2月24日(金)午後3時から地域通貨、エコマネーで全国展開が始まっている
アトム通貨事業の総会・懇親会を早稲田大学の施設をお借りして開催します。
北は北海道札幌支部さんから南は沖縄八重山支部さんまで大勢のお仲間が
集まってくれます。詳細、参加申し込み先等は決定次第お知らせしますが、
来期からアトム通貨を始めたい方、具体的な事例をお知りになりたい方は、
先ずは予定を空けておいて下さい。
2月24日(金)午後3時から地域通貨、エコマネーで全国展開が始まっている
アトム通貨事業の総会・懇親会を早稲田大学の施設をお借りして開催します。
北は北海道札幌支部さんから南は沖縄八重山支部さんまで大勢のお仲間が
集まってくれます。詳細、参加申し込み先等は決定次第お知らせしますが、
来期からアトム通貨を始めたい方、具体的な事例をお知りになりたい方は、
先ずは予定を空けておいて下さい。
本日(1月29日)午後5時から新宿区内の八百屋、肉屋、魚屋さんで構成されている
新宿区生鮮三品特販組合の新年会が開かれ、組合長の私が主催者として御挨拶しま
した。どのような御挨拶をしたのかを書かせていただきます。
★本組合の前身は昭和47、48年に設立された3業態別々の産直組合である。
★平成9年に3業態が一体となって新宿区生鮮三品特販組合が設立された。
★この15年の間に組合加盟店舗は1/3になっている。
★区内の生鮮三業種の店舗が1/3になっても区民は困っていない。
★「私の代で廃業する」という店舗も少なくない。
★無くても困らず、必要とされていないならば淘汰されるのは当然である。
★しかし、本当にそれで良いのか?震災被災地を見ると地元を守り、復興の先頭に
立っているのは間違いなく商店街。生鮮三業種はその基幹業種である。
★しかし、今の業態で生鮮三業種に将来は無く、新たな人材も入って来ない。
★今年こそ復興元年と位置づけ、行政と民間が緊密に連携をもち「まちづくり」の観点
からも、生鮮三業種、中小零細店舗の新業態開発に乗り出す時である。
等々のお話を区長はじめ区役所の幹部職員の皆さん、区議会議員の皆さんにさせて
いただきました。果たして今後はどのような動きが出て来るのか、楽しみです。
「商店会の月額会費は幾らが妥当でしょう?核店舗は倍額頂いてもいいの
でしょうか?補助金なしで自前の会費だけで何ができるでしょうか?」という
質問をツイッターで受けました。
私が商店会長に就任した今から20年前の早稲田商店会は昔からのメンバー
さんが月額600円、新しく会員になられたお店が月千円の商店会費でした。
アーケードもカラー舗装も自前の街路灯も無い商店会ですので、それで運営が
出来ました。
会費の月額は商店会が何をするのかが重要です。今後の商店会活動は物を
売ったり、買ったり、サービスを提供したりするだけでなく、このまちに住んで
いる地域住民の安心と安全を担保する活動が主流になると思い、早稲田では
「定住人口の増加」を目指し動き始めました。
その出だしが環境活動でした。夏休みで静かになった、いわゆる夏枯れの
早稲田のまちを1日でもいいから賑やかにしようと思い、大学のキャンパスを
お借りして1996年8月24日に「環境」をテーマにしたイベントを開催しました。
「環境」から「震災対策」になり地域通貨、エコマネーの「アトム通貨事業」に
進みました。
このような活動が評価され、地元のホテル、コンビニ、ファーストフードは全店
商店会に加入されています。リーガロイヤルホテル東京が月額1万円、コンビニ、
ファーストフードのチェーン店は月額5千円です。金額の違いは昔からの知恵の
間口計算、詳細には計っていませんが商店会の活動により地域の治安も守ら
れていると御理解いただきナショナルチェーンのお店からも会費を出していた
だいています。
商店会費だけでは商店街事業は進められません。「日本でいちばん大切に
したい会社」等の著作で有名な法政大学教授の坂本光司先生は講演の中で
「月額会費2万円以下の商店会、商店街振興組合に将来は無い」とお話し
されますが、月額2万円を払える店が地元に在ると思えません。当然補助金
取りに動くのですが、補助金が有るから何かをやるのではなく、行う事業の
リスクを軽減するための補助金でなければなりません。
「困った人の所にビジネスの芽が有る、不便さを感じている人の所に商売の
きっかけが有る」と言い続けています。ただ中小零細商業者は残念ながら
自分の業態の変更とその先に続く地域の活性化を行うパワーが無くなりました。
だから「連携」が重要だと強く認識しています。
メール、ツイッター、フェイスブックは我々中小零細の大きな武器です。これを
お互いに利用しようではありませんか。地域の皆さんの望まれている事で動くと、
補助金だけでなく寄付金も集まりますし、お仲間も増えます。これは我々の
具体的事例です。
どうもこの国の問題点は、モチベーションのより低い所に税金が流れるというシステムに
有るように思えます。「もう駄目です、助けて下さい」という所にお金が流れ、「頑張ります!」
という人には耳元で「頑張って」というだけで動いてくれません。予算を使っていないから
自分の仕事とは思われないのでしょう、動きません。
だからと言って、使い道にあれこれ制約の多い補助金を欲しがっているのでは有りません。
補助金よりも、頑張る時に邪魔をする無用な規制の撤廃と行政の信用付与が雇用の場の
創設という大きな実りを国にもたらすのだから行政府は全面的に協力する事が最重要です。
役所は予算が無いと仕事が出来ない、予算の付かない事業は役所の仕事ではないと思って
います。補助金という名の税金を使って採算度外視の事業を行う事がどのように悪なのかを
正面から議論し、現場の意向を正確に取り上げ国政に反映させなければ財政の健全化は
図れません。
松下政経塾で勉強されて来た先生方は松下幸之助翁の「無税国家論」をどのように議論
されたのでしょうか、疑問です。
負債を抱えた貧乏人が、せがれや孫の名義で借金して、「お金下さい」と懇願されると何故
貧しいのかという内容も精査もせず、再チャレンジ出来る人にその方向性も示さず金を渡し
ているのが現状です。自分で稼いだことの無い奴が財布を握っているから、より始末が悪い。
我々中小零細は補助金が有るから動くのではありません。自分のやりたい事、人さまの
意見に同調し、将来性を感じるから動くのです。しかし、補助金を否定はしていません。
リスクヘッジと補助事業認定という行政の信用を受ける事により大勢のお仲間を集める
きっかけになる事を十分理解しています。
背中を押す最初の一押し、ここを我々自身も考え直す時期に来ていると思えてなりません。
役所の補助金を取って来るのが手柄でなく、その事業を進める事でまちがどう変わったか
に注目し、評価する時代です。
昨日(1月23日)、慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスでお話をさせていただきました。
前環境省事務次官で現在、慶應義塾大学院環境情報学部教授の小林 光先生の授業に
呼んでいただきました。写真は講義開始前の教室と気分良く喋っている私です。
講義には地元湘南台の商店街の皆さんもお出でいただき、学生さんと一緒に私の話を聞いて
いただきました。終了後は湘南台駅の近くに在る居酒屋「つる平」さんに移動して懇親会、大いに
盛り上がりました。あまりに雰囲気が良かったので好き勝手な事を言いすぎかもしれません、遅い
とは思いますが反省しています。
天気予報は良く当たり、東京に戻ったら御覧のような雪です。人も歩いていませんし雪が物音を
吸い取るのか、静か~な板橋区小茂根です。
ついでですから今日(1月24日)の写真も御覧ください。都電東池袋4丁目駅から大塚方面を
撮りました。都電荒川線は飛鳥山から早稲田までは占有軌道敷きなので線路の辺りは雪が
残っていますが、素晴らしい青空の東京です。
本日(1月23日)午後2時45分から慶応義塾大学の湘南藤沢キャンパスでお話をさせ
ていただきます。前環境省事務次官で早稲田の商店会の環境活動でも大変お世話に
なった大学院教授小林 光先生の講義にお呼びいただきました。
実はSFC(湘南藤沢キャンパス)にお邪魔するのは2度目です。前回は金子郁容先生に
お呼びいただき商店街の環境活動の実践報告をさせていただきました、ずいぶん前です。
午後5時30分からは話を聞いてくれた学生の皆さんと湘南台の商店街の皆さんも一緒に
なって、駅の近所の居酒屋さんを貸し切っての懇親会も企画されています。果たしてどの
様な事になるのか、ちょっとワクワクしています。本当は慶応に憧れを持っていました、好き
なんです。
少々ブログの新規投稿を怠ってしまいました。海外に出かけていたりダイエットで具合が
悪くなって寝ていた訳ではありません。書きたい事も多かったのですが、せっかく読んで
いただけるならじっくり調べて正確なコメントを書こうと思っていたらこんなに間が空いて
しまいました、申し訳ありません。
書きたかった事の第一は、1月19日に開かれた政策集団「志帥会」の本年最初の例会
での伊吹文明会長のお言葉です。
「竹島の問題等を見ても民主党の外交政策の脆弱さが・・」という志帥会メンバーの発言に
対して伊吹会長は「竹島の実効支配を許していたのは与党自民党だ。財政再建についても
赤字国債の大部分は自民党政権時代のものだ。先ずはこの事実を強く、正確に認識して
いる事を皆さんにお伝えしてから自分の考えを発言しなければ有権者の信頼は得られない。
野党だからといって何を言っても良いとは思えない!」と発言されました。
私は伊吹文明会長のこの発言を全自民党議員、候補者の皆さんに聞いていただきたいと
思います。「嬉しい」発言を聞けた本年最初の定例会でした。
お陰様でダイエットは順調に進んでいます。本年元旦に比べ本日朝の体重は4.2kgの
マイナスです。
議員定数削減について比例選80名、選挙区選5名の削減案が浮上しました。衆議院選挙で
現在のような重複立候補を認めての80議席削減は抜本改革にはなりません。
従前から何度も書かせていただいたように生活のすべてを選挙活動を費やさなくても国会議員に
なれるたった一つの手段が衆議院の純粋比例です。いわば日常現場に居る本当のプロ、専門家を
国政壇上に立たせる手段がこれなのです。
重複立候補を禁止して、80議席を削減しても残りの100議席は普段日常に関わっている人が
代議士になれるシステムにするべきです。その代り純粋比例候補として当選した議員の任期は
2期もしくは10年以内、歳費は裁判員と同程度などとすれば良いのではと思います。
たとえ不興をかう様なことでも、それが真実で、自分の信念に照らし合わせても恥じない
事柄で有るなら語り続けなければいけません。ましてや、知らない事を言い繕い、その場
しのぎの結果的に「嘘」になる発言を繰り返すと、その後に何を言っても、人は信用して
くれません。昨年末の原発事故終息宣言がまさにこれです。
新年会に数多く出席していますがどの会場でも、原発事故、消費税、沖縄基地問題に
対する当然と思える怒りの声が渦巻いています。その矛先は政権与党の民主党だけで
なく自民党にも向いています。まさに政治不信という状況です。
これを選挙で払拭しようという自民党の考え方にも有権者は違和感を持っています。
だから民主党の支持率が下がっても野党自民党の支持率が上がらないのです。
市街地のど真ん中の普天間基地移設がとん挫した「私には腹案が有る」と言った鳩山
発言、原発事故を人災にしてしまった官邸の不見識など、知らない事、分からない事を
正直に知らない、分からないと言えなかった鳩山さん、菅さんの犯した罪は重大です。
お二人を含め総理経験者は次の総選挙に立候補しない事から政治に信頼を取り戻す
活動の第一歩にするべきです。その後に定数と歳費の削減、選挙制度の改革、議員の
定年制導入等、やらなければならない事、やれる事がいっぱい有ります。
今晩(1月17日)のNHKスペシャル「東北復興を支えたい!神戸の震災体験者たちが
続々と被災地支援へ」を見ました。
「環境を切り口に商店街の活性化」をテーマに1999年東京三協信用金庫早稲田支店の3階
ホールからスタートした全国リサイクル商店街サミットのお仲間、神戸の伊東さん、和歌山県
田辺市の谷峯さん、南三陸町の山内さん、及川さんそして昆野さんも写真で出ていました。
なにしろこのサミットは2001年が神戸大会、2005年が今の宮城県南三陸町、当時の
志津川町で開かれた第8回大会でした。その時の実行委員長が東日本大震災で犠牲に
なられた昆野さんです。
久し振りに昆野さんが笑っている写真を画面を通じて見ました。今でも携帯に電話をかけて
くるような気がしてなりません。