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最高の冬ドライブ

2006-02-11 | クルマ
昨年の4月にGTIの慣らし運転で、同じように中央道から松本まで走り、折り返して戻ってきたことがあった。 今日は、新型Pモデルのワゴンで出かけた。
午前10時、最初は東名を名古屋方面に走るつもりだったが、油断しているといつの間にか厚木まで50分の渋滞となっていた。仕方ないので、千葉か常磐に行こうかと都内に向けて走りだした。 3号線はやや渋滞。霞を過ぎてやっぱり山が見たいと思い4号を西に向かった。 八王子を越え、小仏トンネル内での追突事故の車線規制で5キロの渋滞。 クルマには事故は付きものだが、大して損傷していない2台の車がなぜ、1時間以上も貴重な2車線の一つを占領し続けているのか、理解に苦しむ。 

長い笹子トンネル内は、いつも車両のピッチング(上下動)がひどくなる独特の下り道だが、Passatはこれをうまくいなして快適だ。 勝沼に出ると、なんと正面に銀雪を戴いた白峰三山が現れた。 いつも雲に覆われて今まで一度も見たことがなかった甲府からの南アルプスは素晴らしい眺めだった。 右手から北岳、間ノ岳、農取岳だが確かに深田久弥が「日本100名山」で書いたいるように、真ん中の間ノ岳が一番堂々とした山だ。 思わず釈迦堂というパーキングにクルマをいれ、白銀の山を背景に写真を撮った。

 

それにしても、P車での高速クルーズは快適の一言に尽きる。 ステアリングはセンター付近が意図的にややdullで、直進安定性と乗り心地はとても良い。 過敏すぎず、ドライバーは神経を使わずに済む。オーディオの音がとてもよいので、持参した五島龍のバイオリンのCDと諏訪内晶子のバッハの2台のバイオリンの協奏曲とオーボエとバイオリンの協奏曲が入ったCDを2回も聞いた。先代のパサートのよさをうまく継承した落ち着いたステアリングフィールや角のとれたどっしりした乗り心地は、長距離ドライブにはうってつけだ。 飛び抜けて滑らかだとか、地に張り付いたような乗り心地ではないが、とても安心感がある。

松本でUターンして東京方面に戻る。 大月から河口湖をかすめ、御殿場から箱根スカイライン-芦ノ湖スカイラインを走る。クルマがやや大きく重いから、正直芦ノ湖スカイラインはあまり得意ではない。 その分、ターンパイクは高速コーナーをしっとりと地面を捉えて走る。 開発者の思想を感じる。

合計600キロ超を走った。 燃費は驚くほど良く、渋滞があったにもかかわらず高速ではリッター12キロに達し、全体でも11キロ以上は走っている。 FSIターボの実力はすごい。



箱根の夕暮れ。後ろは芦ノ湖。
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コメント
 
 
 
Unknown (Itsuro)
2006-02-12 22:16:15
このパサートはV4 4輪駆動のやつですか?いつかうちの車が壊滅的に壊れたときの買換え候補にいいかなっと考え中・・・
 
 
 
Unknown (yasumaru)
2006-02-19 09:15:33
Itsuro san,

今回慣らし運転したのは、2Lターボ(ゴルフGTIと同じエンジン)のモデル。でも、top of the lineは、3.2L V6 4 Motion(四駆)とDSGに組み合わせになります。 これも先週500キロ乗ったけど、新開発の直噴エンジンの吹け上がりがすばらしい。 4月発売なのでご期待を。 

 
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