2015-0813-man1837
万葉短歌1837 山の際に1673
山の際に うぐひす鳴きて うち靡く
春と思へど 雪降りしきぬ ○
1673 万葉短歌1837 ShuE270 2015-0813-man1837
□やまのまに うぐひすなきて うちなびく
はるとおもへど ゆきふりしきぬ
○=未詳。
【編者注】「詠雪」(1832~1842、11首)の第6首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第26首。
【訓注】山の際(やまのま=山際)。うぐひす鳴きて(うぐひすなきて=鸎喧而)。雪降りしきぬ(ゆきふりしきぬ=雪落布沼)。