詳しく書評を書く訳でもないけれど、最後まで読んだ本はこの「本いろいろ」のカテゴリーに載せて来た。
最後まで読んだ本の中で、ここに載せなかった本もある。
載せなかったではなく載せたくなかった本が、斉藤かおる著『春馬くんとの“未来の雑談”~三浦春馬の勉強ノート~』
この本は発売と同時に読ませてもらったが、私的には読後感が最悪だった。
発売前からいろいろ騒がれていた本ではあったが、危惧されていた恋愛話の他に、金銭的な事まで書かれていて驚いた。
仕事上で知り得た生徒の話をどんな権限で書いたのか、亡くなってはしまったけれどそれでも守られるべき人としての尊厳は存在するはず。
レビューでは、暴露本であり★一つさえつけたくないという最低評価の方々の痛烈な批判と怒り。
反面、素晴らしい内容だった、師弟愛、書いてくれてありがとう、何度も感動、、、の高評価の感想。
FB繋がりなのか、はたまた本にも載っている団体関係の方々なのか、どうしてこのように好意的に読めるのか、私にはわからなかった。
著者は自分に酔っておられる、何か勘違いされているのではないか?
かつて、本を読んでこれほどまでに怒りが込み上げてきたことは無い。
そんなモヤモヤした日々の中、先日コラムニストの今井舞氏がコラムを発表された。
読後の不快感、嫌悪感の出所を、端的に書いて下さっていると思った。
死してなお、これ以上痛めつけられることは許されない。