2015-0820-man1844
万葉短歌1844 冬過ぎて1680
冬過ぎて 春来るらし 朝日さす
春日の山に 霞たなびく ○
1680 万葉短歌1844 ShuE279 2015-0820-man1844
□ふゆすぎて はるきたるらし あさひさす
かすがのやまに かすみたなびく
○=未詳。
【編者注】「詠霞」(1843~45、3首)の第2首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第33首。
【訓注】冬過ぎて(ふゆすぎて=寒過)。春来る(はるきたる=暖来)。朝日さす(あさひさす=朝烏指)。春日の山(かすがのやま=滓鹿能山)。たなびく(軽引)。