「悪霊」 再読 2009-02-08 | 読書(芸術、文学、歴史) 昨年、「カラマーゾフの兄弟」の新訳がベストセラーになっていると聞いて、意外な感じがしていた。若い人が読んでいるらしいのだが、30万部突破、と派手な帯のついた「蟹工船」などと並べて書店に平置きしてあるのを見ると、この亀山郁夫なる人の新訳(光文社古典文庫)を手に取ってみても、改めて読む気はおこらずにいた。 カラマーゾフは、数年前に再読したことでもあるし。 . . . 本文を読む