万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1846 霜枯れの1682

2015年08月22日 | 万葉短歌

2015-0822-man1846
万葉短歌1846 霜枯れの1682

霜枯れの 冬の柳は 見る人の
かづらにすべく 萌えにけるかも  

1682     万葉短歌1846 ShuE281 2015-0822-man1846

しもがれの ふゆのやなぎは みるひとの
 かづらにすべく もえにけるかも

=未詳。
【編者注】題詞は、「詠柳」(1846~53、8首)、その第1首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第35首。
【訓注】霜枯れの(しもがれの=霜干)。かづら(蘰)。萌えにけるかも(もえにけるかも=目生来鴨)。