未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

市長の「震災ガレキ受け入れ」表明に、批判続々

2012-06-05 08:02:43 | 泉佐野市政
 5月29日にこのことがマスコミ報道されてから、多くの市民の皆さんが戸惑いや危惧の声を上げておられます。それもそのはず、「寝耳に水」とはこのことかと思う唐突さ。議会への説明も、もちろん市民の皆さんへの説明やご意見を聞くこともまったくされていないのです。

 今回の内容は、可燃ガレキの焼却は困難との判断から、不燃ガレキを市所有のため池などに埋めるというもの。大阪府が受け入れることになっているのは岩手県のものですが、安全基準は今後決めるということです。
 ちなみに、不燃ガレキの受け入れを決めたのは大阪府内で当市が初めてです。可燃ガレキについては、大阪市に次いで、先日東大阪市が受け入れを表明したようです。
 震災ガレキの広域処理については賛否両論あり、ガレキの処理の遅れが復興の妨げになっているので安全性が確認されれば協力するべき、という意見と、安全性の確保の難しさや運搬にかかる膨大な経費などから地元で処理すべきという意見があります。ほかにもさまざまな理由から賛成と反対の意見があるでしょう。
 参考までに、岩手県議会としての見解を、日本共産党の斉藤信議員が述べていますのでご紹介します。

 がれき処理 復興の大前提/広域処理 安全性確保に万全/共産党県議 斉藤信さんに聞く

 
 どのように判断するかには、徹底した情報公開とそれに基づく住民合意が必要なのは言うまでもありません。