万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4496 恨めしく4167

2022年09月27日 | 万葉短歌

2022-0927-man4496
万葉短歌4496 恨めしく4167

恨めしく 君はもあるか やどの梅の
散り過ぐるまで 見しめずありける  大原今城

4167     万葉短歌4496 ShuJ783 2022-0927-man4496
 
□うらめしく きみはもあるか やどのうめの
  ちりすぐるまで みしめずありける
〇大原今城(おほはらの いまき)=20-4442歌注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第204首。題詞に、「〔天平宝字二年(758)〕二月於式部大輔(しきぶのだいふ。「文官の人事、養成、行賞などを掌る式部省の次官」)中臣清麻呂朝臣之宅宴歌十五首」。その第1首。左注に、「右一首治部少輔大原今城真人」。
【訓注】君(きみ=伎美)[清麻呂]。見しめずありける(みしめずありける=美之米受安利家流)[「見せて下さらなかったとは」]。