2015-0814-man1838
万葉短歌1838 峰の上に1674
峰の上に 降り置ける雪し 風の共
ここに散るらし 春にはあれども ○
1674 万葉短歌1838 ShuE270 2015-0814-man1838
□をのうへに ふりおけるゆきし かぜのむた
ここにちるらし はるにはあれども
○=未詳。
【編者注】「詠雪」(1832~1842、11首)の第7首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第27首。左注に、「右一首筑波山作」。
【訓注】峰(を)。降り置ける(ふりおける=零置)。風の共(かぜのむた=風之共)[02-0199(長)風之共]。ここに(此間)。