yasuの「今日もブログー」

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GM, 日産/ルノーの提携?

2006-07-09 | クルマ
カーコリアンは、40ドル台で買い進めた10%近いGM株が最近は25ドル前後で大きな損を抱えている。 一方、ゴーンも日産の販売がここに来て、日米で急に落ち込みが激しく、株価も低迷。 それでは、というので両者が組んだというのが妥当な見方に思えます。 GMといえば、生産台数などの規模で言えば、日産やルノーの倍以上。 しかも、そのプロセスや文化などは「腐ってもGM」と内部でも言われてきた一流のものを持っています。 今の低迷は、医療費や年金など日本メーカーの5倍以上といわれるレガシーコストと、もうひとつは、根本的に魅力的な商品が少なく、ブランドが陳腐化しているという問題です。 でも、この根本のほうは、提携したからといって解決されるものではありません。 GMは、このまま行けば、緩やかな死か解体に向かう可能性があります。 2000年にクライスラーがダイムラーベンツの軍門に下ったように。 しかし、その相手は、トヨタか、対等合併であればホンダかもしれません。  日産‐ルノーはまだ提携のメリットは、開発でも販売面でもほとんど出ていません。 ゴーン氏が名乗りを上げるのは、5年は早いでしょう。 

図体の大きい産業ですが、その設備や動く資金の巨大さゆえに、ちょっと油断すれば、坂を転げ落ちるように転落の憂き目にあう可能性もある自動車業界です。
リックワゴナーGM会長は、本当はゴーン氏とトップ会談などしている時間が惜しいと思いますが、当面、大株主の提案を無視するわけにもいかないでしょうし。
とりあえず現金に困っているのでない限り、この提携はないものと思います。
(ホンダの福井社長、DCのチェッチェ会長も否定的なコメントをしていました。

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1 コメント

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複雑な想い (タケシ)
2006-07-11 23:46:41
かつて勤務した会社2社が、何やら面白い(?)動きを見せ始めています。こちらは既に日本の財閥系企業の一員になった身、傍観しようと思います。
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