８月１１日・空き店舗対策としての環境活動、震災対策

小泉前首相は参議院選挙の結果を見て「自民党はこの敗北に耐えられるか、民主党はこの勝利に耐えられるか」とおっしゃったそうです。私に言えない（まあ、誰も聞きに来ませんが）さすが小泉さんらしい含蓄の有る言葉だと思いますが、今の私にはそんな評論をしている時間が無いような、なんだか煽（あお）られているような気分です。

地域商業の振興をメインテーマに９月中旬開店予定のアンテナショップ事業実験店舗１号店、その店で行われる環境活動、地域間連携、障害者就労の場作り。環境活動として行う予定の紙ゴミ回収、雨水利用、エコキュート紹介事業、地域間連携の中で行う震災対策、紙ゴミ回収で集めた新聞紙、雑誌、チラシの仕分け作業を障害者就労の場にする等々の商工、環境、福祉等の縦割りの壁を打破する作業が今の立場の私の役目だと感じています。

上記の他にも地域の大工、工務店さんの仕事を増やす事から入る耐震補強事業、もちろん「安心、安全なまちづくり」大目標ですが、大きな山にはいく通りの登り道が有る事を我々は今までの活動で学習してきました。我々まち場の商工業者は「仕事が増えるよ」という入口が入り易いんです。

１７日（金）に建築士事務所協会の新宿区支部長さんとお会い出来る事になりました。新宿区商店会連合会の事務局長さんにも同席いただこうと思っています。なにしろ２０日からの公務海外視察調査までに方向性の大枠をより大勢の皆さんと共有しておきたいと思っています。

選挙区をお持ちの先生方はこのお盆休みに地元で一生懸命に国会報告、国政報告で汗をかかれていると思いますが、私のような偶然当選したような純粋比例選出議員は与えれた大切な時間で具体的な事業を作り上げる、構築しなければならないと思っています。分刻みで廻らなければならない小選挙区という地元は無くても、中小零細企業という大勢のお仲間は全国に居る、だからこそ、この時間を有効に使わなければならないという煽られたような気分になっています。