5月の世論調査の結果をいただきました。数字はあくまでも数字で、
その読み方は人それぞれだと思います。私なりに出てきた数字を
読んで、その意味を私なりに考えさせていただきました。
内閣支持率は4月に比べ8%マイナス、不支持率は3%増でした。
経済政策には62%の方が好評価してはいるが景気の回復を実感
している人は22%、実感していない人は66%という数字です。
「売り上げは上がったけれど給料には反映していない」という数字の
ように思えます。
安倍首相が掲げる憲法改正について、規定緩和の96条改正に対
して賛成は34%、反対は41%でした。
自主憲法制定が党是の自民党を支持していても、憲法のどの条文を
変えるのかを前に出さず、改訂のためのルールを変えろ、という議論
には反対が多いということなのではないでしょうか。
原発再稼働に関しては賛成が30%、反対が52%です。原子力発電を
行う時に出る年間1千トンという使用済み核燃料の安全な格納方法が
確立されていない現状を考えると「子供や孫に胸を張ってバトンタッチ
出来る社会の確立」をテーマにしている私は当然再稼働に反対です。
動かせば出てくる「健康に影響が有る」といわれるゴミを、収納する
場所も安全に収納する方法も確立されていないのに出し続けるという
のは、理解できません。