子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ黒松内校 5月~春を味わう、山菜うどんキャンプ 1日目~

2018年05月19日 22時39分38秒 | 黒松内校

今年度もスタートしました、イエティくらぶ@黒松内校!
5月度恒例となりつつある『山菜キャンプ』、今回は山菜採って、うどん打って、目指すは2日目お昼ご飯に「山菜天ぷらうどん」!

今日は朝からシトシトと雨ですが、まずははじまりの会を。

お次は折角集まったみんなで体育館で遊びます。
名前の文字探しゲーム

ジャンケンに勝ったら、卵→オタマジャクシ→カエルに成長できる進化ジャンケン

最後はカエルになれたみんなのジャンプ!

最初は緊張混じりでしたが、体が温まったおかげもあり、馴染んできました。

比較的少人数ということもあって、アットホームな雰囲気で山菜会議。
どういう所でどういうものを、それから注意事項ありました。
採ってるときはついつい楽しくて、でも持って帰ってきてみれば多すぎて食べきれない…なんてことがないように気を付けましょう。

雨具を着て出発!
まずは1つめのポイントへ。

探検しながら、採れる山菜を探します。

少し歩くと、食べておいしい山菜が見つかる見つかる!
それぞれの山菜の特徴と採り方を聞いたら、早速みんなで山菜採り。



採れた!!

今日は気温も低め、時折あったか茶でひとやすみ。

背中のカゴもいっぱいになってきました。

ここでは、ワラビ、ウド、タラの芽、ヨモギをゲット!

お次はキッチンまりこからも注文が入っていたフキを目指して、車で移動。
小川の流れる、山のふもとには切ったら水が流れ出るような新鮮なフキがたくさん。

ちこ隊長からおいしいフキの特徴や見つけるポイントなどを教えてもらって、探しにいくぞー!

採ったらまずは穴を覗いて虫チェック。キレイなフキが多かったよう。

 

雨が降ってるので、フキの傘でガード。

フキもたくさん採れました。


帰ってきたら早速一品つくります。
夜ご飯のデザートに「三色団子」づくり

緑の団子には刻んだヨモギを入れます。

できた!

味見をぱくり。ヨモギの味が・・・・する!かも?

片づけも終えたら夕食までひとやすみ

そしてお待ちかねの夜ご飯

お誕生日の子には3色団子&バニラアイスにロウソクをたててハッピーバースデイ!
もちろんみんなも、デザートにお団子おいしくいただきました。

食後~寝るまでの間は自由時間
まだまだ元気いっぱいで、内容はみんなできめながら消灯時間いっぱいまで体育館であそびました。

体育館消灯後は寝る準備をしてから、全部屋消灯までみんなでUNOして過ごしていました。

今回これを楽しみにしてた人も多い、明日はうどん作りです!
おいしい山菜天ぷらうどんつくるぞー!
明日は晴れますように!

(くま こと 熊手若葉)


黒松内校3月『冬の森をあるっくぅキャンプ』~2日目

2018年03月04日 17時29分23秒 | 黒松内校

あるっくぅキャンプ2日目の朝。
最近の天気予報に驚くほど予報通りの、雨がしとしと。
そう、みぞれではなく雨でした。

それでも歩くぞ!と、今日は早めに起き、早めに朝仕事をし、早めのあさごはんです。
ここで、今日行く森を発表。
目指すは、黒松内で一番高いブナの木!
とはいったものの、この雨なので、様子を見ながらひとまずブナを目指して行けるところまでいくことに。

もりもり食べて、エネルギー補給!

 

食べ終わったら、出発の準備。
もちろん、昨日作った行動食も忘れません。

  

ブナの森へたどり着くためには、小川を渡らないといけません。
一本橋を渡るイメージトレーニングを平均台で。

準備ができたら、いよいよ出発!
さて、ブナの森へ行く!と言ったものの、冬のブナをちゃんと見たことが無い人もいたので、
黒松内の森のことといったらブナセンター!

雨脚も強くなっていたので、雨宿りも兼ねて、ブナについて知ってから行くことに。

ブナや冬の森についての展示だけでなく、木のボール湯で癒やされたり、ブナのオルガン演奏までさせていただきました。
町内からの参加者は、自分が作った本が展示されているのを発見!

     

冬の森にブナへ会いに行くと聞いたブナセンターのMさんが、ブナの見分け方や冬の森で見れる”かも”しれないもの、
鳥たちについてお話してくださいました。ありがとうございました!

 

目指す木に少し触れ、雨脚も弱くなってきたところで、いよいよ出発です。

あるくぞーっ!おーぅ!

今回のテーマ、”あるっくぅ”の通り、雪の道をずんずん歩いて…

  

足跡や落ちている木の実などなど、いろいろルックして…

   

今回のポイント、川渡りも慎重に、一人ひとりそろりそろりと全員無事に終えたら

お待ちかね!昨日から楽しみにしていた、行動食をいただきます!
気がついたら、小雨も止んでいました。

みんなで作ったもぐもぐバーとうまブラウニーのお味は…?
「おいしい!!」「見た目よりおいしい!」「思ってたよりおいしい!」
と、グラノーラバーにあまり馴染みの無いみんなにも大好評でした。

  

川を渡った先からは天然記念物の森。
雨宿りしていた時間もあり、一番高い巨木にはたどり着けなさそうですが、
一段斜面をあがって、大木を目指してみることに。

…したのですが、数日前の雨と暖かめの気温でザクザクになった雪の壁に阻まれ、
ここでタイムリミット。

登っているときには気が付きませんでしたが、周りを見渡してみると、
先程ブナセンターで教えてもらった木が。
みんな「ブナだ!」と教えてもらったポイント、よく覚えていました。
大木、とまではいかないものの、平らな道でみたより、もっと太くて大きいブナの中木に囲まれていました。

ぐるりと見渡し、帰りはお楽しみのしりすべり!

     

みんな上手に身体をつかって下りてきました。

川を再度渡る前に、再度もぐもぐタイム。

帰り道に出発する前に、ブナの森をバックにみんなでパチリ。

帰り道にもいろいろ見つけながら。

  

「帰りのほうが歩きやすいね!」と、帰りは行きよりも足元も歩きやすく、スタスタ。

みんなお疲れ様!雪で濡れて、雨でも濡れたあとは、黒松内温泉へ!

 

温泉内の写真は無いため、入浴中のクマゲラを。

お風呂に入ったあとは、デリバリーキッチンまりこ@温泉で、
身体がさらにあたたまる豚汁とおにぎり、ウィンナーにみかんをいただきました。
時間もあまり余裕がないなかで、みんなもりもり、おにぎりもほぼ完食!

さて、帰ってからは一勝負!
今回はギリギリまで森で過ごしたかったため、
そうじができないかわりに、短時間で自分の荷物をパッキング。
なんとか帰りの会を時間通り初められました。

今月は今年度最後のイエティくらぶ。
みんなに、表彰状をお渡ししました。
一年間のうち、来てくれた数だけブナの葉っぱのスタンプが押されています。
なんと一年間通して全部のイエティに参加してくれた人も二人。

最後に、校歌を歌って、さようなら!!!

今回は巨木には会いに行けなかったけど、とっても素敵な木なので
いつかまたみんなで挑戦できたらいいなと思います。

また、貴重な土日をイエティで過ごしてくれるみんな、
そして送り出してくださるご家族のみなさまに、本当に感謝です。

今年のイエティくらぶでは、毎年おなじみのキャンプ、今年初挑戦だったキャンプなどなど
いろいろなテーマで自然体験活動を行ってきました。
自然の中ではもちろん、みんなで1泊2日過ごすなかでも、
なにかみんなの中に種が蒔かれていたら良いな、と思いながら、
私達も楽しませてもらいました。

今年もありがとう、来年もぶな森でまってます!

(黒松内校 ちこ こと 大類幸子)


黒松内校3月『冬の森をあるっくぅキャンプ』~1日目

2018年03月03日 21時33分47秒 | 黒松内校

黒松内3月のイエティくらぶは、「冬の森をあるっくぅ」といったテーマ。
「あるっくぅ」と、あまり聞き覚えのない言葉ですが、これは「歩く」「Look」「食う」の3つを合わせたぶな森の造語。
その3つそれぞれをしっかり楽しみ切るという気持ちから生まれた合言葉です。

さて、そんな「あるっくぅ」ですが、行き先は冬の森。
本日は自然学校周辺の散策、明日は歌才の秘密の巨木に会いに行く予定です。

全体の説明を終えた後は、早速外へ。みんなでわいわいと歩き始めます。
道中には動物の足跡が沢山。どこから来てどこに向かっているのか、みんなで観察しながら考えます。

   
また、先日の嵐で雪の上には枝や葉っぱがいつも以上に落ちています。
冬はただの白い雪原だけではないという事にも気づかされます。

  

また、低学年組はしっとり雪を使って雪だるま作りを開始。
20分ほどで自分達と同じくらいのものを完成させました。特に表情にこだわりました。

 

 

しばらく進んだ後、丘の中腹を折り返しの拠点としました。
ニワトコの良い杖を探したり、雪上相撲に取り組んだり、もう少し先を探検したりと思い思いに時間を過ごしました。

 

  

 

さて、自然学校に帰ってからは、明日の行動食作り。


切ったりグラムを量ったり混ぜたり。オーブンに入れてから、さぁどうなるでしょうか。

   

 

焼き上がりは‥いい感じ! 試食でも好評でしたね。

それぞれ切って個包装、明日に備えます。
楽しい「あるっくぅ」のために今日から色々始動しています。

   

 

ざくざく雪の上を歩いたので、みんな若干お疲れ。
夜の自由時間はみんなの部屋でまったり過ごすかと思いきや、ほとんど全員が体育館でボール投げや鬼ごっこなどの体遊び。みんなさすが、元気いっぱいです。

 

明日に備えて今日は少し早めの就寝となりました。
1日目の現在は落ち着いた良い夜なのですが、明日の朝しばらくは天気が崩れる予報。
今日から装備やコンディション備えてきているだけに、やはり天候が気になります。
安全はやはり第一。その上で「あるっくぅは晴れの日だけじゃないさ」と、楽しむ心を持って臨みたいな、と考えています。

 

MJたつみ こと 巽創


黒松内校2月『冬の猟師さんキャンプ』~2日目

2018年02月04日 17時24分20秒 | 黒松内校

暗いうちから起き出し、6時の起きて良い時間になると
待ってました!と部屋から出てきた2日目の朝。

今日はみんなの元気のもと、まりこさんの誕生日。
子ども達の発案で準備したキッチンまりこの飾り付けに、
まりこさん、びっくり喜んでくれました。

 

7時になったら朝のお仕事。
今日の午後に使う裏小屋までの道をつくってくれたチームと、生き物のお世話チームにわかれての作業です。

  

朝ごはんはキッチンまりこで。
これも子どもアイディアによる、いただきます!の気持ちをこめた、「ハッピーバースデー!」の号令で食べはじめ。
折り紙で作ったせんすとケーキ、お手紙をプレゼント。
他の子もホワイトボードにメッセージを書いてくれました。

  

 

今日のお昼は、キッチンまりこ、ではなくイエティキッチン。
メインディッシュは鹿肉です。マスターシェフのくまちゃんから、今日いただく鹿肉の紹介。

3分間トークは今回初参加で、普段は獣医の勉強をしているどーやん。
動物のお医者さんの仕事についてお話してくれました。
 

ご飯を食べたら、2つのグループに分かれて行動。

先に車で出発したチームは、昨日に引き続き町の施設へ。
写真は無いのですが、なかなかできない体験をしたようです。

もう一方のチームは、足跡や食べ後、寝床の跡などなど、
動物の痕跡を探す、アニマルトラッキング。
自由時間に、本を読んで下準備。

 

作戦会議をしたら、いざ、山へ向けて出発!

雪の上を歩いて歩いて、みつけました、
空からのおとしもの!「鳥のふんじゃない?」

   

途中遊んだり、自分で足跡をつけたりしながら進んで…

  

キツネのものらしき足跡が、木の根元で途切れているのを発見。
ほってみたら、ネズミのトンネルがあるかも?
慎重にほってみると、小さい穴を発見!トンネルだ!

  

足跡の図をみながら、これじゃない?こっちじゃない?

 

鹿の足跡を辿っていくと、寝床にできそうなところも発見。
ここで寝ていた痕跡はありませんでしたが、鹿の気分になって入ってみました。気持ちよかったそうです。

  

他にもウサギの足跡やシカの食べ跡、鳥の羽などなど、たくさんみつけたら、
帰りは一気に転がりおりる!

 

新鮮な雪に、顔を埋めるのもはやりました。
あっちでもこっちでも埋もれています。
 

帰り道、ふと見渡してみると、一面に山がひろがります。
「きれいだなあ、これが雪景色だね」と、寝転がって観賞する子も。

 

さて、一足先に戻っていた女の子チームは、
くまちゃんと昼食づくりのお手伝い。

  

アニマルトラッキングチームも帰ってきて、一息ついたら
くまちゃんのシカシカクイズ。
これからいただく鹿肉、スーパーではあまり見ないね。
なんで今回シカを食べるのか、紙芝居風に、
シカ、農家さん、猟師さんの関係をはなしてくれました。
せっかくだから、みんなでおいしくいただきたい!

さて、じっくりコトコト煮込んでいた鹿肉、良い感じになりました。

  

完成!イエティキッチン@ブナハウスでいただきます。
今日のメニューは、くまちゃんとつくったシカ丼、女の子たちがつくってくれた卵スープにヨーグルト。
そして途中から、たつみが用意してくれた、いろいろな部位のシカのお肉をいただきました。
肩の肉、胸肉などなど、全部で4種類。

  

食べてみたい子はどうぞ、と出された鹿肉ですが、みんなもりもり食べていました。
「いつも食べてる牛丼と味が違う!」「はじめて食べた」「かみきれないー」「思ったよりやわいね」
いろいろな感想が飛び交います。

  

 

3分間トークは、実は今回が最後のイエティとなった、台湾から来ているペコちゃん。
7月から2月まで、半年強の実習を終え、台湾の大学にかえります。
最後の3分間トークでは、全部日本語でがんばって、
「あなたたちみんなが私の日本語の先生、ありがとう」と伝えていました。

ごちそうさまをしたら、荷物整理&掃除タイム。
はやく終わった子たちは、ブナハウスや廊下、みんなの部屋の掃除もしてくれました。ありがとう!
最後に、帰りの会で印象にのこったことを聞き、
ぶな森校歌(冬バージョン)でしめくくり。

 

お迎えが来る、最後の最後まであそんだら、
元気にさようなら!

今回は猟師さん、猟をテーマに行ったキャンプ。
センシティブな話題もでました。

自然界にはいなくなったエゾシカの天敵。
シカを食べるのは一見かわいそう?
でも何もしなければ、農家さんの育てた作物を食べてしまうシカが増え続ける。すると、どうなる?
ものごとの、裏まで知ると感じ方がかわることもたくさんあります。
普段あまり食べることは無い家が多いけど、
食べてみると、おいしかったり。

”初めて”のことが多かった今回のキャンプ。
いろいろとやってみて、どうだったかな。
その場で感じることがあってもなくても、みんなでいろいろなことやってみたいな、とあらためて思った今回でした。

さて、次回は今年度最後のイエティくらぶです。
来月の同じ日程、3月3日ー4日に”あるっくぅ”キャンプを行います。

笹の生い茂る夏には通れないい道を歩き、いろいろなものを見て(Look)、お腹をすかしたら美味しいものを食べよう!
来月お会いできることを楽しみにしています。

(ちこ こと 大類幸子@黒松内ぶなの森自然学校)


黒松内校2月『冬の猟師さんキャンプ』~1日目

2018年02月03日 20時46分55秒 | 黒松内校

今回の黒松内校イエティは、『冬の猟師さんキャンプ』。
町の猟師さん2名、役場産業課職員1名を講師としてお呼びしました。
狩猟というテーマそのものが賛否両論ではありますが、まずは知らないことには判断できません。
せっかくの珍しい機会です。色々な気づきや感想があれば良いかなと思います。

 

始まりの会まで少々時間があったため、弓矢遊び。
ネマガリダケなどで作ったシンプルな作りですが、ちゃんと作り使うと20m程は飛びます。
アイヌの子どもたちはこういったおもちゃで練習をしていたそうです。

  

 

さて、2時頃には全員が揃いました。
始まりの会で、参加者や2日間の全体像を掴んだあとは

早速猟師さん達が登場です!
新人、中堅、ベテランの猟師3名と、産業課の鳥獣担当者の1名。見慣れた顔の新人がいますね。

自己紹介をしてもらった後は、司会のたつみが用意した質問タイム。
15つ程に答えてもらいながら、猟師さんのライフスタイルや黒松内町の動物などについて知りました。

皆からの自主的な質問も。興味の高さが伺えます。

 


その後は、猟師さんの道具紹介。
鉄砲の類はこういったイベントに持ってこられないのでありませんが、猟師さんの車にはたくさんの便利道具が積んであります。
坂を登れるスキー、片手で設置できる三脚、音色の変えられる鹿笛、川を濡れずに渡れる胴付き‥‥
中でも距離計はシンプルに面白く、みんな様々な壁に向かって距離を測定していました。

 


その後は車に乗って移動、猟師さんの視点から景色の案内をしてもらいました。
日々町内を回っておられるということで、フィールドには本当に詳しい方たちです。
道からは見えない場所に民家がある事、林の奥が開けている事など、地理的な事の詳しさといったら。

いつも双眼鏡を使っている猟師さんを真似て、みんなも使って遠くを色々見てみました。
遠目の点にしか見えない水鳥も双眼鏡を使えばしっかり見えました。

  

 

町の施設の見学などもさせてもらい、最後にはなんと鹿角と自作のアクセサリーもお土産で頂きました。
ありがとうございます!

  

 

講師の方はここまで。たくさんの「初めて」のある体験、色々教えていただきました。

 

なお、夕食前の自由時間では、昼の弓矢遊びをもう一度やる子も。

的の雪像マンモスめがけて励んでいます。最後はマンモス肉をゲットしたようです。

 

外を出歩いたという事もあり、キッチンまりこのあったかご飯も嬉しかったです。
お残しなく、全て無くなりました!

夜は希望者の「ライトセンサス」。
林道などを車で定速走行し、ライトで照射、動物の姿や目のきらめきで確認するという調査です。

今回は民家なども無く、動物の期待もできる山道へ。
残念ながら動物の姿は確認できませんでしたが、大量の足跡の痕跡にみんな興奮。
「あったー!」と大きな声を出していました。

 

 

別の夜の風景では、明日に向けて何やら準備している人たちも。
何でしょうか、楽しみです。

 

今夜は風がちょっと強いです。今も窓からビュービュー聞こえています。
あったかい校舎でしっかり休み、また明日もたくさんの初めてを楽しんでほしいです。

 

MJたつみ こと 巽 創

 


イエティくらぶ黒松内校12月~ぽかぽか~キャンプ2日目

2017年12月10日 15時32分15秒 | 黒松内校

ぽかぽかキャンプ2日目
昨晩から雪はやみ、今日は青空も見える良い天気です!

6時には起きてもいい時間ですが、その時間はまだ薄暗いため起きだすのはもう少しあとでした。
寝床を片づけたら朝のお仕事!

にわとりと犬のグラッチェのお世話係

雪かき係

一仕事終えて、キッチンまりこのあったかごはん!

ご飯時恒例の3分間トークは、台湾から研修生のペコちゃん。
日本語はまだ勉強中のためカタコトですが、話したいことを辞書で一生懸命調べていました。
南国台湾と黒松内の”冬”の違いを教えてくれました。

さて、今日の活動に入る前に、昨晩つくった手作りカイロを少し改良!
すぐにあつくなってすぐ冷めるカイロを、ちょっと長持ちするカイロに作り方を変えてシャカシャカ。
これで活動中もぽかぽかです。

今日のメインの活動は『たき火でおやつづくり』
メニューはダッチオーブンで作るアップルパイです!
まずは2チームに分かれて準備。

たき火とマキを作る『ファイアチーム』

ソリを使って使う道具を運ぶ

使った分だけマキを切ってつくる

アップルパイをつくる『シェフチーム』

リンゴを煮て、パイ生地でくるむ

ファイアチームがおこしてくれたマキストーブで、ダッチオーブンを温めます。


その間に子どもたちは全力であそぶ!



グラッチェとお散歩

巨大雪だるまづくり

そうこうしてういるうちに、ほかほかアップルパイが焼けたよ~~~~~!

あったかいうちにいただきます!動いた後のおやつは格別です。

その後もしばらく雪あそびを楽しみ、おなかをすかせたところでお昼ご飯の鐘が。
昼食後は使った場所をきれいにお掃除。

協力して作業できたおかげではやくおわりました。
おわりの会まで体育館で鬼ごっこやボール遊びなどをたっぷり楽しみました。

最後に終わりの会、2日間でやったことを振り返り、ぶな森の校歌(今年初めの冬ver!)を歌って終了。

あったかい恰好をする、あったかいものを食べる・飲む、あたたかくなるものを作る、たくさん動く
冬のさむさを楽しむために、ぽかぽかさせる工夫がつまった2日間でした。

これからの長い冬、ぽかぽかさせて外遊びや雪を楽しんでほしいです。

次回の黒松内イエティは2/3-4『猟師さんに教わる、冬の猟師仕事キャンプ』です。
1月のイエティくらぶはおやすみですが、年末年始もキャンプを実施します。
また会えるのを楽しみに待ってます!

くま こと 熊手若葉


イエティくらぶ黒松内校12月~ポカポカキャンプ~1日目

2017年12月09日 22時50分48秒 | 黒松内校

 

12月の上旬、例年だと雪があるか無いか、どっちだろう?というところですが、今年はハラハラするまでもなく、雪!
今月のテーマにぴったしの季節です。
ということで、始まりました、「さむさを楽しむ!ぽかぽかキャンプ」1日目!

自然学校での昼食はMJカレー。自由時間をそれぞれ過ごし、みんな集合したら始まりの会。
今月は、町内や岩内、倶知安から14名のみんなが集まってくれました。

 

寒いときはどうすれば暖かくなる?くまちゃんと一緒にいろんなポカポカを探します。
あたたかい服を着る!あたたかい食べ物を食べる・飲み物を飲む!身体を動かす!
全部、寒いときには大事なことです。


まずは、身体を動かしてポカポカしよう!
ということで、ぺこちゃんとポカポカのための服装を確認し、準備ができたら早速外へ!

今日の雪は、ニセコもびっくり!?さらっさらのパウダースノー。

    

埋もれてもへっちゃらな様子で、ずんずん進むみんな。 
へっちゃらどころか、自ら進んで埋もれる人が続出!

    

途中、とまって雪玉をつくったり、雪玉当てが始まったり、といろいろしながら、目的地の神社へ到着!

   

早速みんなで雪遊び!

  

埋め合いっこや雪玉工場。
しばらくすると、ながーい坂に、エッサホイサとお尻で雪をかき分けながら進む数人が。
あっという間に、ソリコースが誕生!

     

二人乗りや、途中でころんでゴロゴロ降りてくるスタイル、あえて走って下ってくるスタイルなど、
それぞれお気に入りの降り方で、ながーい坂を楽しんでいました。

 

あたたかーいお茶で休憩したら、再び雪遊び!  

  

ポカポカどころか暑いぐらいだよー!なんていう声も。
時間いっぱい雪にまみれて遊びました。

さて、帰り道はみんなの足跡のおかげで楽チン~で自然学校に帰ったら、
お次はお手製カイロであたたまろう!
MJ博士が登場し、鉄粉と炭、塩水をつかったカイロの作り方を教えてくれました。
注意事項もしっかり聞いて、早速作業開始!

      

シャカシャカしゃかしゃか… 

あったか~い!!

    

分量などなどを少し変えて、ちょっとした実験も。
今回作ったカイロは、普段みんなが使っている市販のものより、すぐに、あつくなる!そしてすぐに冷めます。

ふるとすぐあたたかくなるお手製カイロをひとしきりフリフリしたら、夕食までしばし自由時間。
寝る準備がしたくなったようで、早速みんなで布団と寝袋を準備。

女子部屋ではなにやらいろいろとかいている…ところに、何者かが現れた!
 

男子部屋には寝袋いもむしが現れた! 

ごはんの鐘がなったら、みんなでキッチンまりこへ。おいしくてあたたかいものを食べて、ポカポカになろう!

    

スタッフが交代でご飯のときの時間をもらう、3分間トーク。
今日の担当はちーちゃんです。みんなからのリクエストで、印象に残っているキャンプのお話。

  

もりもり食べ終わったら、食器洗いは自分たちで。することしたら、しばし自由時間。

  

さて、今日の夜の使いかたは、みんなで遊び会議をして決めます。
いろいろと案がでましたが、夜のかくれんぼ、通称「よるかく」をみんなですることになりました。

 

準備完了!

 

男の子チームと女の子チームにわかれることに。

 

それぞれ作戦会議をしながら、2回戦楽しんだら、もう寝る時間。

 

歯磨きをしたり、トイレにいったり、みんなの部屋で少し過ごしたり。

21:30には全館消灯し、おやすみなさい。

今日は活動開始から夜まで、ずっとマイナス3度~4度の平行線で
冷えた日でしたが、元気にポカポカ過ごせていました。

明日はどんなポカポカがまっているか、楽しみにしながら、まずはお布団の中でポカポカしましょう。

(ちこ)


イエティくらぶ黒松内校9月〜登山イエティinニセコ〜2日目

2017年09月11日 12時44分45秒 | 黒松内校

いよいよ、登山当日!
…が、みんなが寝静まった夜中前から夜明けまで、割りとしっかりした雨が降り続きました。
起床時間の5時には止んでいたので、セーフ!

雨上がりの高いところはいつもより冷えます。
朝起きて、登山の準備をしたら
朝ごはんには、くまちゃん食堂のアツアツ煮込みうどん。 
最終確認をして、いざ登山口へ! 

 

雨具を上下、首にはタオル、準備運動もバッチリ

山のポーズを全員でキメたら、いざ出発!

雨でぬかるむ箇所もありましたが、雨上がりの良いお天気です。

登りは岩が続くルートですが、みんな元気! 
ところどころ、見晴らしの良い場所からはキレイな景色が。 

     

行動食でエネルギーを回復させながら。

それぞれの歩くペースもあるので、ここで二手に別れます。

前方グループが一足早く登頂。このころには少し雲が。

 

やや遅れて、後方グループも登頂!こちらは晴れ間がみえています。
あたたかい飲み物で、頂上の乾杯! 

 

頂上で少し休憩したら、下山開始!
下山は登りとは違うルートを。
身体よりも大きい岩は少ないですが、
足場の小さい岩や笹が行く手を阻みます。

それでも元気な低学年男子二人組。

 

前方グループは順調に下山。
くま食堂ではおひるの肉丼が用意されていました。
みんなもりもり食べています。 

後方グループは時間も押していたので途中で作戦会議をし、
温泉は断念し、帰りのバスに間に合うように下山すること、に目標を修正。

急な所はお尻も上手に使って。
足の疲労もたまっていましたが、一歩一歩ゴールを目指して頑張って歩みを進めます。 

そしてついに、下山!

 

お昼ごはんとキャンプ地の撤収をすませ、
温泉に入っていた前方グループとも合流。

 

後方チームはくまちゃん食堂がデリバリーしてくれたお昼で車内ごはん。
 

解散場所の岩内までの道中では、
それぞれの登山の話でもりあがっていました
「まだまだ体力あるよ!」「登りは大変だったけど、慣れたら大丈夫だった」
「普通の道より、今日いった岩の道のほうが難しいけどちょっと楽しかったかも」「頂上が曇っていて残念だった」「景色がすごかった」
などなど…。

今回はペースにあわせ、途中2グループに別れましたが、
それぞれ、「前のグループもこの景色みれたかな?「後ろのグループ今どのへんだろう」
と、離れていてもお互いを思っていたよう。

みんなのとても満足そうな表情が印象的な登山イエティでした。
今回登った山は、たくさんある山のうちの一つ。次はどの山に登ろうかな?山をみながら考えるのも楽しいです。

さて、今月は山道を歩きましたが、
来月のイエティくらぶは10月の3連休に行われる
4つの自然学校合同、太平洋から日本海を目指す、「40km&20kmウォーク 」です。

秋の深まる黒松内でお待ちしています。

(黒松内ぶなの森自然学校 ちこ こと大類幸子) 

 

 

 

 


イエティくらぶ黒松内校9月~登山イエティinニセコ

2017年09月09日 20時59分26秒 | 黒松内校

夏休みをはさんで、2か月ぶりのイエティくらぶ黒松内校。
今月は「年に一度は山登り!登山イエティ in ニセコ」
黒松内、倶知安、苫小牧、札幌から集まった子どもと大人総勢10人でスタート!

今回はぶなの森自然学校には泊まらない、おでかけイエティです。
岩内に集合し、まずお昼ごはん。
自分でお弁当のおかずを作ってきた人も。

食べ終わったらしばし自由時間。遊具であそんだり生き物を探したり。
 
一泊二日をともにするメンバーで自己紹介。
 
始まりの会で流れを確認し、まずは一つ目のミッション。行動食のお買いもの。上手に計算し、行動食ゲット!

  
せっかくニセコエリアにきたので、明日の山の確認もかねて、有名な所にもおでかけ。

    

明日はここに登るぞ!

共和町絶景スポットでは、日本海を見渡しながら、明日の山登りの成功を願って鐘をならしました。




さて、いよいよキャンプ場に到着。
まずはテント!
 

夕御飯お手伝い組と周囲の探索組にわかれて。
 

お腹も減ってきたところで夜ご飯!
今晩のくま食堂のメニューは三色丼に茄子とふのお味噌汁。明日のためにもりもりいただきます。
 

ごはん後は明日の山登り作戦会議をし、就寝時間まで自由時間。


男子は夜の探検へ。女子チームはテント内でサロンを開店。
 
焚き火で焼きマシュマロたいむ。
 

はみがきもして、今晩は早めに就寝です。


テントからはすぐにすやすや寝息が聞こえてきました。
明日はいよいよ登山!
どんな山登りになるか、わくわくどきどきです。

(黒松内ぶなの森自然学校 ちこ こと大類 幸子)


イエティくらぶ黒松内校 7月どんぶらこキャンプ~2日目~

2017年07月16日 17時15分19秒 | 黒松内校

テント泊+ビバーク(テント無し野外泊)から一夜明け、どんぶらこキャンプ2日目。
夏の朝日もすっかり昇った朝5時少し前。昨日半日を川で過ごしたからか、みんなぐっすりでしたが、
5時に声をかけるとみんなスッと目覚めました。
まずは寝袋をしまい、テントを撤収。

 

 

 

   

朝食までの間、早速朝から川辺の生き物探し。

 

朝ごはんもたつみ食堂にて。今朝のメニューは、朝から元気に活動できるよう、温かいカレーうどん。
朝からもりもり、おかわりの声も多く聞こえました。

        

食べ終わったら、本日も川に入るための準備。水着に着替え、ウェットスーツ・ライフジャケットを着用。

  

準備がおわったところで、たつみから景気付けの一杯に、あったかココアが振る舞われました。
あつあつのココアが、これから朝の川にむかうみんなの身体に丁度良い。

  

あたたかくて、甘くて、 ホァ~ とホッと一息な表情も。

身体のなかから暖まったら、準備体操をし、出発前の記念撮影。

 

海を目指すぞー!!!!

いざ、川へ!

   

時間が早いこともあり、昨日よりも水温が低い朱太川。
最初からダッキーボートが大人気。
少し冷たい水ながらも、自分で行くから大丈夫、とどんぶらこで進む人達も。

    

 

ボートに乗ったり降りたり、流れたり、自分でバシャバシャ進んだりしながら流れ流れて…
見えてきました、日本海。

海へ近づくにつれ、浜辺で見るような貝殻を川底に発見したり、追いかけっこをしたり、
川で見つけたものより大きいカニを見つけたりとったり。

  

 

さあ、波が見えてきた!いよいよゴールです。

 

  

日本海に到着!!

  

早速思い思いに海を感じます。
砂浜での建設に夢中になったり、波にのったり戯れたり、カニをさがしたり、綺麗な貝殻を探したり。

もともとこの日は小雨~雨の予報が午前中にでており、
川下り中も少し降ったりしていましたが、海へ到達後、次第に雨脚が強くなり一時期は雨粒も大きいザーザー降りに。

そんななか、「きゃーっ雨だー!」の声もあがらず、そのまま海での時間を継続するみんな。
雨粒が波を立てる水面をみながら、キレイだね、との声も。

川からずーっと流れてきたみんなには、少しの雨は全く気にならなかった様です。

実はこの後雨もあがったのですが、日本海到着記念写真は雨降りの中ぱしゃり。
それでもそれぞれのポーズから元気の良さが伝わってきます。

 

目標も達成したので、一旦学校にかえって着替えを済ませ、あたたかいお湯につかるため寿都の温泉ゆべつの湯へ。

 

そろそろお腹がとっても減ってきたところで、キッチンまりこでおまちかねのお昼ごはん。

 

ここかはら片づけ&片づけ&掃除!

まずは自分の荷物から、そしてみんなで使ったテントや部屋もきれいに。

  

おそうじ・おかたづけありがとうございました。

帰りの会で1泊2日どうだったか聞いてみると…
楽しかった! 流れるのが、カニ・えび・さかなとったのが、ごはんが、外でねたのが、ボートが、虫にさされたのが(!?)
大変だった! 足がつかないところが、流れがないところを泳ぐのが、2日目水が少し冷たかったのが、虫にさされたのが

人によって楽しかったことが他の人には大変だったり、
みんなそろって楽しかったこともあったり。
そして、ボートに乗りながら、自分で頑張って、ボートも流れるのも楽しんで、と
人それぞれの方法ではありましたが、
みんな朱太川から日本海へ、無事たどりつきました!

 

川を下っている最中、

子ども同志で励まし合ったり、泳ぎが苦手な人を手伝ったり、
自分で目標を決めてがんばったり、と様々な様子がみれました。
校長のJETTたかぎぃ曰く、20年弱の黒松内イエティの歴史でも、
川から海を目指すイエティは初めてとのこと。
私達も、そして送り出してくださった保護者のみなさまも、無事たどり着けるのか?
と不安な面はあったかと思いますが、楽しい!もっと流れたい!の声がたくさん聞こえ、やはり川遊びは楽しいんだと再確認。

最近、札幌の川での水難事故があったりと、危険な場所でもある川ですが、
上手に、安全に、楽しく遊べる様になってもらえればと思います。

さて、次回のイエティくらぶ黒松内校は、9月9~10日(土日)の登山イエティ in ニセコです。
今回は海を目指しましたが、次は所変わって山のてっぺんを目指してそれぞれのペースで登ります。テント泊もあります!

また黒松内でお待ちしています。
今回チャレンジングなキャンプに子ども達を送り出してくださったみなさまに感謝です。

(黒松内校 ちこ こと 大類幸子)