未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

中学生の頑張る姿に拍手

2012-09-21 23:35:57 | 子どもは未来の担い手
 今日は朝から、家の近くの新池中学校の体育大会を見せていただきました。うちの子どもたちが卒業してからは学校の中に入って見ることはありませんでしたが、一昨年から「来賓」としてご招待いただいています。

 午前中はひたすら走るトラック競技が中心で、走るのが得意な足の速い子達が、目の前を疲れも見せず走り抜けていく姿に「元気やなぁ」と感心してしまいました。
 棒引きも見ました。これもスタートの合図のピストルの音と同時に、早く棒のところへ駆けつけるのが有利。スポーツの世界では、走るのが早いことは断然有利ですね。
 リレーや集団演技なども見たかったのですが、午後から予定があり昼前には失礼しました。
 暑い中、練習してきた成果を発揮して、素晴らしい体育大会にしてくれたことでしょう。今日の思い出が、どのくらい子どもたちの心に焼きつくのでしょうか?




 
 

学力テストの結果公表よりも…

2012-09-13 09:41:04 | 子どもは未来の担い手
 昨年度の小中高校生の自殺は、文科省の調査では200人に上り過去最多。警察庁の統計では2011年中と時期は異なるもの353人で、大きな開きがあります。学校に警察から詳細が知らされなかったり遺族から事故死にしてほしいとの要望があったりすることでカウントされなかったケースがあるとのことです。それにしてもこれだけの子どもたちが自ら命を絶つというこの現実を、どう受け止めればいいのでしょう。

 いじめの問題も深刻です。教室は社会の縮図と言います。大人社会のゆがみが、形を変えて子どもたちの人間関係を襲っていると指摘する専門家も多くいます。

 「子どもの権利」について、もっと多くの大人が勉強して共有しないといけません。特に、子どもたちの教育環境を整える立場にある者の責任は重大です。「教育」の貴い使命を認識し、すべての子どもの限りない可能性を引き出して「人としてどう生きるか」という夢を持たせてあげなければ!
 それさえもできずに「テストでいい点数を取れ」と追い立てても、さあ、ほんとの学力が付くのでしょうか。競争に打ち勝てる子は、とりあえずこの段階ではいい思いをするのかもしれません。では、競争に耐え切れない子、がんばっても負けてしまった子は?傷ついたままでいいの?「どうせ私はできないから」とあきらめさせてしまっていいの?そんなはずはありません。点数という数字では表せない「個性」「まだ見つかっていない可能性」に向けて、胸を張って生きていってほしい。
 そう思わない大人もいるのでしょうか。

 自分の子どもが生まれたとき、「幸せになってほしい」、そう思わない親はいないはず。うちの子もよその子も、みんな幸せになってほしいです。子どもには幸せになる権利があるんです。勉強できないよりできたほうがいいに決まってるけど、ほんとにすべての子どもの学力向上を保証する気なら、競争させて順番つける前にすること、山ほどあるでしょう!

「こども園開設、急がないで」請願提出

2012-08-14 07:36:36 | 子どもは未来の担い手
 昨日(8月13日)、泉佐野市が進めようとしている「こども園構想」の内容に不安・疑問をお持ちの子育て世代のご家庭を中心とする「泉佐野市のこどもの育ちを守る会」より、市議会議長あてに「施設数の計画見直し、実施時期の延長、市民の意見を取り入れること」という項目からなる請願が提出されました。
 拙速な「こども園構想」に反対する立場から議会でも取り上げてきた私どもの会派に紹介議員の要請があり、所属常任委員会の関係から私が紹介議員にならせていただき、提出に立ち合いました。
 「会」の代表7名が来られており、新田副議長に1091筆の署名の束と合わせて「請願書」が手渡されました。その後、副議長より「せっかくの機会ですから」と「会」の皆さんの発言を促していただき、それぞれ「こども園構想の何が心配か」、「子どもの気持ちに対する配慮」、「署名の重み」などについて発言されました。

 1091筆という数でも大した数字ですが、実は当初「議会あて」ではなく「市長あて」の署名用紙をまわしておられ、そちらは何と5300筆を超えて集まっているのです。形式上のルールで、「請願」なら「議長あて」でないといけないということがわかってから、作り直して集められたのが1091筆です。お母さんたちのものすごいパワーを感じます。同時にそれは「子どもたちに最善の保育・教育を」という切実な願いと、「ここ泉佐野市が安心して子育てできる街であってほしい」という市政に対してモノ言う市民の運動が結集したものです。

 とても頼もしく、明るいものを感じました。みなさんの頑張りが報われる成果を引き出したい、との決意で、請願の採択に力を尽くします。


大阪の教育を、「競争と強制」から「子どもが主人公」に!

2012-05-21 21:55:56 | 子どもは未来の担い手
 みなさん、金環日食はしっかり観測されましたでしょうか?
 今日の経験から、天文学に興味を持った子どもたちもいるのではないでしょうか?


 一昨日の19日土曜日は、大阪市内で行われた日本共産党大阪府委員会主催の「子どもの成長と教育を語り合う懇談会」に参加しました。
 大阪維新の会が進めようとしている教育への介入は、「競争して他人を蹴落とし」「テストの点数がすべて」、「自分で考えるのではなくて」「強いものの命令に従い」「はみ出ることは許されない」、といったイメージです。およそ「教育」とはかけ離れたものですね。
 懇談会では、維新の会の野望を実現する手段としての「教育・職員基本条例」の中身が様々な角度から語られ、その対極にある日本共産党の「教育の主人公は子どもたち-みんなで力を合わせて、子どもを人間として大切にする教育を」というちょっと長いタイトルの「教育提言」について、参加者から「大賛成」「まったく同感」という感想やこの内容を多くの市民に広げることの必要性などが語られました。

 今まででさえ日本の学校教育は、国連の子どもの権利委員会から「過度な競争状態を改善するように」と勧告を受けてきたのに、是正どころか全く逆方向にますます改悪するような教育を、「大阪の子どもたち」「日本の子どもたち」に押し付けることは、日本の未来を壊すことです。

 地元でも、たくさんの教育関係者の方々とこの「教育提言」をもとに対話したいなあ!