万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1833 梅の花1669

2015年08月09日 | 万葉短歌

2015-0809-man1833
万葉短歌1833 梅の花1669

梅の花 降り覆ふ雪を 包み持ち
君に見せむと 取れば消につつ  

1669     万葉短歌1833 ShuE269 2015-0809-man1833

うめのはな ふりおほふゆきを つつみもち
 きみにみせむと とればけにつつ
=未詳。
【編者注】「詠雪」(1832~1842、11首)の第2首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第22首。
【訓注】降り覆ふ雪(ふりおほふゆき=零覆雪)。包み持ち(つつみもち=褁持)[下記注]。消につつ(けにつつ=消管)。
【編者注-つつみもち】出現は2か所、07-1222褁持、10-1833褁持。