子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ東川校~森つく2月~

2012年02月25日 18時05分29秒 | 東川校

イエティくらぶ東川校~森つく2月~

今年度最後の活動は「森への感謝!木のスプーンづくり」

一年森からいろんなものをいただいたお礼に少しだけお手入れをします。

カラマツの落ち枝を片付けるゲームをしたり

木に抱きついて大きさを感じたり

枝を剪定したり

森にありがとうです。

室内に戻ってさっそくスプーンづくり

まず彫刻刀を使ってスプーンの皿の部分を削ります。

お腹がすいたらお昼ご飯「いただきます」

午後は肥後守というナイフを使ってスプーンを削っていきます。

これがかなり難しい!

根気づよく頑張る子どもたち!

先生に手伝ってもらいながらも全行程3時間でなんとか完成!

集中した分発散したい!

残り時間は外で思いきり遊びました。

刃物を使うのが初めての子もいたけどケガがなく無事スプーンができました。

先生に手伝ってもらっても自分の力で時間をかけて作ったことに大きな意味があります。

今年度の森つくは「スキル」を大きなテーマに活動してきました。

楽しみながら森のことや自然の中での楽しみ方、

それに伴う様々な技術を少しでも心に刻み込んでくれていたら嬉しいです。

自然の中にある森と身の回りに木製品とのつながりを実感できる大人に育ってほしいと願っています。

今日の活動で子どもが行った言葉

「どうして100円で木のスプーンが買えるんだ!俺がつくったスプーンは1億円だぜ!」

それだけスプーンづくりが大変だったってことですね、

もののありがたみと重みを感じてもらえたかな?

長く使える大事なスプーンとして側においていただけたら幸いです。

 

大雪山自然学校 カツオこと高野克也


札幌まるやま校イエティーズ「とんねるようちえん」

2012年02月13日 16時27分43秒 | 札幌まるやま校

さっぽろ雪まつりも最終日。会場にはたくさんのお客さんでにぎわっています。

それにしても、いつになく寒い札幌。本日の予想最高気温もマイナス5度と真冬日。

この寒さはいったいいつまで続くのか…。

でも、寒さが続けば続くほど春の温かさがよくわかるのかもしれませんね。

さぁ、寒さに負けず今日も一日お外で遊ぶイエティーズ。

元気にとんねるようちえんの始まり、はじまり。

 

本日のスタートは、ユースホステルの森です。

遊べる準備を整えて

冬の森の探検へ。

探検に出かける前に“冬芽”のお話を少ししました。

春に来たとき、秋に来たときと冬の森はどこが違うかな?

「葉っぱや花がない!」

そうそう、春の森は緑の葉っぱがたくさんあって花が咲いていたりもしたよね。

秋の森に来たら落ち葉がいっぱいで、冬の森にある木は葉っぱもなくて寒そうだ。

あの葉っぱやお花は春になったら突然やってくるのかな??

「風に乗ってぴゅ~ってくるのかも!」(こういう子どもたちの発想はとてもおもしろいですね)

葉っぱも何もないように見える冬の木々ですが、実は枝の先っちょに冬の寒さから葉っぱの赤ちゃんを守っている冬芽があるんです。

それをみんなで探しに行きました。

「あった!」

この中に葉っぱの赤ちゃんがいるのかぁ。

ホントかな?

ちょっと見せてもらいましょう。

「緑のちいさいのが見えるよ」

春になったらここから葉っぱがにょきっと出てくるんだね。

また、春になったら見に来ようね。

 

ぴょ~~~っと冷たい風が吹いています。

寒~い!これは早く体を動かしてあったかくなろう!雪遊びに出かけよう!

と、いうことでやってきました。本日の雪遊び会場@ねおす事務所裏グラウンド。

すべる、つくる、自分たちのやりたいことを好きにやってみる時間です。

ぼくはなんてったってソリすべりだね。

楽しいのなんのって。

すべるためには登ることも必要。

バランスをうまくとって。

あ、崩れた。

大人も楽しいそりすべり。

親子で楽しいそりすべり。

ぼくが先頭ね。

チューブも楽しい!

作るチームも楽しんでいます。

雪まつりの雪像にだって負けてません。

午前中最後の大アトラクションは、毎年恒例ブルーシートすべり。

みんな集まれ~!出発するよ~!

そ~っれっっ!!

ほらほら、お母さんたちも一緒に行ってみましょう!

すべったあとはもちろん、自分たちで上まで運びます。

そして、また

すべる!

あぁ~、やっぱりおもしろいね。

いっぱい遊んでお腹がグー。

みんなでお昼ごはんです。なんと、ひでみんがお昼と一緒にとお味噌汁を作ってくれました!

切り干し大根、きのこ、高野豆腐、お麩など具だくさんなお味噌汁。あったまりました~。

 

さて、午後は冬だからできる美味しいおやつ・シャーベット作りをします。

アイスクリームメーカーを2つ用意。2種類のシャーベットを作ろうかと。

ひとつにはリンゴジュース。もう片方には、ファンタグレープジュースをスタンバイ。

『炭酸飲料でシャーベットは作れるのか?』一度やってみたかったのです。

さっきのグラウンドでシャカシャカ転がそうと出てみると、おや?お昼前にはなかったロープの道ができています。

「みんな、ここからは海だ!この船(=そり)に乗って、向こうの大陸(=グラウンド)を目指すぞ!!」

わっせ、わっせ。えんや~とっと、えんや~とっと。

みんな船に乗り込み、ロープを伝って大海原を渡っていきます。

 

無事に全員がたどりつきました。

シャーベット作りを始めます。

こちらのチームは転がす派。

大人が転がすアイスクリームメーカーめがけて走ります。

楽しい追いかけっこです。

こちらのチームは振りながら持って走ったり、

シェイクしつつ歌いながらリレーしていく派

なんか楽しくなりますね、こういうの。

さて、出来たかな?

お~!!出来てる!!

お味はいかが?

残さずペロリと食べ切りましたね。

 

美味しいおやつを食べたところで、2月のイエティーズはこれにておしまい。

風が冷たい日でしたが、雪の中で遊んでいるときは夢中で寒さも忘れました。

来月はもう少しあたたかくなっているかな?

 

次回のイエティーズは3月17日(土)『しりすべりようちえん』です。

※いつもは第2週の日曜日ですが、3月は第3週の土曜日に行います。

今年度のイエティーズも3月で最終回。

4月から1年生になるお友達はイエティーズ卒業式ですね。

今シーズン最後の雪遊びはもちろん、今年1年間の活動を振り返るスライドショーも予定しています。

これまでにご参加いただいたみなさんには「あんなこともあったなぁ~」としみじみしていただき、

初めてイエティーズに参加するみなさんには「へぇ~、こんなことやってるのね!」と知っていただく機会を作りたいと思いますので、次回のご参加もお待ちしております。

 

 

札幌まるやま校:上道和恵(うえちゃん)


イエティくらぶ2月例会「わったわた!スノーワールド」2日目

2012年02月12日 17時51分54秒 | 札幌まるやま校

2日目の本日もあいにくの荒れ模様でしたが、

朝から元気に自然学校のグランドに建設された
「わったわた!スノーワールド」にて雪遊びをしました。

 

その前に朝起きたら、まずは朝仕事があります。

うさぎのお世話と雪かきをみんなにお手伝いしてもらいました。

みんなのおかげであっという間に雪がなくなった!ありがとう!!

 

朝食後、「わったわた!スノーワールド」にて雪遊び開始です。

大人VS子ども達によるぬいぐるみ争奪戦、雪合戦、
かまくら作り、そりすべり・・・

寒さもなんのそので、遊びます。

終盤には悪役の「ブラック団」が登場。


隠されたごちそう探しに夢中になりました。

ちびっこに倒された「ブラック団員」。取り返したごちそうをみんなでおいしくいただきます。

寒さに負けず、元気に雪遊びを楽しんだ2日間でした。

 

来月はいよいよ今年度最後のキャンプになります。

 

3月は黒松内町の隣町である寿都町にある

「とんでもない大きなドングリの巨木」に会いに行きます。

冬の雪のある時期にしか行けない秘境です。

みんなで行けるのを楽しみにしています。

 

 

ふった こと 佐藤ふたみ

(黒松内ぶなの森自然学校)

 

イエティくらぶ2月例会「わったわた!スノーワールド」2日目


イエティくらぶ東川校~お外で子育てイエティーズ2月~ゆきゆきようちえん

2012年02月12日 16時30分09秒 | 札幌まるやま校

イエティーズ2月~ゆきゆきようちえが開催されましたよ~。

ところが今日はすごい吹雪。大きなテントを立ててまずはそこからスタートです。

テントの中ではまず最初にしゅんちゃんが絵本を読みました。

今日の絵本は「ちいさなふゆのほん」です。冬の楽しみ方がたくさん書いてあるすてきな絵本です。

テントを出るとそこは雪の斜面。大人が道をつけてから、みんなで滑ります。

時にはこんなに激しい、回転技も飛び出しますよ~。

斜面をはなれて今度は森の中へ。

しゅんちゃんが宝探しゲームを提案しました。音の出ているラジオを探すんです。

よし、ここにうめよう。

それをみんなで探します。耳を良く澄まさないと、音は聞こえてきません。

けっこうみんな夢中になっていました。雪って音が消えちゃうんだね。

さてそれからあとは、森の中でいろいろ遊びます。

ハンモックで揺らしてもらったり、

スラックラインでつなわたりしたり、寒さに負けず遊びました。

 

帰ってくるとテントが大活躍!小豆のお茶を飲んで暖まろう。

お昼ごはんを食べた後には、焼きマシュマロがデザート代わり。

みんなでおいしくさよならしました。

また来年度も来てくれるとうれしいな。

 

大雪山自然学校 小林峻


イエティくらぶ2月例会「わったわた!スノーワールド」1日目

2012年02月11日 23時41分56秒 | いぶり黒松内校

今回、大人15名、子ども13名の大所帯の2月のいぶり・黒松内校は

初日から思い切り雪遊びを満喫しています。

 

まずは、自然学校のグラウンドにある雪の迷路の中で

鬼ごっこをしました。

大人の鬼から逃げる子ども達。どっちも必死です。

体をほぐした後は、いよいよ近所の牧場へ
そりすべりをしに行きました。

天気はあまりよくありませんでしたが、
全身雪まみれになって遊んだようです。

 

自然学校に帰ってきた後は、竹スキー試乗グループと

スノーキャンドル作りグループに分かれて活動しました。

カラフルなキャンドルは、とってもきれいに夜道を照らしてくれました。


そして、夜は竹スキーづくり。

自分たちで彫刻刃を使って竹を曲げます。


子どもたちは彫刻刃を使って彫るのに
苦戦していたようですが、
根気よく頑張っていました。


明日はいよいよ、自然学校のグラウンドに
自分たちだけのスノーワールド作り!


そして、手作りの竹スキー滑りに挑戦です。


天気が少しでも良くなるといいなぁ。

(ふった)


イエティくらぶ東川校~はっちゃけ隊2月~大岩山

2012年02月11日 19時40分48秒 | 東川校

イエティくらぶ東川校~はっちゃけ隊2月~大岩山で雪あそびが開催されましたよ。

今日は大岩山に出かけます。でもその前にキトウシでも遊んじゃいます。

イエティらしく森の中で雪合戦をしました。

地形を上手に使いながら、雪玉を投げます。

こういう遊びは戦略も重要ですね。

 

片方のチームが2連勝でした。

 

昼食後いよいよ大岩山へ

深い雪のなかを苦労しながら登ります。

かなりのハイペース!

無事登頂です!

けっこう疲れたけど、かなりの達成感でした。

みんなまた来年度も参加してね!

大雪山自然学校 小林峻


イエティいぶり校3月「ポロト湖・氷上ワカサギ釣り」

2012年02月06日 19時52分31秒 | いぶり校

今日は、ポロト湖でワカサギ釣りです。

氷に穴をあけて釣るのって、今の寒~い季節にしか楽しめませんからね。

釣れるといいな~。 

 

ポロト湖へ行く前に、近くのお店でおやつを買います。

みっ、みかん。

お店から歩いてポロト湖へ。

ポロト湖周辺では今年もアイヌ犬の品評会、そしてスケート大会が行われていました。

 

みんなが来る前に、穴あけをしてくれて準備万端にしておいてくれました。

今年は寒い日が続き、氷の厚さが30cm以上はあるとのこと。

穴をあけるのも気合いと根性だったようです。ありがとうございます!

エサの点け方を教えてもらったら、一匹でも多くつれるようにどんどん始めよう!

 

 

ワカサギ釣るぞ~!

ワカサギは小さめの針にえさをつけるのがなかなか大変だねぇ。

えさはもちろんフレッシュ、生きてますよん。

 

ん~。なかなか釣れ・・・ないね。

と思っていると「釣れた!」の声が。

一匹目ゲット~!

ワカサギのお姿を見ることができましたよ。

 

お昼ごはんを温かいおみそ汁でも食べて、竿にかかるのを待ちますか。

 

 

少しずつ釣れたり、ご近所で釣っていた人にもらったりして

ゲットした人は、うえだんなに唐揚げにしてもらっていっただきま~す。

 

ごはんを食べたら、引き続きワカサギ釣りチーム、奥のキャンプ場周辺で雪あそび

チームに分かれました。ワカサギチーム、健闘を祈っているよ~。

 

そりすべり、あとは、流れている川沿いを歩いて、そりすべり現場までたんけん

ひたすら歩いた後、雪の上に寝そべると気持ちいいね。

 

誰かのすみかだったのかな。

 

移動するときにでんぐり返しの方が早いんだって。

 

雪合戦をしているあいだに、こんなにかわいらしい顔型

が完成してました。

 

ワカサギ釣りのほうは、午後も待ち続けた女の子がゲット!

釣れるまで待つ忍耐力の結晶だね。

また来年、冬のポロト湖へワカサギ釣りリベンジに出かけよう。

で、おいしいから揚げを食べようね。

 

そして来月のいぶり校は、列車の旅だよ~。

札幌へ出かけて雪あそび、そしてオープン戦を見てこようかね。

みんなで出かけるの楽しみだな。

 

いぶり自然学校  

山田 由美子(やまちゃん)

 

 


札幌まるやま校2月「ひみつの雪遊び」

2012年02月06日 10時47分42秒 | 札幌まるやま校

2012年も幕を開けてはや1か月が経ちました。

イエティまるやま校は約2か月ぶり。みんなに会うのをとても楽しみにしていましたよ!

今日はいつもとは一味違うとっておきの雪遊びを用意してきましたから。ふふふ。

 

本日の集合は円山公園バスターミナル。

いつものようにここからバスに乗ってお出かけです。

目的地は旭山記念公園。

もうみんな早く遊びたくてウズウズしている様子。

ほら、降りたらこの通りさっそく雪玉を片手に遊びモード。

決められた道なんて歩かないの。新しい道を自分で切り開くのだ。

旭山記念公園・森の家に到着しました。

荷物を置いて、遊べる支度を整えたら、ひみつの雪遊びスタートです!

最初の遊びは定番の雪合戦。

…だったはずですが、それがそのうち雪中相撲に発展。

スタッフを倒せ!!

「疲れた~。でも、楽しぃ~。」

朝からため込んでいたパワーをひとまず発散し、気分も爽快になったところで今度はとっておき尻すべりポイントにみんなで移動します。

おうちから持参したコメ袋を忘れずにお持ちくださいませ。

わっせ、わっせ。よいせ、よいせっ。

山道をひたすら登ります。

まだ登ります。

まだまだ登ります。

休憩中でも遊んでる。

もしゃもしゃの木発見。登れるかな?

さぁ、もう少し登ってみるよ~。

尻すべりポイントに到着です。

ここまで登ると、尻すべりのコースも超ロングコースを楽しめるわけです。

それいけ~!!

コメ袋、大活躍。

ロングコース、尻すべりを長く楽しめるのは良いのですが、頂上まで登ってくるのは大変。

それでもみんな何回もわっせわっせと登ってはすべり下りるを楽しんでいました。

 

お昼ご飯を食べるために戻り来て、雪をほろって見てみれば、たくさん遊んだ証拠がスキーウェアのフードの中に。

お昼ご飯タイム。雪遊びはとってもエネルギーを使うので、みんな食欲旺盛です。

 

さぁ、美味しいお弁当を食べて充電完了。

再び雪の世界へ。

冬眠中のクマ発見。雪の布団をかけてあげましょ。

ひみつの雪遊び①は“音を頼りにラジオを探せゲーム”です。

ルールは簡単。

雪の中に隠したラジオを音を頼りに見つけ出す、というゲームです。

「これぐらいの音量で鳴らしてあるから見つけてね」

「えぇ~、簡単だよぉ~」と子どもたち。

しかし、実際にやってみると聞こえない!見つからない!

「どこ?」「こっちから聞こえた!」「…聞こえないよ?」「あっちかなぁ??」

「みんなしゃべってるから聞こえないいんだよ!」「シーッッ!!」

「……こっちから聞こえる!!」

「このあたりから……」

「もう一回静かにしてみよう……」

「……!!聞こえる!聞こえる!」

雪の中を掘って、掘って、掘って…

「あった!!」

ラジオを出して聞いてみると予想以上に大きな音で鳴っています。

それが雪の中に埋めると途端に小さくなってしまうのです。

雪が音を吸収してしまうんですね。不思議~。

 

ラジオ探しゲームの次は、ひみつの雪遊び②“寒い北海道だからできるおやつ作りで大実験!”

アイスクリーム作りメーカーにリンゴジュースを入れて、その周りに雪を入れます。

このときに、雪だけ入れたものと雪と一緒に塩を入れたものでは、どちらがはやくシャーベットを作れるのかを大実験。

まずは、雪の温度が一体何度なのかチェック☆

だいたいマイナス2~3度くらいでした。意外と冷たくない。

アイス作りメーカーに雪を詰めます。

そして、転がしながら冷やします。

「渡したい人の名前を呼んで転がすんだよ!」

子どもたち自身から出たアイディアでしたが名前呼び合いっこシャーベット作りパスゲームは、なんだかとても心温まる光景でした。

こちらはシャベルを使ってボーリング。

15分経過。

中の様子を見てみることに。

塩を入れたボールのほうは

シャーベットになっている!

一方、雪だけのボールのほうは

ジュースのまま。

この違いは何だ?!

詰め込んだ雪の温度を測ってみることに。

雪だけのボールのほうは詰めたときの温度と変わらずマイナス2度くらい。

塩を入れたほうはというと、

みるみる下がってマイナス10度!

それぞれボールの中に入っている雪を取り出してみると、塩を入れないほうはサラサラの雪。

塩を入れたほうはベチャベチャに解けています。

塩と雪が出会うと、解けているのに温度は下がる……なんだか頭の中がこんがらがりそうですね。

塩を入れなかったボールのほうにも塩を入れてみんなでシャーベットを作りました。

寒い冬の北海道だからできるおやつ。

みんなで美味しくいただきました。

最後にご紹介するのはひみつの雪遊びおまけ編“鍋の雪はどうなった?大実験”

ラジオ探しゲームで、ラジオを隠すのを待つ時間を利用してやった予想実験。

鍋いっぱいに雪を詰めてストーブの上に置きます。

雪が全部解け切ったら、雪解け水は果たして鍋のどの辺まであるでしょうか?

「もちろん、鍋いっぱい!!」

「半分くらいなんじゃない?」

みんなの予想はこんな感じ。

果たして結果は…?!

なんと、鍋の半分にも満たない(だいたい鍋の3分の1くらい)の量に!!

「なんでだぁ~??」

「雪ってもとは水なんじゃないの??」

「わかった!蒸発しちゃったんだ、きっと」

子どもたちは自分が持つ知識を総動員してこの現象について考えます。

雪は確かに水からできてるんだけど、どうやら水だけでできてるわけじゃないみたいだね。

「あ!空気だ!!」

ピンポ~ン!雪って不思議な生き物だね。

 

ラジオの音が雪の中だと小さくなる現象や、塩を入れると温度が下がるという現象。

それがなぜそうなるのか?はおそらく中学生や高校生になったら詳しく勉強するでしょう。

今の子どもたちにはそういった現象が起こるリクツまではわからなくても、

今のうちにこうした現象にたくさん触れておくことが大切なんじゃないかと思うんです。

子どものうちにたくさんの「なんだこれ?」「変なの~」「不思議だなぁ~」に出会って、

それが今度は「もっと知りたい!」になっていくと学校の勉強も少しは楽しくなるでしょう?

遊びの中から「なんだこれ?」という好奇心の芽を見つけられる活動をこれからもしていきたいと思っています。

 

さて、バスの時間もありますからそろそろ帰る支度をしますよ。

帰る支度が出来たら最後のひと遊び。

坂の上からゴロゴロごろ。

目が回ったよぉ。

最後の最後まで雪遊びを満喫しました。

押しくらまんじゅう、

押されて落ちるな

押しくらまんじゅう、押されて落ちた

転がった

こっちの世界にいらっしゃい~。

きゃー!!

みんなとてもいい顔をしていました。

おーい、そろそろバスの時間だよ。

バス停までの長い階段ももちろん尻すべりです。

 

次回は23年度最後のイエティまるやま校『さっぽろミステリーツアー』をお届けします。

どこに行くかって?

それは、行ってみてからのお楽しみ☆(だってミステリーツアーだもん)

来月もみなさんのご参加をお待ちしています。

 

札幌まるやま校・上道和恵(うえちゃん)


ポロト湖アウトドアスケーティング

2012年02月04日 13時35分32秒 | いぶり校

今年のポロト湖は、いいです!分厚い氷におおわれています!

天気も申し分なし。コタンも美しく見えます。さあ、スケートだ!

毎年恒例のコープさっぽろでのおやつタイム。

レジの方ともちゃんとコミュニケーションがとれるようになりました。

スケートを履いて、さあ、氷の上へ。

最初はちょっと怖いね。

でも、あっという間に慣れました。ガンガン滑ります。

イスに、スケートの刃がついたものがありました。これ面白い!

「特急スーパー北斗」という名が付けられました。

札幌駅まで運行してくれます。

あと、タイムショックばりのスピントルネードとか、

氷のひびを線路に見立てて、「氷のヒビ線路をたどる旅」とか

普段のスケートリンクでは絶対にできない、

天然リンクならではの遊びをずーっとしてました。

ポロト湖スピントルネード!!

 

 

昼は、落ち着いた雰囲気のレストハウスで食べます。みんなほっぺが赤い!

 

よねちゃんが、肉まんを蒸してくれました。

こういうときって、なんでこんなに肉まんがうまいんだろうな。