チョット毛色が違ったモノを観ようかなと、『悪魔を見た』(キム・ジウン監督、2010年)を借りてきた。
ある夜、雪の夜道で車がパンクし、レッカー車の到着を待っていた若い女性が、黄色いスクールバスに乗った男に連れ去られる。
地元警察は大規模な捜索を開始。
まもなく川底から切断された頭部を発見する。
このバラバラ殺人事件の被害者は、引退した重犯罪課の刑事チャンの娘ジュヨンだった。
一ヵ月前にジュヨンと婚約したばかりの国家情報院捜査官スヒョンは、ジュヨンが事件に巻き込まれる直前まで携帯電話で会話を交わしており、
彼女を救えなかった自分のふがいなさを何度も呪う。
深い絶望感に苦しむ彼は、自力で犯人を追い詰めると決心。・・・
(Movie Walkerより一部抜粋)
ジュヨンの葬儀で「あいつから受けた苦しみを返してやる」と、復讐を誓うスヒョン。
スヒョンは、上司に休暇を申し出る。
一匹オオカミになったスヒョンは、捜査線上に浮上した容疑者の中から、塾の送迎バス運転手のギョンチョルが犯人であると確信する。
その間に、ギョンチョルはまたもや若い女性を惨殺。
さらには、塾生の少女を襲う。
少女が襲われている時に、スヒョンが駆けつける。
スヒョンは、ギョンチョルを殴って殴って痛めつける。
そして、GPSチップのカプセルを飲み込ませる。
ジュヨンの苦しみをギョンチョルにも十分に味わわせるため、スヒョンはギョンチョルを開放する。
復讐の鬼と化しているスヒョン。
片や、その泳いでる間に、冷酷な殺しを繰り返すギョンチョル。
そのギョンチョルに、GPSによって徹底的に制裁を加えるスヒョン。
そこに、ギョンチョルと同類の殺人鬼テジュも加わって。
観ていると、血があちこちで飛び散って、それは悲惨。
若い女の子の頭をハンマーで殴るわ、アキレス腱もグサリと切るし、手の甲に刃をグイと突き刺すわ、
挙句の果ては、ほっぺたにエイッと、ドライバーみたいなのを刺してしまう。
凄いのは、手で力任せに口を上下に開けて潰すから、もう痛いのなんの、頭がガンガンしてくる。
それでもこの作品のいいのは、まずテンポ。
メリハリが利いてて、最後までノンストップ。
それに、スヒョン役のイ・ビョンホンが苦悩を抱かえながら復讐する、その怒りがいい。
そしてギョンチョル。
こんな悪は徹底的にやっつけなければいかんと思わせる、チェ・ミンシクの顔付きが憎たらしくていい。
もうこうなると理性で、暴力はいかんなんて言ってられない。
スヒョンは、ギョンチョルを「一番苦しい時、恐怖に震えた時に殺してやる」と言っていたから、もっとジワジワ苦しめなけりゃイカンでしょうと思う。
スヒョンも、最後に涙を流して人間味を出すんじゃなくてもっともっと鬼になりなさい、と勝手に拳に力が入る。
でもこれは、グロテスクであっても久々にみる非常に面白い、すかぁとするワルでいい映画だった。
ある夜、雪の夜道で車がパンクし、レッカー車の到着を待っていた若い女性が、黄色いスクールバスに乗った男に連れ去られる。
地元警察は大規模な捜索を開始。
まもなく川底から切断された頭部を発見する。
このバラバラ殺人事件の被害者は、引退した重犯罪課の刑事チャンの娘ジュヨンだった。
一ヵ月前にジュヨンと婚約したばかりの国家情報院捜査官スヒョンは、ジュヨンが事件に巻き込まれる直前まで携帯電話で会話を交わしており、
彼女を救えなかった自分のふがいなさを何度も呪う。
深い絶望感に苦しむ彼は、自力で犯人を追い詰めると決心。・・・
(Movie Walkerより一部抜粋)
ジュヨンの葬儀で「あいつから受けた苦しみを返してやる」と、復讐を誓うスヒョン。
スヒョンは、上司に休暇を申し出る。
一匹オオカミになったスヒョンは、捜査線上に浮上した容疑者の中から、塾の送迎バス運転手のギョンチョルが犯人であると確信する。
その間に、ギョンチョルはまたもや若い女性を惨殺。
さらには、塾生の少女を襲う。
少女が襲われている時に、スヒョンが駆けつける。
スヒョンは、ギョンチョルを殴って殴って痛めつける。
そして、GPSチップのカプセルを飲み込ませる。
ジュヨンの苦しみをギョンチョルにも十分に味わわせるため、スヒョンはギョンチョルを開放する。
復讐の鬼と化しているスヒョン。
片や、その泳いでる間に、冷酷な殺しを繰り返すギョンチョル。
そのギョンチョルに、GPSによって徹底的に制裁を加えるスヒョン。
そこに、ギョンチョルと同類の殺人鬼テジュも加わって。
観ていると、血があちこちで飛び散って、それは悲惨。
若い女の子の頭をハンマーで殴るわ、アキレス腱もグサリと切るし、手の甲に刃をグイと突き刺すわ、
挙句の果ては、ほっぺたにエイッと、ドライバーみたいなのを刺してしまう。
凄いのは、手で力任せに口を上下に開けて潰すから、もう痛いのなんの、頭がガンガンしてくる。
それでもこの作品のいいのは、まずテンポ。
メリハリが利いてて、最後までノンストップ。
それに、スヒョン役のイ・ビョンホンが苦悩を抱かえながら復讐する、その怒りがいい。
そしてギョンチョル。
こんな悪は徹底的にやっつけなければいかんと思わせる、チェ・ミンシクの顔付きが憎たらしくていい。
もうこうなると理性で、暴力はいかんなんて言ってられない。
スヒョンは、ギョンチョルを「一番苦しい時、恐怖に震えた時に殺してやる」と言っていたから、もっとジワジワ苦しめなけりゃイカンでしょうと思う。
スヒョンも、最後に涙を流して人間味を出すんじゃなくてもっともっと鬼になりなさい、と勝手に拳に力が入る。
でもこれは、グロテスクであっても久々にみる非常に面白い、すかぁとするワルでいい映画だった。
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