消夏│花便り 2022-06-19 | アート・文化 消夏 袁枚 不着衣冠近半年 衣冠を着けざること 半年に近く 水雲深処抱花眠 水雲深き処 花を抱いて眠る 平生自想無官楽 平生 自ら想う 無官の楽しみ 第一驕人六月天 第一 人に驕らん 六月天 一海知義著:「漢詩一日一首 春・夏」, p315-316, 平凡社, 1982 *袁枚著『小倉山房詩集』、消夏詩十一首書扇寄何孝廉(消夏の詩十一首、扇に書し何孝廉に寄す)其一である。明治期の和刻本『清廿四家詩』にも収載。