goo

2019夏の思い出 - 白馬岳登山

2019-09-01 | 山歩き

昨日で8月が終わった。結構忙しい夏で、あっという間だった。 前半には、白馬での試乗会の仕事を終えて、そのまま白馬三山に登った。 久しぶりに3000m級の山への挑戦だったが、それほど難儀することなく登頂できた。

 

有名な雪渓を登る際の万一の落石事故に備えて、白馬村の好日山荘でヘルメットも求めたが、活躍する場面はなかった。雪渓の上の空気はひんやりとして気持ちよかったし、頂上近いお花畑では白や黄色、紫など色とりどりの高山植物が咲いていて目を和ませてくれた。明治時代に出来た白馬山荘は800人を収容でき日本最大というが、お盆休み前の9日(金)は300名程度の宿泊客であった。当初は午前11時までに白馬岳山頂に至り、杓子岳、白馬鑓が岳を巡って、有名な鑓が岳温泉小屋まで行くつもりだったが、白馬岳頂上は午前11時にはガスが上がってきて見晴しがなくなってしまい、また体力的にも無理と判断して白馬山荘に宿をとった。その分、日没と翌朝の日の出を満喫することができた。 以前の穂高のように、日の出前後の光の中で、剱岳から後ろ立山連峰、槍穂が双耳をなす稜線まで北アルプスの山々の大展望を得た。

 

日の出の後は、午前6時に白馬山荘を出て、杓子岳(巻道ルート)、白い礫砂となる鑓が岳の山頂をへて、鑓温泉への下りまではスムースに運び、10時10分には鑓温泉についた。ここは秘湯として有名で露天風呂に入りたいところだったが、10分の休憩と水補給で猿倉を目指す。途中3度ほど雪渓の残る川を渡り足を進めるが、高くなる太陽から容赦ない陽射し照り付け、湧水で頭を冷やし上半身を拭くこと2,3度。小日向山のコルあたりを通過したころは相当にへばってきた。猿倉を13:40に出るバスに乗るためにペースを落とさず下り続ける。途中、鑓温泉に向かってくる小さなパーティや単独でカラフルな登山ウェアに身を包む若い女性ともすれ違う。13:25に猿倉着。かなり疲労困憊であった。バスで下りて白馬村の温泉で汗を流すが、すぐに帰途につく元気が出ず。宿泊も考えたが、夕方なんとか出発し、安曇野ICから高速に乗り、途中2、3度PAで仮眠してなんとか横浜の自宅に帰り着いた。

 

そして、8月最終日の31日、会社の有志で谷川岳に登った。天候が心配されたが、明けてみれば大陸の高気圧が張り出してほぼ雲もない晴天となり、天神平まではロープウェイではあったが、13人の老若男女が和気あいあいの登山を楽しむことができた。

 

 

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。