万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4480 畏きや4151

2022年09月11日 | 万葉短歌

2022-0911-man4480
万葉短歌4480 畏きや4151

畏きや 天の御門を 懸けつれば
哭のみし泣かゆ 朝夕にして  〇

4151     万葉短歌4480 ShuJ725 2022-0911-man4480
 
□かしこきや あめのみかどを かけつれば
  ねのみしなかゆ あさよひにして
〇=作者未詳。「〔前歌作者〕藤原夫人(大原大刀自)と同様、後宮の一女性にちがいない。」
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第188首。脚注に、「作者未詳」。左注に、「右件四首伝読兵部大丞大原今城」。
【訓注】天の御門(あめのみかど=安米乃美加度)。懸けつれば(かけつれば=可気都礼婆)[「心にかける」]。朝夕(あさよひ=安佐欲比)。