請していたと言います。学校長ら関係者らも公表に反対していました。
 9月議会の決算委員会では、市長のこの方針に賛成意見を述べる議員がいてやりきれない思いでした。「学力向上」の取り組みの必要性は理解できますが、その前提として学校別の成績を公表して子どもたちや先生方を競争に追い立てて、なぜ「学力向上」につながるのかまったく理解に苦しみます。私は、「公表に反対」の立場で意見を述べましたが、それに対しなんと市長は「共産党のような考え方を持った一部の人間が教育現場でいるからこそ、日本の教育がおかしくなっているわけでありまして、あなた方の考え方を本当に根本的に改めていただきたいと思います。」と発言したのです。
 こんな侮辱的なことを、議会の委員会の席上で平気で述べるのが今の市長です。「共産党のような考え方」とは、「どの子にも行き届いた教育を」、「学ぶ喜びを実感できる教育を」、「競争に追い立てるのではなくひとり一人の能力に応じた教育を」実践し、テストの点数だけでは測ることのできない全人格の成長・発展を子どもたちに保証しなければならないということだと私は理解しているのですが、それを全否定するということは、市長はこれらと全く逆の考え方で教育というものをとらえているということですね。
 日本の教育環境の劣悪さや、子どもたちが過度の競争状態に置かれていることは、国連の子どもの権利委員会から改善するように再三勧告を受けています。市長は世界の常識を知らないのでしょうか。

 代表質問では、日本共産党のくぼ議員が市長の暴走を止めるために、「学校の序列化につながる公表はやめよ」と問題点を指摘しました。
 市の教育委員会としては「公表しない」という立場でしたが、市長の強硬な姿勢に「最終的には市長の政治判断」とせざるを得ませんでした。

 教育行政に介入して「市長として得た情報を公開するのは問題ない」、「教育予算の配分権を持つ市長の役割」などと理屈をつけて公表を強行した市長。公表初日に市民から抗議などがなかったからと「騒いでいるのは学校現場だけ」と強弁しています。
 指をくわえて見ていることは、泉佐野市の教育行政に大きな汚点を残すのでは?
 今「反対」でない人たちとも意見交換し、学び合って、子どもたちに恥ずかしくない泉佐野の「教育」をつくりあげていかなければならないと思います。