万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌1835 今さらに1671

2015年08月11日 | 万葉短歌

2015-0811-man1835
万葉短歌1835 今さらに1671

今さらに 雪降らめやも かぎろひの
燃ゆる春へと なりにしものを  

1671     万葉短歌1835 ShuE270 2015-0811-man1835

いまさらに ゆきふらめやも かぎろひの
 もゆるはるへと なりにしものを
=未詳。
【編者注】「詠雪」(1832~1842、11首)の第4首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第24首。
【原文】次注参照。
【編者注-類歌】万葉集10-1835 今更 雪零目八方 蜻火之 燎留春部当 成西物乎  作者未詳
 新古今集0021 今さらに雪降らめやもかげろふの 燃ゆる春日となりにしものを  読人しらず
 新古今集翻詠001 今ごろになって雪なの?困るなあ かげろう燃え立つ春だというのに  悠山人
 (http://blog.goo.ne.jp/goo2049/d/20050628 参照)