万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4473 うちひさす4144

2022年09月04日 | 万葉短歌

2022-0904-man4473
万葉短歌4473 うちひさす4144

うちひさす 都の人に 告げまくは
見し日のごとく ありと告げこそ  山背王

4144     万葉短歌4473 ShuJ717 2022-0904-man4473
 
□うちひさす みやこのひとに つげまくは
  みしひのごとく ありとつげこそ
〇山背王(やましろの おほきみ)=出雲守。「長屋王の子。安宿王の同母弟。」
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第181首。「八日讃岐守…歌二首」の第2首、左注に「右一首守山背王歌也 主人(あろじ)安宿奈杼麻呂語云 奈杼麻呂被差朝集使(てうしふしに つかはさへ)擬入京師(みやこに いらむとす)因此餞之(せんする)日各作歌聊(いささかに)陳所心(おもひを のぶ)也」。
【訓注】うちひさす(宇知比左須)。都(みやこ=美也古)。