2015-0806-man1830
万葉短歌1830 うち靡く1666
うち靡く 春さり来れば 小竹の末に
尾羽打ち触れて うぐひす鳴くも ○
1666 万葉短歌1830 ShuE268 2015-0806-man1830
□うちなびく はるさりくれば しののうれに
をはうちふれて うぐひすなくも
○=未詳。
【編者注】「詠鳥」(1819~1831、13首)の第12首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第19首。
【訓注】うち靡く(うちなびく=打靡)。小竹の末(しののうれ=小竹之末)。尾羽(をは)。うぐひす(鸎)。