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ヨーロッパには年に4,5回は仕事で来るが、実は中々ゆっくりする時間がない。今回は、珍しく時間が取れたので、フランクフルトで同僚と別れてから、一日休暇を取って少しドイツの道を走ってみることにした。 ストームのため、朝のハノーバーからのフライトが2時間近く遅れたので、フランクフルトに着いたのは13時を少し回っていた。1F到着ロビーのEuropcarで、予約していたレンタカーをピックアップするも、パサートのつもりが、SEAT Alteaか、シトロエンC4ピカソになるという。 ニュルブルクリンクを走るつもりだったから、車高の高いピカソはなかろうとAlteaにして、ポータブルNAVIと共に受け取って隣接する駐車場に向う。レンタカーの駐車位置は確か311だったが、これは第一ターミナルからは最も遠い(第2ターミナル寄り)の場所にあった。 地下の通路を歩いていくと、右側に50mおきにエレベーターがあり、該当する駐車位置番号がわかりやすく表示してあるので、自分の車の場所を間違うことはない。よく出来たシステムだと思う。
さてAlteaだが、カウンターではシルバーといわれたクルマが実は黒で、思ったより背の高い車だった。しかも預かったNAVIは、Nurburgringと打ち込んでも、関係ない場所を表示するばかりか、電源のコネクターが合わなくて使い物にならない。仕方なしに、買っておいたMichelinの地図を頼りに、空港を出てWiesbaden, Koln方面に向けて走り出す。路線はA5だったかしら。160km/hくらいで追い越し車線を走り始めると、やはり接地感やスタビリティーが乗りなれているゴルフやパサートよりかなり劣ると感じるが、この時期スタッドレスタイヤを履いているので致し方ないだろう。しかし、これでニュルは走れないな、と安い車を借りたことを後悔し始め、もう少し投資しても、BMWかAudiなどの高性能車を予約すればよかったと思う。 因みに今回のクルマは1日(24時間以内)保険込みで68€だから、結構安い。
雨も降り始めたAutobahnを100キロ足らず走ると、Koblenz, Trier 方面に西に分かれる道と分岐するので、そちらに向かう。しばらくすると今夜の宿にしようと思っているKoblenzへの出口が2-3箇所現われるが、それをやり過ごして西にさらに60キロほど向かい、Mayen方面への出口でAutobahnを降りる。そこからは、ワインディングも含めて20キロくらい走ると、Nurburgringの街に。ドイツ語のサインは良く分からないが、幹線道路からNordschleifeと表示が出ている方に向かって進んでいくと、どうやら伝説の北コースのゲートに辿り着いた。外は小雨模様であり、駐車場には、ポルシェやBMWなどのチューンアップした車が結構停まっており、時々コースに入っていく。2キロを超える直線路の登りの途上にあるパドックの前を、300キロ近いスピードで911GT3が駆け上がっていくのが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/9d/9e2dd263a95ec31b44626364f4ae9fa0.jpg)
コーヒーショップのある建物の二階に上がってチケットを買おうとするが、どうやら今日はクラブチームの占有日となっているらしく、一般走行日ではないようだ。レジのお兄さんからは、あそこに座っているクラブのオーナーに頼んだら走らせてくれるかも、と言われたが、走行しているクルマはかなり本格的なマシンだし、雨の中をAlteaで走ってもあまり素敵なことにはなりそうにないので、今回の走行は諦めることにした。因みにもらったパンフレットで一般OPENデーのスケジュールを見ると、日曜が大体それで、他の日は占有の予定が入っているようだ。 ニュルブルクリンクは、最近は日本の自動車メーカー、タイヤメーカーも製品の開発をここで行っているようだし、毎年24時間耐久レースが5月末にこの旧コース(Nordschleife)で行われているから、日本人でも走る人が増えてきている。因みに、新型GT-RやインプレッサSTiで、モータージャーナリストの清水和夫氏がタイムアタックしているビデオがStart Your Engineで(会員になれば)じっくりと見れます。(http://www.startyourengines.jp/)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/0a/ed1bbc6664786af86725452e8cf47613.jpg)
(コルベットC5もご覧のとおり戦闘準備OK)
ニュルのデビューはお預けとなったところで、雨も強まり暗くもなってきたので、Koblenzに宿を求めて向かう。今度は、ニュルのすぐ傍まで来ている高速72号(?)を通って田舎の風景の中を走り、40分足らずでKoblenzの街に入った。しかし、市街の地図は「地球の歩き方」のそれしか手持ちがなく、どこをどう曲がっていけば目的のホテルに着くか分からず、一旦は関係ない方角に街を抜けていってしまう。Uターンして、何とか中央駅まで辿り着き、それからは地図を頼りに、街一番の高級ホテルMecureの地下駐車場に滑り込み、フロントに駆け上がって今晩幾らで泊まれるか尋ねると、もう一室しか残ってなくそれも150€という。これは予算オーバー。 昨晩ネットで見たときは、82€の部屋があったのに残念。気を取り直して、より街中にある中級ホテルを物色し、Ibisというホテルの前に車を着ける。レセプションにお兄さんに聞くと、朝食と一晩の駐車代金を入れて80€というから、こちらに投宿することにする。 あいにく禁煙ルームは無く、簡素な部屋に入った瞬間にタバコに匂いが少し気になったが、しばらくすると慣れてくる。 このIbisホテル、せいぜい☆2つが3つの間くらいだろうが、少なくとも清潔でメンテナンスが行き届いている。また目抜き通りにも近くて散策にも便利で、意外と気に入った。
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さてAlteaだが、カウンターではシルバーといわれたクルマが実は黒で、思ったより背の高い車だった。しかも預かったNAVIは、Nurburgringと打ち込んでも、関係ない場所を表示するばかりか、電源のコネクターが合わなくて使い物にならない。仕方なしに、買っておいたMichelinの地図を頼りに、空港を出てWiesbaden, Koln方面に向けて走り出す。路線はA5だったかしら。160km/hくらいで追い越し車線を走り始めると、やはり接地感やスタビリティーが乗りなれているゴルフやパサートよりかなり劣ると感じるが、この時期スタッドレスタイヤを履いているので致し方ないだろう。しかし、これでニュルは走れないな、と安い車を借りたことを後悔し始め、もう少し投資しても、BMWかAudiなどの高性能車を予約すればよかったと思う。 因みに今回のクルマは1日(24時間以内)保険込みで68€だから、結構安い。
雨も降り始めたAutobahnを100キロ足らず走ると、Koblenz, Trier 方面に西に分かれる道と分岐するので、そちらに向かう。しばらくすると今夜の宿にしようと思っているKoblenzへの出口が2-3箇所現われるが、それをやり過ごして西にさらに60キロほど向かい、Mayen方面への出口でAutobahnを降りる。そこからは、ワインディングも含めて20キロくらい走ると、Nurburgringの街に。ドイツ語のサインは良く分からないが、幹線道路からNordschleifeと表示が出ている方に向かって進んでいくと、どうやら伝説の北コースのゲートに辿り着いた。外は小雨模様であり、駐車場には、ポルシェやBMWなどのチューンアップした車が結構停まっており、時々コースに入っていく。2キロを超える直線路の登りの途上にあるパドックの前を、300キロ近いスピードで911GT3が駆け上がっていくのが見える。
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コーヒーショップのある建物の二階に上がってチケットを買おうとするが、どうやら今日はクラブチームの占有日となっているらしく、一般走行日ではないようだ。レジのお兄さんからは、あそこに座っているクラブのオーナーに頼んだら走らせてくれるかも、と言われたが、走行しているクルマはかなり本格的なマシンだし、雨の中をAlteaで走ってもあまり素敵なことにはなりそうにないので、今回の走行は諦めることにした。因みにもらったパンフレットで一般OPENデーのスケジュールを見ると、日曜が大体それで、他の日は占有の予定が入っているようだ。 ニュルブルクリンクは、最近は日本の自動車メーカー、タイヤメーカーも製品の開発をここで行っているようだし、毎年24時間耐久レースが5月末にこの旧コース(Nordschleife)で行われているから、日本人でも走る人が増えてきている。因みに、新型GT-RやインプレッサSTiで、モータージャーナリストの清水和夫氏がタイムアタックしているビデオがStart Your Engineで(会員になれば)じっくりと見れます。(http://www.startyourengines.jp/)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/0a/ed1bbc6664786af86725452e8cf47613.jpg)
(コルベットC5もご覧のとおり戦闘準備OK)
ニュルのデビューはお預けとなったところで、雨も強まり暗くもなってきたので、Koblenzに宿を求めて向かう。今度は、ニュルのすぐ傍まで来ている高速72号(?)を通って田舎の風景の中を走り、40分足らずでKoblenzの街に入った。しかし、市街の地図は「地球の歩き方」のそれしか手持ちがなく、どこをどう曲がっていけば目的のホテルに着くか分からず、一旦は関係ない方角に街を抜けていってしまう。Uターンして、何とか中央駅まで辿り着き、それからは地図を頼りに、街一番の高級ホテルMecureの地下駐車場に滑り込み、フロントに駆け上がって今晩幾らで泊まれるか尋ねると、もう一室しか残ってなくそれも150€という。これは予算オーバー。 昨晩ネットで見たときは、82€の部屋があったのに残念。気を取り直して、より街中にある中級ホテルを物色し、Ibisというホテルの前に車を着ける。レセプションにお兄さんに聞くと、朝食と一晩の駐車代金を入れて80€というから、こちらに投宿することにする。 あいにく禁煙ルームは無く、簡素な部屋に入った瞬間にタバコに匂いが少し気になったが、しばらくすると慣れてくる。 このIbisホテル、せいぜい☆2つが3つの間くらいだろうが、少なくとも清潔でメンテナンスが行き届いている。また目抜き通りにも近くて散策にも便利で、意外と気に入った。
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