ついに迎えたポロト忍者学校での忍者修行キャンプ最終日。
それぞれの宿泊部屋でぐっすりの様子でしたが、
7:30の朝ごはんの時間前には、みんなきっちり揃っていました。
混ぜご飯、味噌汁、アジフライ、おひたし、デザートにみかん寒天ゼリー。
朝からもりもり食べます。
食後の運動?カツオから鰹手ぬぐいを奪うことに成功!
さて、ご飯を食べたら、これまでの修行で一番難しいかもしれない(!?)
忍法くもがくれの術の修行です。
忍者たるもの、自分が居た痕跡を残してはならぬ!
ということで、片付け→荷物運び→そうじ を部屋ごとに協力して頑張りました。
外階段も笹ぼうきでササッと。
終わった部屋から、最後の自由修行の時間です。
小川周りを探検する忍者。
火遁の術、焚き火を起こす忍者。
剣の修業に励む忍者。
氷遁の術の実験中の忍者。
さて、全部屋すっかり雲隠れの術できれいにしたら、最後に全員で修行に使った場所を片付けます。
細かいゴミやもともとあったゴミまで拾ってくれる忍者。
道具運びを手伝ってくれる忍者。
テント撤収を手伝ってくれる忍者。
みんなの動きのおかげで、無事撤収完了となりました。
最後に3日間の修行の成果を、ということで、
初日に会得した基本のキである、忍者の動きを見せてもらいました。
「空!」「土!」「森!」「山!」「ポロト!」
合言葉が発せられるたびに、これまで一番の動きをみせてくれた忍者達。
いかがでしょう、この木への隠れ具合。
そうしているうちに、ポロト民族のポロンちゅが、最後に歌でお見送りに来てくれました。
子ども忍者達からの激しい歓迎に合いながらも、昨日の取り憑かれた大人忍者との対決でも、
何が起こっても音楽を奏で続けてくれたポロンちゅ。
さすが、この広い森に住む人達は心も広いのでしょうか。
さて、修行終了、ということで、終了の集いのために、特別に校長の館へ。
修行の様子を見ることができなかった校長に内容を報告するため、
部屋ごとに
楽し方修行、難しかった修行、大変だったこと、特に好きだった食事のメニュー
についてふりかえりました。
報告内容がまとまったところで、他の任務中に時間を作ってくれた校長が参上。
校長が倒すはずであったウエンカムイを、見事子ども達でやっつけたということで
再度ねぎらいの言葉をいただき、
免許皆伝の巻物の授与です。
名前を呼ばれ、「はっ!」と忍者らしく返事をする忍者、忍者歩きで受け取りにくる忍者
笑顔で受け取る忍者。一人ひとりに「大儀であった」とのお言葉をいただきました。
記念に、全員で写真をとり(忍者バージョン&おもしろバージョン)
みんなで食べる最後のごはんです。
3日間みんなが元気に修行できるようにキッチンで支えてくれた
キッチン忍者のカツオやもじゃのおいしいごはんに、最後までおかわりの列がやみません。
このあとは、解散場所毎に荷物をつめこみ、
一般のお客様達の利用もあったなかで、
私達が動きやすいようにビジターセンターを使わせてくださった
ポロトの森キャンプ場の管理人さんにもご挨拶。
さらば!元気でな!と、それぞれの忍者の里へと戻ってゆきました。
3日間、疲れもあったと思いますが、解散のときまで元気もりもり忍者がたくさん。
過去に忍者修行に参加してくれていた、忍者卒業生にも会えました。
いぶり流、札幌流、黒松内流、
それぞれの里の忍者達が集った今年の忍者修行。
11月下旬の開催にはなりましたが、
寒さにも負けず、期間中の天気にも恵まれ、無事終了することができました。
送り出してくださった保護者のみなさま、ありがとうございました。
それぞれの里に戻ってからも自分の感覚や得意なことをのばし、
良い忍者になってもらえればと思います。
それでは、またいつかどこかで会う日まで。
さらばじゃ!
(ちこえもん こと 大類幸子@黒松内ぶなの森忍者学校)