未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

山下ゆみニュースNo.22発行

2013-03-27 13:19:12 | 泉佐野市政
 3月議会は予定より1日早く、昨日で閉会しました。

 すべての議案が可決され、25年度予算も承認されました。
 日本共産党議員団は、「文化会館条例の改正」「新型インフルエンザ等対策特別本部条例」「教育委員会委員定数条例」に反対しました。
 予算では、一般会計予算、国民健康保険特別会計予算、介護保険特別会計予算、後期高齢者医療特別会計予算、病院事業債管理特別会計予算に反対しました。

 意見書は、以下の3本を提出していましたが、いずれも議会運営委員会で2会派以上の反対があったので上程されませんでした。
 1.政党助成制度の廃止を求める意見書(案)
 2.国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書(案)
 3.関西電力の電気料金見直しに関する意見書(案)
 
 1は政党助成金を受け取っているところは賛成できるはずがないですが、それ以外が反対されるのは理由がわかりません。
 2も市の財政が苦しいのであればなおさら賛成してくれてもよさそうなのですが。
 3に至っては、事前にお願いに回った時には「賛意」を表明してくれる議員さんが多かったんですけど・・・。
 これが泉佐野市議会の実態です。

 議会終了後、この間の議会での市長の失礼な態度や暴言に対して改めていただくように議会として申し入れてほしい、との私たちの「申入書」に基づいて、辻野議長・新田副議長が市長に注意をしてくださったようです。伝え聞いたところによれば、市長は「気をつけます。」と答えたとのことでした。これからはそのような言動があったその場で、議長または委員長に対して、発言の取り消しなどを求めていこうと、くぼ議員、国賀議員と確認し合いました。
 今回私がその対応ができなかったこともあって、後日書面による議長への申し入れという形になり、それへの対応について過日幹事長会で話し合われました。私は傍聴していたのですが、「市長は市長で言い分があるだろうから。」とか、「(議員の方も)言い方も考えて。」とかいう意見が大勢を占めて、「これからは気をつけてくださいよ、で済ませば。」ということになりました。釈然としない話し合いの中身でしたが、今後一定の改善が行われれば、価値のある「問題提起」となるはずですが・・・。

 中身がいっぱいで書ききれなかったこともありますが、とりあえず3月議会の報告を載せたニュースができました。
 

各種委員会終了

2013-03-23 09:05:34 | 泉佐野市政
 今週で、予算委員会のほか、関西空港問題対策特別委員会、行財政委員会が終了し、残すは来週の議会運営委員会と本会議のみとなりました。

 委員会での採択では、全部の議案が可決されましたが、日本共産党議員団としていくつか反対の議案があります。本会議では、それらについて反対討論を行います。厚生文教委員会に付託されたものと、予算に関する議案が多いので、くぼ議員がほとんどの討論を行います。この準備もなかなか大変です。

 私はその件では楽させていただく分、山下ゆみニュースの原稿作りに励みます。前半本会議での市長の暴言についてお知らせするとともに、その後の議員団としての対応についてもご報告いたします。
 一昨日、共産党議員団幹事長の窪議員と革新無所属の国賀議員との連名で、「市長の議会に対する不誠実な態度」を改めていただく旨の「申入書」を議長に提出しました。議長には、市長に対するアクションを起こしていただかなくてはなりません。その際には、市長に求めているあたりまえの議会対応が今後行われなくては、泉佐野市議会の運営そのものが異常な状況にあるままとなってしまいます。

「泉佐野市政について語るつどい」を成功させて

2013-02-10 22:48:12 | 泉佐野市政
 きょう午後、生涯学習センター多目的室において「泉佐野市政について語るつどい」が開催されました。
 百名を超える方が参加され、しっかりと学習・情報交換ができました。

 第1部は大阪市をよくする会の事務局次長の成瀬明彦さんが「橋下式『大阪市政解体新書』の実際」と題して講演されました。「少し上」を叩いて弱者同士を戦わせて私たちの周りに渦巻いている閉塞感や不安を利用して対立させていくという手法が、大阪府政・市政のさまざまな分野で用いられているということがよく理解できました。
 民主主義を否定してはばからない自己流のものの考え方で反対意見をバッサリ切り捨てていくやり方、いったい誰がこんな首長を望んでいるでしょうか。

 第2部は、泉佐野市政においてこの間市民に突き付けられた問題に関して5人の方から報告があり、その後参加者が自由に意見などを述べるフロア発言。
 5人のなかで最後に「こども園構想に関して」と題して発言された保護者のお話は、「こども園構想」を強硬に進める市当局の不誠実な対応やこのまま進められたらどんな心配があるのか具体的な問題点が示され、公立保育所の良さを守って子どもたちによりよい環境を残してあげたいという熱い思いにあふれていて、参加者のみなさんが聞き入っておられました。市長とのやり取りのエピソードからも、これが市長の一存で強行されていることがよく伝わってきました。

 最後に講師の成瀬さんから、「制度上の空中戦ではなく、実際の要求に沿った住民の運動で」千代松市政の横暴なやり方に対応していく必要性が話されました。
 市民の要求を寄せ集めれば、決して千代松市長のこの路線が許されるはずがないし、それに待ったをかける条件は充分であるはずです。
 市民のみなさんの願い・要望をどうまとめて運動につなげていくか、今日のつどいを主催した「泉佐野市政をよくする市民連絡会(準備会)」が発展成長して大きな役割を果たしてくれることを期待します。

 
 

「ガイアの夜明け」を見て

2013-01-31 10:41:03 | 泉佐野市政
 一昨日の1月29日、テレビ東京の番組「ガイアの夜明け」で泉佐野市と夕張市が取り上げられました。タイトルは「ふるさと再生に懸ける」。ご覧になった方もおられることでしょう。
 当日見られなかったので、後刻インターネットの動画で見ました。先に見た方から「あれだけを見たら、市長はいろいろアイデア出して頑張ってるなあ、という印象を受ける。」とお聞きしていましたが、なるほど、財政をよくするための市の取り組みをひじょうに効果が上がっているという視点で取材してありました。個々のアイデアは市長自身から出てきたものというよりは、市長の指示を受けて「税外収入」の確保に奔走されている担当部署の職員さんたちの努力の賜物なのですが、それを指揮する市長がかなりクローズアップされている内容でした。

 税収以外で市の収入を増やす施策ということで、市民の負担を増やさずに財政再建をすすめているという描かれ方でしたが、それを手放しで評価することに疑問を感じました。なぜ泉佐野市がこのような財政危機に陥ったかを、「関空開港に合わせた巨大設備投資で作った借金」と「その後の景気低迷による税収の見込み違い」という表面的な指摘にとどまらず、それを推し進めた責任がどこにあるのかを明らかにしなければ、同じことがまた繰り返される心配が絶えません。
 それと「市民の負担」とは、税金などの金銭的なものだけではないということです。これまで活用されていたサービスや制度が大きく変えられて利用できなくなった、しづらくなった、ということや、安心して快適に住み続けることが脅かされるような不安、懸念といったことも含まれていることは言うまでもありません。

 「ふるさと再生」は、財政面だけでなく、市民の市に対する誇りや安心感という気持ちや、市外の人も含めての世間から見た市のイメージなども大切だと思いますがどうですか?

泉佐野市政をよくするために・・・

2013-01-21 10:23:41 | 泉佐野市政
 泉佐野市では、一昨年誕生した千代松市長が、「市民への説明責任放棄」、「マスコミ優先の情報提供」、「反対意見の徹底的な排除」などのことばに代表されるやり方を強行してきました。
 テレビ・新聞で新しい施策が取り上げられることもたいへん多かったので、それによって市民が「そんなことをしようとしているのか!?」と知ることになったことで、「議会は何しているんですか?」とお叱りを受けることもしばしば。議員でさえ、マスメディアを通じて知り得た情報しかなく、詳細な情報の収集やそれに対する対応に追われたというのが実態です。私たち、日本共産党議員団は「是々非々」で反対意見もはっきり言うし、残念ながら市民生活に大きくかかわる施策に関しては反対せざるを得ないものが多く、市長にとっては「うるさい存在、気にくわない存在、面倒な存在」なのでしょう。
 でも、議会制民主主義のなかで賛成意見とともに反対意見があることも当たり前で、反対すると、「けしからん」とでもいうように「考え方が違う」と門前払いしてまともに耳を傾けようともしないのは絶対おかしいです。

 さて、議会での私たちへの市長の態度については今日はこのくらいにして、もっと広く市民のみなさんに「泉佐野市政について」知って考えて発言していただくために、市民有志でのつどいが計画されていますのでお知らせします。このつどいを契機に、「泉佐野市政をよくする市民連絡会」を発足させようと、準備会ができており、その呼びかけ人に日本共産党からも代表が名前を連ねています。
 「このままではいけないのでは?」と思っておられる市民の方は多いと思います。広範なみなさんの参加で、このつどいを成功させたいです。ぜひ、ご参加ください!

   泉佐野市政について語るつどい

 日時 2013年2月10日(日) 午後1時30分から

 場所 生涯学習センター1階・多目的室

 内容 講演「大阪市政と泉佐野市政の課題」
     講師 成瀬明彦(大阪市をよくする会 事務局次長)
     各分野・参加者からの発言

        

住民のくらしによりそって

2012-12-06 10:19:34 | 泉佐野市政
泉佐野市内にアパートをお持ちで過年度の固定資産税の滞納分を支払っておられる方から、「毎月の返済額を増やすように言われたけれど、そんなに返せないのでどうしたらいいか。」というご相談があり、昨日ご本人さんと担当職員さんとの「相談」の場に同席させていただきました。
 職員さんからは法律で定められているルールの説明があり、そのとおりの運用であれば多額の返済が必要なのですが、不可能な金額は返したくても返せないのが事実です。生活を脅かすような返済を強要できるはずもなく、実際これまでもかなりの猶予が行われているので、「法律」に書いてあるからと何でもかんでも強行されているわけではないということもわかりました。
 今回は、相談者の方が「返済する強い意志」をお持ちで、可能な限りでの返済額の増額を申し出られ、結果的にその条件が受け入れられました。ほんとうによかったです。

 それにしても、「法律にこう決められているから。」と言われると「実情を見てほしい。」という気持ちから反発を感じながらも、「最悪の事態=強制執行」を思い浮かべて精神的に参りますよね。「法律」はあくまで「人が作って人が使うもの」。市民のくらしを守るために、どう生かすかが大切なのだとあらためて実感できる経験になりました。
 相談者の気持ちを受け止めて柔軟な対応をしてくださった職員さんに感謝です。

住みよい泉佐野 会報№.36

2012-11-02 14:57:25 | 泉佐野市政
 今週の月曜日(10/29)、私たち日本共産党も参加する「公正で民主的な住みよい泉佐野市政をつくる会」発行のチラシが、4大紙に折り込まれました。





 この会は、市内の民主団体や労働組合などで構成されており、昨年4月の市長選では候補者を立てて活動しました。その市長選で選ばれた現市長の「市政運営チェック」を市民目線で行い、市民のみなさんへの情報提供に努めてきました。
 就任早々、市職員給料の大幅カットの強行に始まり、2年目に入った千代松市政は暴走を続け、「市名命名権の売却」、「震災がれき受け入れ」、「こども園構想」、「府の学力テストの学校別成績公表」などなど、説明や議論を抜きにした独断専行の数々に市民のみなさんから驚き・不安・怒りの声があがっています。それらに対して、この「つくる会」としての見解と対応をまとめたのが、今回発行のチラシです。

 8月末から編集のための会議を重ねてきて、やっと日の目を見ることができました。幹事会で原稿の分担を決めて、それぞれが書いてきたものをメンバーでチェックし合い、意見を出し合い、新しい情報がはいるたびに書き直し、・・・本当に長い時間がかかってしまいましたが、その甲斐あっていいものができたと思います。
 見た方から、「わかりやすくてよかったわぁ。」という感想もお聞きすることができました。
 しかし、「学力テスト結果の学校別成績公表」問題に関しては、10月2日の公表強行前に広く市民のみなさんに問題提起して、反対意見の集約に結び付けられなかったことは残念です。「いいもの」を「早く」作り上げることは、ほんとうに難しいです。

 チラシに関する市民のみなさんの反応はまだまだつかめていません。新聞折り込みだけでは、しっかりと目に触れたかどうか疑問です。
 真に「公正で民主的な・住んでよかった・泉佐野市」を市民の手でつくっていくためにも、労作のこのチラシをもっともっと活かさなければ、と思っています。

高齢者ふれあい交流会(敬老大会)

2012-09-09 18:15:30 | 泉佐野市政
 一昨日、9月7日に、市の恒例行事である「泉佐野市高齢者ふれあい交流会(敬老大会)」が泉の森大ホールで行われ、第1部の式典に臨席しました。
 
 式典の冒頭、昨年度まではなかった「国歌斉唱」がプログラムに盛り込まれており、たいへん驚きました。こんなところにも、「愛国心」を強要する仕掛けが忍び寄っているのでしょうか。
 先の戦争で大変なご苦労をされ、中には大切な肉親を失った辛い経験をお持ちの高齢者もいらっしゃることでしょう。戦争責任を曖昧にしたまま国内外からの批判を受けながら、「天皇の世が永遠に続きますように」という歌を国歌だと法制化した国にあって、様々な場面で歌うことを強制しようとする権力者たち。
 参加されている多くの高齢者のみなさんは、どんな想いでこの「国歌斉唱」を受け止めておられるのだろうと考えました。「可能な限り」と付け加えていましたが、ご招待した高齢者のみなさんに「起立」させる式典とは、「高齢者が主人公」と言えるのでしょうか。

 せっかくの「敬老」のための催しですが、暗たんたる思いで会場を後にしました。

「こども園構想についての請願」委員会で不採択

2012-09-07 07:21:32 | 泉佐野市政
 昨日9月6日の厚生文教委員会で、「こども園構想についての請願」が審議されました。私は紹介議員としてこの「請願」を提案し、厚生文教委員の各議員からの質問に答えました。

 隣の傍聴会場には(常任委員会などは全員協議会室という部屋で行われ、スペースなどの関係で同室傍聴ができないのです。改善を求めていますが、これについてはまたの機会に・・・。)朝から多くの市民のみなさんがつめかけてくださっていました。午前の案件の審議に時間がかかり、「請願」については午後になりましたが、何人もの方が都合をつけて残ってくださいました。

 議員の質問には、賛成の立場からのものと反対の立場からのものがあるわけですが、「こども園構想に賛成(この請願には反対)」と表明したうえで、請願項目に書かれている「混乱・危険のないよう計画作りを」することや、「市民の意見を取り入れて、泉佐野市の子育て環境を整え」ることは必要であると認める意見が多く聞かれました。請願で述べられている数々の疑問や不安の声、1000件以上も寄せられたパブリックコメントの意見、これらから「こども園構想」にはまだまだ解決しなければならない課題が山積であることを認めざるを得ない状況です。
 にもかかわらず、「こども園構想に賛成」の立場を崩さない姿勢は、いったい何に根拠があるのか、理解できません。

 残念ながら「請願」は、私たち日本共産党議員団のくぼ議員と革新無所属の国賀議員の2名のみの賛成で、採択されませんでした。(委員長を除き、8名での採択。)
 紹介議員として充分なことができたのか、「もっと言いたかった」「こういえばよかった」など、振り返れば反省点がいっぱいです。同時に、初めての経験で緊張もしましたが、市民のみなさんの切実な願いをなんとか実現したいとの想いでいっぱいでした。

 請願は採択されませんでしたが、たたかいはまだまだ続きます。
 泉佐野市の子どもたちに最善の保育環境を保証するために、わたしもがんばっていきたいと思います。

地域に市の出張所を

2012-08-26 23:17:18 | 泉佐野市政
 活動地域である鶴原という町名の地域は、北は貝塚市に接しており、山手の熊取町から海岸線までひじょうに広い地域です。市の中心部からは結構離れています。その中のJR東佐野駅に近いところに「次世代育成地域交流センター」という公共施設があります。現在は未就園児をもつお母さん方が利用する「子育て支援センター」として、また各種教室や催し物に貸館として活用されています。ここが建設されるときには、市役所の出張所としての機能を持たせて住民票や印鑑証明などの交付が受けられるようにとの要望がありましたが、残念ながら実現しませんでした。(私が議員になる前のことで、当時はこの地域では党員としても活動していませんでしたので、直接かかわっていません。)

 しかし地域住民さんの高齢化が進み、「市役所まで行くのが大変」、「コミュニティバスを利用しても半日がかり」という声が増え、この施設を活かして「出張所機能を設ける」ことがますます求められてきました。そこで「要望書」への署名を集めているところです。9月末までに直近の地域を回りきり、署名を積み上げて市長に提出したいと思っています。

 きょう午前中、6棟ある府営住宅のうちのひとつの棟を支部の同志の方と一緒に1軒1軒訪問して署名へのご協力をお願いしました。ほとんどの方が快く賛同してくださいました。しかし留守も多く、署名の数は短時間で飛躍的には伸びません。私自身は議会が始まりますので時間的には大変厳しい状況です。さいわい町会長さんが「会合で紹介します」と言ってくださいましたので、それにも期待!

 地域住民のみなさんの利便性向上のために、力を尽くしたいと思います。